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第104回おうちでレガシー カバレージ Round3 Poporon(グリクシスデルバー) VS ぺぽ(ボロスイニシアチブ)
「グリクシスデルバー」。《秘密を掘り下げる者》を軸とし、効率よく相手のライフを削っていくデッキである。 最近は相手のドローを阻害する手段として《オークの弓使い》を採用したグリクシスカラーのデッキが主流なのだが、この構成に意を唱えるプレイヤーが現れた。彼の主張はこうだ。 「《オークの弓使い》は強い。が、ライフを削る力は弱い。」 この考えに基づいた彼のグリクシスデルバーは一風変わった構成をしている。メインボードから《オークの弓使い》は全て排され、代わりに《鍾乳石の追跡者》《
第103回おうちでレガシー カバレージ Round1 オムニ太郎(《ドラゴンの接近》コンボ) VS ガイ(《人道に対する膿》コンボ)
ここに《ドラゴンの接近》というカードがある。通常は3マナ3点火力なのだが、唱えた際に墓地にある《ドラゴンの接近》を4枚追放することで、ライブラリーから好きなドラゴンを盤面に呼び込むことが出来る。 ここに《人道に対する膿》というカードがある。こちらは唱えると墓地と追放領域の《人道に対する膿》というカードの枚数+2のパワータフネスを有するウーズトークンを生成するカードである。 一見すると、取り立ててカードパワーが高くないこの2枚のカードだが、実はとある共通項がある。これらのカ
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第101回おうちでレガシー カバレージ Round2 なぼっくす(カスケードクラッシュ) VS ガイ(スゥルタイカンパニー)
2024年3月。モダンにて《暴力的な突発》逝く。インスタントタイミングで唱えられる続唱呪文であり、モダンでは「カスケードクラッシュ」や「リビングエンド」のお供として、その存在感を放っていたことは言うまでもない。むしろ存在感を放ち過ぎたがゆえの禁止と考えれば、まあ納得のできるものかもしれない。 さて、この《暴力的な突発》。モダンで出禁になったからと言って、他のフォーマットで出番がないかというと…そうでもなさそうなのが面白い所である。今回「なぼっくす」が持ち込んだレガシー版「カ