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Magic:The Gathering(ギャザ)記事まとめ

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note公式のMagic:The Gathering(ギャザ)マガジンです。 皆さんが書いてくださった素敵な記事をまとめていきます!
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2021年4月の記事一覧

スタンで一番シンプルなデッキ「ドラゴンの接近バーン」を研究する!♯1

↑完成した記事がこちらです!  マジック:ザ・ギャザリングの最新弾ストリクスヘイヴンの発売直後から1枚だけ高値で取引されているコモンカードがある。「ドラゴンの接近」だ。このカードを見たとき誰もが専用デッキを作れるのではないか?と未知なる可能性を感じたはずだ。私スナガガもその可能性に魅入られた一人だった。緊急事態宣言下でどこへも行けないゴールデンウィーク、〈ドラゴンの接近/Dragon's Approach〉をつかったデッキについて研究してMTGアリーナをしながら過ごそうと思

デプス使いに告ぐ

おはようございます。ゴールデンウィークに入った方もおられると思います。この期間には、ちょっとしたことを毎日書いていこうと思います。(昨日の大会記を含めて2日は達成。明日書けばとりあえず3日坊主。。。というくらいの気持ちですが) さて、今日の記事は、デプスについてです。 デプスとはデプスとは(多くの場合)《暗黒の深部》のことです。英語名のDark Depthの後ろ側を取っています。 この土地はマナ能力を持ちません。30マナを注ぎ込むことで、20/20のトークンを生成するロ

ストリクスヘイブンのドラフト雑感

月末ミシック滑り込みました、ズサーc⌒っ゚Д゚)っ 後から見返せるよう環境の特徴等を纏めておきたいと思います。 20~23、28~30日でドラフトしてましたが、28日以降は勝率59%なので、自分にしては調子良いほう。 この記事では最初に環境の特徴(結論)を述べたうえで履修・講義・魔技のメカニズム(理由)に触れていこうと思います。というのも、上記メカニズムが環境形成に大きく影響しているためです。 ただそれなりに長文なので、要点となる三点だけ先に書いておきます。これ

中村修平のMTGリミテッド解読「ストリクスヘイヴン:魔法学院」

authored by Shuhei Nakamura ※当記事を、事前の承諾無く複製・転載・加工・配布・再出版等することを禁止します。 (1)「ストリクスヘイヴン:魔法学院」全体の印象アグロに動く事が肯定されており、その前提の上で序盤を壁役に任せての高コスト叩きつけ戦略が2番手として存在している環境。 全体的にカードパワーが弱く、セットの特徴であるインスタント/ソーサリーシナジーと各大学のアーキタイプ、そして比較して強めに作られている各大学のマルチカラーカードに沿って

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【MTG/EDH】騒々しい写本、コーディ/Codie, Vociferous Codex

細かい点はまだまだ詰められるものの、ある程度レシピがまとまったため、軽い解説と共にレシピを掲載したいと思います。 【デッキレシピ】 <統率者> 騒々しい写本、コーディ/Codie, Vociferous Codex <土地>34枚 島/Island 古えの墳墓/Ancient Tomb 統率の塔/Command Tower 宝石の洞窟/Gemstone Caverns 色あせた城塞/Tarnished Citadel 真鍮の都/City of Brass 産業の塔/S

【MtG】クソデカボーイズと見るストリクスヘイヴン【ヒュージ・リーダーズ】

いよいよ明日はストリクスヘイヴンの発売日ですね。いかがお過ごしでしょうか。なすです。 最近はヒュージリーダーズにハマっており、プレビューウィーク中もマナコスト5以上のものばかりに目が行ってしまいました。ヒュージやってる人なら共感してくれるはず。 本noteでは、ヒュージリーダーズ視点で新カードを見ていきます。 ヒュージって何??という人は下記リンクからどうぞ。 ヒュージ・リーダーズ難民キャンプ https://sites.google.com/view/huge-leade

マッサンのブロール構築記 ㉛ヴェロマカス・ロアホールド

1.はじめに4月16日 ストリクスヘイヴン開講 今回の新セットのテーマはとある次元の魔法の大学「ストリクスヘイヴン」。ユニークな大学が5つ存在し、考古学専門の「ロアホールド」、芸大に相当する「プリズマリ」、数学特化の「クアンドリクス」、生物学を学べる「ウィザーブルーム」、そして修辞学に秀でた「シルバークイル」の5大学が存在する。 さっそく世界中のMTGプレイヤーがこぞって授業を受け始めているようで、中には「ストリクスヘイヴンからMTGを始めました!」というプレイヤーの声も

