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393.自分の撮った写真の場所がわかってしまうなんてお断り~

自分の撮った写真の場所がわかってしまう?

みんな気軽に、撮った写真をSNSに投稿している。

子どもたちの写真、彼女の写真、友だち同士の集合写真や自分の姿などの場所が特定されたら怖いよね。
別に悪いことしていないから何も問題ないという人もいるけれど、嫌な人もいるよね。

ラインやGメールで写真を送るのも怖いよね。
もちろん、信頼関係のある人なら明日いてのことがわかっているけれど、不特定多数、知らない人たちに場所を特定されてしまうのは嫌だよね。
誰だって知られたくないこと、知られたくないものだってある。

そう、「赤の他人」「見知らぬ人」たちまでも見てしまうし、住んでいる場所や撮った場所まで特定されるとなると、怖いよね。世の中は、危険だらけ、いつどこで、何かの犯罪にだって巻き込まれる場合もある。

スマホには、GPS(全地球測位システム)があり、電波を使い、自分のいる場所を判断する機能がある。

スマホを失くした場合などはあとあと見つけるのに助かったり、子どものいる場所の位置を特定したり、認知の方で迷子になった場合捜索することなどは役に立つ場合もある。
テレビでも放送されたが、都内を歩く人の人数、ドコモなのか、AUなのか、アンドロイドなのかも特定し、通行人の数まで正確にわかる。

とても便利だが、諸刃の刃、危険もある。
一人暮らしのご老人のことまでもわかってしまう。

最近では、SNS上での掲載写真の位置情報を削除しているケースもあるという。それだけ問題が起きている証拠のような気がしている。

第70回「ネットに写真を公開する、その前に!」(前編)

【写真の位置情報】意図せず位置情報を送っているかも?メールやSNS投稿で、位置情報が削除されているかどうか検証!

※本内容は、「肖像権」シリーズ。
(月)・(水)・(金)毎週、3回投稿しています。
我が国、1億数千万人、すべてがスマホを持つ、一億総カメラマン時代。
現在、様々な場所でこの写真、映像の問題がトラブルとなっています。写真や映像を撮影した者には「著作権」があり、写された者には「肖像権」があります。「撮る側」には「撮る権利」があるといいますが、撮られる側には「撮られたくない権利」というものがあります。
もっとも大切なことは「撮る側」は人を傷つけてはならないという最低限度のルールやマナーが必要になります。
撮っただけであくまでも「個人的利用」「私的使用の範囲」だという人もいますが、たとえ、公表し、使用しなかったとしても、「隠し撮り」「盗撮」のような、悪質なものもあります。「撮る行為」というのは利用の仕方によっては「暴力」と化します。あまりにも安易に写真や映像が簡単に撮れる時代だからこそ、注意と配慮が望まれます。

本内容は、全国の都道府県、市町村、学校、NPО団体、中小企業、noteの皆様、クリエイター、個人の方々を対象としているものです。また、全国の職員研修での講演先のみなさまにもおすすめしています。
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