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Magic:The Gathering(ギャザ)記事まとめ

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note公式のMagic:The Gathering(ギャザ)マガジンです。 皆さんが書いてくださった素敵な記事をまとめていきます!
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2021年1月の記事一覧

KHMコモンカードPauper評価

まえがき公式よりカルドハイムの全カードがカードギャラリーに掲載されたのでPauper目線で雑感をば。 白《戦場の猛禽》 装備品などのパワー強化と相性の良いウィニー・クリーチャー。白単系のアグロデッキの強化手段としてメジャーな《骨断ちの矛槍》を装備すると《コーの空漁師》を突破できるなど1マナクリーチャーとしては攻撃が通り易いです。(これを採用するような白系のアグロが環境で有力でないという問題はありますが。) 《掟綴りの僧侶》 条件付きですが2/2警戒に相当するのでカウン

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直近の投稿について~禁止解除モダン~

突然ですが、私、なんと 【Cozy Game Space TiM】という名のお店をやっておりまして、、、若輩ながら店長をしております。(申し訳程度にお店の宣伝失礼しますね) 長崎県長崎市大橋町6-11アルベ岩屋橋202号室にお店を構えております。 Twitterアカウントはこちら→(@cozy_tim) いきなりお店の宣伝だったわなんだこれって思われた方、申し訳ないです。 当店、長崎市内に所在しているため新型コロナウィルス感染症対策として独自の緊急事態宣言発令中の影

デッキのタネ -天才のひらめき- Vol.2

≪デッキのタネ -天才のひらめき- とは?≫ あまりメジャーではないカード、新しくリリースされたカードのシナジーやコンボになりそうな気付き/アイデア。 そういった「それだけではデッキになりきれないが、可能性を感じられる気付き/アイデア」を紹介していきます。 そして、あわよくば読んでくれた方々がそれをデッキへと昇華してくれることを期待するコーナーでもあります。 ※主に、エターナル環境の話がメインになります。 こんにちわ。 Mana Capsule東京支部のNinjiNです。

マッサンの統率者構築記 ③エドガー・マルコフ

1.はじめに昔、とある島に吸血鬼の一族が住んでいたそうです。 彼らは島民と仲良く暮らし、それは平和な毎日を送っていました。 しかし、その生活も終わりを迎えてしまいます。戦争に勝つため、本土から兵隊さんがやってきたのです。 兵隊さんの目的は「最強の軍隊を作る」こと。そのため、人以上の力を持った吸血鬼の一族は皆実験に使われてしまいました。 ですが、その中の一人が実験により今までの吸血鬼以上の能力を持ってしまいました。彼は自分の血を使い、人間を吸血鬼に変えてしまうのです。

【スタンダード】グルールフードデッキガイド

 僕は現在のスタン環境が好きなのですが、もう環境終盤で大きなイベントはなさそうです。このまま終わるのも何か寂しいので今使っているデッキの一つを1200位目指して走る人なんかに需要があって伸びたりしないかと期待しながら記事に残すことにしました。よろしければお付き合いください。 使用ツール: MTG Decklist Viewer インポートリストは記事最下部  勝率はミシック帯で79%と高く、トップメタのグルールに9-1と特に良いスコアが出ています。  本記事では現環境で

Magic;the Gathering 未発売エキスパンションのテストカードについて

こんにちは!今回は追い求めている”Dragon”のテストカード(”シヴ山のドラゴン/Shivan Dragon”の原型)を探すうちに出会った未発売エキスパンションのテストカードに関連する記事を書いてみようと思います。 探し続けている”Dragon”のテストカード。mtg全てのドラゴンの始祖とも言える。ドラゴンは国籍関係なく男の子が大好きな種族なので、誰も手放してくれません。しかしカッコいい…くれ… 《未発売のテストカードとは?》mtgの開発段階では92-95年頃までこのD

マッサンの統率者構築記 ②嵐呼びのカラマックス

1.はじめに「おかわりがほしい」 美味い飯を食った時、あるいは腹が猛烈に減った時、人間誰しもこう思うものである。目の前のご飯がもう一品出てきてくれないかなあと、最近筆者も夕飯を食べながらぼんやりと考えている。 一度使ったものをもう一回味わうこの「おかわり」、MTGにおいても大人気である。一回使ったインスタントやソーサリーを再利用できる《瞬唱の魔導士》や《ヴリンの神童、ジェイス》、《ゴブリンの闇住まい》などに代表されるように、呪文のおかわりは人気が高く、かつ強力であることは

