最近の記事
第112回おうちでレガシー カバレージ Round3 Kiyoaggro(ディミーアリアニメイト) VS ラヴェル(The Spy)
レガシーで今最も強いデッキは何か?この問いを投げかければ、10人が10人こう答えるだろう。「ディミーアリアニメイト」であると。 元々《悲嘆》+《再活性》を軸とし、コンボにも強く立ち回れる「ディミーアテンポ」に、《納墓》からいきなり各種大型クリーチャーを呼び込むすべを搭載。結果、どのようなデッキに対しても強く振舞うことが可能な、今最も器用なデッキである。 そしてそれは「モダンホライゾン3」加入後も変わらない。今回「Kiyoaggro」はこのデッキに更に新戦力を加え、より堅牢
マガジン
記事
第111回おうちでレガシー カバレージ Round3 けんだま(エスパー石鍛冶) VS アサカワタキ(ジェスカイコントロール)
おうちでレガシーには「門番」がいる。 2024年のおうちでレガシーは、そう囁かれて久しい。実は今年に入り、本イベントにおいて、全勝ラインにいるプレイヤーをことごとく粉砕し、全勝をかっさらい続けるプレイヤーがいるのである。 彼の名は「けんだま」。レガシーで最もオールラウンドに戦うことが出来る「エスパー石鍛冶」を片手に、今日も今日とて全勝ラインに来た挑戦者を迎え撃つ構えを取る。 対するは「アサカワタキ」。今回彼は「ジェスカイコントロール」でけんだまに挑む。エスパー石鍛冶ほど
第111回おうちでレガシー カバレージ Round2 DENSON(黒単) VS アサカワタキ(ジェスカイコントロール)
現代レガシーにおいて、基本的に相手に押し付ける戦略は強力である。様々な理由があるのだが、昔に比べてパーマネントの質が向上し、そこに黎明期特有のマナ加速が合わさり化学反応を起こした、と見るのが一般的である。 「DENSON」が持ち込んだ「黒単」も、そんな押し付けるタイプのデッキである。《暗黒の儀式》を軸として一気にマナを稼ぎ出すことで、《オークの弓使い》《敵対工作員》《黙示録、シェオルドレッド》を叩きつける、極めて攻撃的なデッキである。近年黒いクリーチャーの質が向上し、より一
-
第108回おうちでレガシー カバレージ Round2 Poporon(グリクシスデルバー) VS パトリオット杉井(ジュエルショップ)
ここに《切望の宝石》というカードがある。6マナと重く、相手に攻撃されると所有権が移るというデメリットを持ちながら、3枚ドローできる3マナアーティファクトである。 本来は統率者用に作られたカードではあるが、これをレガシーに転用できないか?という理論で作られたのが「パトリオット杉井」の「ジュエルショップ」である。 《古えの墳墓》などの2マナ土地や《厳かなモノリス》を活用し、盤面に出てきた《切望の宝石》は《ファイレクシアの変形者》や《Copy Artifact》でコピーして使い