大好きなMTGプレイヤー

3分弱で読めます MTGのプロプレイヤーは沢山いますが、中でも自分が好きなプレイヤーはガブリエル・ナシフです。 ガブリエル・ナシフについてライフ0まで諦めず最善を尽くし、大舞台でもMTGを楽しめるプレイヤーです。 基本的にコントロールデッキを多用しています。使用デッキの中では、ローウィンブロックの鮮烈な土地を使用した多色デッキ「クイックントースト」に残酷な根本原理を投入した「ナシフトースト」が有名です。 カードゲームの魅力を教えてくれたプレイングやデッキの調整力はもちろ

【ストリクスヘイヴン】BO1ドラフトのコツ①

はじめまして、みかんプレと申します。 ミシック1桁に到達したので、此処らで今環境の個人的考察をまとめます。 コツ① 黒緑・緑青・黒白のデッキを組む色の組み合わせの強さは以下の印象。 黒緑・緑青・黒白 > 赤青 >> 赤白 >>> その他※ ・黒緑・緑青・黒白はその色が空いていれば勝手に強いデッキになる。 ・赤青は強力なカードが多いが、ピックが事故りやすくデッキ構築やプレイングの難易度も高めで安定しないのでこの位置。 ・赤白はコモンやアンコモンが弱めで、レアや強アンコモン

パウパーの“ゴブリン頑強”解体新書

どうも、はじめましての人ははじめまして。そうでない人はこんにちは。けいがと言います。主にMagic Onlineでパウパーを遊んでいます。 今回は、『ストリクスヘイヴン:魔法学院』発売後から様々なプレイヤーが注目しているデッキ、“ゴブリン頑強”について、簡単な紹介をしたいと思います。 ことの始まりコンボ自体は、『ストリクスヘイヴン』のプレビューで《授業初日/First Day of Class》が公開されたときから話題となっていました。 かく言う自分も興味をもっていた一

EDHで上級者になるために(準備編)

はじめに統率者戦(以下:EDH)の上級者になるためには何が必要なのか?EDHのデッキ単位の攻略記事は数多くあるが、プレイング指南や総論少ない様に感じる。 好みのデッキを年単位で使う事が多いEDHにおいて、デッキ単位での解説などは書きやすいと思うが、EDHのプレイングについて書く事は何処かおこがましさがあり、書きにくい題材なのだろう。 今回、大それたタイトルで記事を投稿してみようと思ったのは、私自身が考えている事を文章化して整理する目的と、初心者などに教えを乞われた時にまとめ

【拙訳】ストリクスヘイヴン ドラフトガイド by Anže Mlakar(Card Game Base)

 なぜか今回なかなか見つからなかった「ストリクスヘイヴン:魔法学園」ドラフトテック記事ですが、今回はCard Game Baseに辿りつき発見しましたので、翻訳がてらシェアさせていただきます。  イントロダクションが講義形式だったので、いつもと趣向を変えて先生口調で訳してみます。執筆者のBioもよくわからないし、いいですよね?(ごめんなさい)。 ※約20,000字の長文です。閲覧の際はご注意ください。 ※全文無料で公開していますが、今回も作業にかなりの労力がかかっており、

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世界一参考にならないリミテッド攻略 「物質の学部長、キアン」編

 ストリクスヘイブンのMTGアリーナ実装から、テーブルトップのプレリリースなど販売前ですがプレイできる機会がかなり増えましたね。私スナガガも数回プレイしたのですが、なぜだか「物質の学部長、キアン」に好かれているようで、3回ほどカードプールに現れてそのうち2回は7勝をさて貰ったので、「物質の学部長、キアン」についてのみの誰得なリミテッド記事を書いていきたいと思います。裏面についても触れません。 〈物質の学部長、キアン〉とはどんなカードなのか? 3マナ2/2のクリーチャーで、タ

ストリクスヘイヴンドラフト!4/17

 こんにちは!ねんぱちです!いよいよストリクスヘイヴン、実装されましたね!早速何回かドラフト回してみました!その中で7勝達成することが出来たので、そのデッキの紹介と実装して二日目環境の所感を書いてみようと思います!  7勝したデッキはこちら!(主なカードの感想) ということで7勝達成デッキは白黒(シルバークイル)でした! 前回の記事で着目した通り、やはり飛行で押し込む形が強かったですね。 カードごとの感想を書いていきます。 墨の決闘者、キリアン  強すぎました。このクリ