【MTG】ドレッジのすゝめ ~詰めMTG解答~

前回の記事、 の答え合わせです。ぎゃり粉です。 解答して下さった方ありがとうございました٩( 'ω' )و そして想定外の道筋が多くありましてすみません…。 問題を作成していろいろ気付くことや思うことがあったが、まずは答え合わせから。 ■問題1解答 使用デッキはマナドレッジ。 現在自分の第1メインフェイズで、次の条件でこのターンに勝利する。 ★問題1の状態 ・自分ライフ:1点 ・戦場、墓地:下画像 ・手札、ライブラリー:なし ・相手ライフ:20点 ・戦場:《The

カルドハイム、カード別分類(黒)

他の色などはこちら→(白)(青)(黒)(赤)(緑)(多色)(アーティファクト)(土地)(MDFC)  黒いラス。ラスなので強いが重い。リアニメイト部分を有効に使えれば強いが、青黒氷雪だと良くて2~3マナくらいのものしか戻せなさそう。黒緑氷雪ならもう少し重いものまで戻せそうだが、ラス自体は青黒のほうが強い。ラスなので他の黒が持っていく可能性もある。  白黒の重要パーツ。白黒なら7/7以上もあり得るかもしれない。他の色でも運が良ければ5/5くらいまでいきそうなので白黒が卓に一

カルドハイム・シナジー系カード

 特定の部族やシステムを参照する系のカードをまとめてみました。そのタイプを持つカード自体ではなく、それを参照したシナジーなどを持つカード群です。  上の列がコモン、真ん中がアンコモン、下がレア&神話レアです。枚数が多い場合は画像が2つに分かれています。  機械的に拾ったのでかなり無理のあるものも混じっています。 ・氷雪  氷雪マナや氷雪パーマネントなどとシナジーのあるカード、という基準で集めたら土地以外の氷雪カードがほぼ該当しました。スゥルタイカラーに偏っていますが種

【Pauper】ぱうぺあ杯(失墜記念杯)に出たの話

●わたくし、MOデビュー僕は生粋の紙MTGプレイヤーである。 僕にとってマジックとはエンタメでありコミュニケーションツールであり、競技的な勝敗は二の次なのだ。故にMTGアリーナのようなオンラインでのゲームは正直あまり楽しくない。 やはり感じたいのは"リアル"。テーブルという名のリングで面と向かってタイマンを張り、ピリついた"場"を肌で感じながら熱い戦いをしたい。 張り詰める空気、一触即発の火薬庫、とっておきの相棒-デッキ-で死線をくぐるスリル。Welcome to Unde

カルドハイム、カード別分類(土地)

他の色などはこちら→(白)(青)(黒)(赤)(緑)(多色)(アーティファクト)(土地)(MDFC) 氷雪基本土地・氷雪二色土地  レアリティはコモンだが、特殊な封入率を用いていて通常のコモンには混じらず、各パックに氷雪基本と地下氷雪二色土地のどちらかが一枚入っている。つまりドラフトでは卓あたり24枚出ることになる。ある程度安定してダブルシンボルを出すのに必要な土地枚数を8枚とすると、卓に氷雪デッキは3人が適正でそれ以上は過当競争になる。単なる2色土地として氷雪二色土地をピ

褒めて伸ばす「カルドハイム」収録のコモンレビュー~パウパー目線を添えて~

全部ほめます。褒めることを不快に感じる方は、閲覧を避けてください。この記事で全米が微笑みます。コロナが終わります。 絵がいい。パトラッシュ感。 「傑士」という言葉を我々に教えてくれる一枚。中盤以降は軽いコストで展開できるため、白のデルバーとして攻めの一翼を担ってほしい。 軽い警戒持ちというのは白において増えるたびに需要が増していく。相性がいいのは金切るときの声/Battle Screechや三つぞろいの霊魂/Triplicate Spirits、殉教者の魂/Martyr

「カルドハイム/Kaldheim」リミテッド用カードリスト

■はじめに いよいよ「カルドハイム」リリースまで1週間となりました。  特筆すべきは全体的なカードパワーの高さ。全体的にコスト設定が安く、またP/Tの値も高く感じます。スタンダードに影響するであろうカードの数も、(「エルドレインの王権」までは多くないまでも)「予顕」を中心にかなりの数が出てくると予想されています。  また、北欧神話をベースにした神々のカード化や、過去の有名なカードのリメイクなどもこのセットの特徴です。カード1枚1枚を見ているだけでも楽しめるセットになってい