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364.親しい関係は名前を呼び合うことから生まれる気がする。

1.人間の心理・説明術「親しい関係は名前を呼び合うことから生まれる」


人の心理はとても不思議なもの。
わたし達はさまざまな人達と出会い、さまざまな会話をかわす。
しかし、話をしたり、説明をしたり、質問をする中で、意識して相手の名前を何回ぐらい呼んでいるのだろう。

注意してみるとこんな現象がある。
「人は親しければ親しくなるほど、気楽に名前を言い合っている」、それは親しい友人であったり、恋人同志であったり、親子であったり。

また初対面の人でも、相手の名前を頻繁に出すことによって、親頼感(親近感)を生み出す。

それでは、自分にあてはめて考えるとよくわかる。初対面の人が自分の名前を呼んだ場合、相手に敵意を感ずるより、むしろ親近感をもつはずだ。
たとえば銀行での待ち合い室で、順番を待ち、名前が呼ばれる。
これは当り前のこと。

でも、次に行った時に、突然話しかけられて名前を呼ばれたりすると驚いてしまうことがある。
なんとなく気持の良いこと。

このように名前は不思議な作用をもっている。

しかし、名前を気軽に呼びあえないときは、他人同志であったり、知らないもの同志であったりする。
まるで知らない人から名前を呼ばれたりすると嫌な気を覚える場合もある。むしろこの場合は不信感がめばえてしまうはず。

たとえば面識のある者同志で、声をかけるとき、
「すみません」
「失礼ですが」
「ちよっと」
「あなたは」
「君は」なんていうと最悪。

相手側にしてみれば、何か自分が馬鹿にされていると感じるか、見下されていると思うか、冷たい感じを相手に与えてしまう。

「○○さん」、「○○くん」と、
ちゃんと名前を呼ぶことによって人は安心感を感ずる。

また、もし初対面でも名前を覚えてもらい、名前を言われると、なぜかホットし、安心する。さらに名字ではなく名前を呼び合う関係とはとても強い関係ともいえる。

人はこのように名前でいかようにも反応する。
友人や彼女、仕事先の人達に、あえて名前を繰り返し、話しかけるテストをしてみることも面白い。どんな反応を示すだろう。

担当者の名前を知る、初めての出会いの人の名前を必ず呼ぶ、説明の最中にでも呼んでみる、ただし意識せず自然と呼びかけることによって、伝わりやすい説明ができるコツ。

人は親しければ親しいほど、気楽に名前を言える。
それが初体面であったとしても、相手の名前を意識して、頻繁に出すことで親しみ、好感を与えていく。

最近は、会話の中でお互いの名前を呼び合う機会が少ない時代ともいえるが、これは、それだけ親しい関係でない証拠・・・・・・。

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