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#落語・講談 まとめ

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落語や講談について書かれた記事をまとめていく公式マガジンです!主にハッシュタグ「#落語」「#講談」が付けられている記事を自動で追加し、紹介していきます。
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2023年4月の記事一覧

初めての落語

■柳家小三治 落語が好きと言いながら私は三遊亭萬橘の話しかしていない。 たまには他の落語家の話もしよう。 2014年3月9日(日)行徳文化ホールI&I「柳家小三治独演会」 私が初めて生で聞いた落語である。 開口一番は、柳家はん治の〝鯛〟 小三治師匠は〝やかん〟と〝錦の袈裟〟だったが、今考えると何も覚えてない。 むしろ、はん治という人は情けないオジサンだなあ……と弟子の方を覚えている。 生落語は初めてだが、私も昭和の生まれである。 うちの父方のおじいちゃんは三遊亭圓生に顔

このために開店前から並んでた

「土曜日」とかけまして、 「2」と解きます。 その心は、  さんの前です。 #Sunday #Saturday #はいはい いよいよ明日4月30日に落語会を開催することになりました。 金沢市の湯涌温泉にある温泉旅館「銭がめ」で開催します。 落語会自体は無料です。 お風呂や美味しい料理とともに落語も楽しんでいただきたいと思います。 ぜひお越しください。 (ちなみに自分は当日出演しません。) というわけで本題です。 GWが始まりました。 イベントもあちこちで開催されて

「五代目江戸家猫八 襲名披露興行」に行ってきました!

2023年3月25日。 五代目・江戸家猫八さんの襲名披露興行に行ってきました! 会場は上野鈴本演芸場。 五代目猫八さんとは大学院時代の学友で、雑誌『かがり火』の連載記事で取材もさせてもらいました。 知り合った頃はまだ「そのうち小猫」さんでしたが、当時からその洞察力の深さにはいつも驚かされていました。そんな僕の大尊敬する小猫さんが、ついに猫八を襲名……!この歴史的瞬間を見逃すわけにはいかないと、さっそくチケットをゲットしたのでした。 寄席の時間はけっこう長丁場で、落語

日誌:2023年3月27日〜4月2日

※無料公開部分以外は口外禁止でお願いします! 3月27日(月) 連雀亭ワンコイン寄席「犬旦那」  連雀亭、大勢様のご来場嬉しい。ネタは『犬旦那』を。三題噺のことなど補助線引かずにちゃんと楽しんでもらえると分かってホクホク。普遍性はあるけど、勝負ネタとするにはあと2回りは大きく改良しないとダメかなぁという感じ。

第31回:思い出し笑い「30年前のお宝」(&ツルコ)

第31回:30年前のお宝*intoxicate vol.84(2010年2月発行)掲載  東京は半蔵門のお堀端、国立劇場と最高裁判所が並び立つその裏側に、提灯が灯る演芸場があるのをご存知ですか? よく噺家さんが高座で、「国立劇場の裏手にある納屋のような」なんて失礼なことを言ってますが、国立の演芸場なんです。国立劇場演芸場は、演芸資料館設立の発案から、落語や講談など寄席芸能の保存、普及のための施設として、一九七九年三月にめでたく開場しました。落語協会の分裂騒動があった翌年のこ

第9回 春風亭いっ休勉強会

昨晩は、春風亭いっ休さんの勉強会に行ってきました。第9回ですが、私は3回目です。今、自ら足を運んで落語だけを楽しむのは、いっ休さんだけ。他の落語家さんをほぼ知りません。 落語初心者には気軽な会なので行きやすくて(笑)1000円で聞けるし、いろんな話を知ることもできる。二か月に一度の会というのもちょうどいい。今回から会場が上野から池袋に変更です。 そうそう、いっ休さんは11月に’二つ目’に昇進が決まりました。それでも勉強会は続けたいと言っていました。忙しそうなのにすごいな。

¥100

2023.4.18 火曜会〜春風亭朝枝新加入公演 @らくごカフェ

寄合酒         春風亭朝枝 だくだく          三遊亭歌彦 仲入り 宮戸川〜朝枝誕生由来 三遊亭歌彦 たばこ好き  春風亭朝枝 久しぶりのらくごカフェ 火曜会 もちろん 三遊亭歌彦さん 目当て👀 春風亭朝枝さん 記憶にも記録にも…一応 あるけど… ご贔屓様には申し訳ないれけど 新加入 ご挨拶でご陽気に🎵🎵 なんて気は サラサラないのね (¯―¯٥) 本当になんだろう 独特なご一門。一朝師匠はあんなに素晴らしい方なのに… ごめんなさい🙏 ド素人なものなんで良さ?

日誌:2023年3月20日〜3月26日

※無料公開部分以外は口外禁止でお願いします! 3月20日(月)  朝から猛烈に日誌の更新をする。一気に溜めていた一ヶ月分の更新を済ませてしまう。ふひー。  昼、真打計画09の打ち合わせへ。もうここでは書いてもいいか、真打トライアルとして7月から11月まで5ヶ月連続、銀座・博品館劇場で会を催すことに決めた。一番弟子として師匠のトライアルと同じ形式にしようということで、毎回師匠・談笑がゲストで来てくださる。加えて、各回大御所ゲストをお招きする予定。

高松🌸春の社会人落語まつり

「高松🌸春の社会人落語まつり」に行ってきました。日本中から有名なアマチュア落語家さんが集まる豪華な落語会で、チラシを目にした瞬間「これは行こう」と心に決めて楽しみにしておりました。 会場は香川県文化会館です。中央公園地下駐車場の西出口からすぐですね。高松に住んでいた頃はよくここに停めて瓦町などへ繰り出しておったのですが、今回はずいぶんと久しぶり。 会場の三階ホールは3分の2くらいの席が埋まる盛況です。コロナがいったん落ち着いて、みんな生の娯楽に飢えてますからね。私もですは

2023.4.11 志の輔noにぎわいに行ってきたよー!

志の輔さんは年末と年に1回2日間の公演をするという #横浜にぎわい座 私は実は来るのは初めて。 関内に住んでいる時は関内ホールで行われていた志の輔さんの定例会に通っていたんだけど、にぎわい座ができて、志の輔さんの関内ホール公演がなくなってから、キャパ縮小だもんだから、チケットが取りにくくなって…にぎわい座公演は見れず…やっと来れたよー! 今回は志の輔さんは好きだけど、見るのは初めてという友達と。 ゆったり座れて、ミニテーブルのある椅子にお茶を用意して開演待ち。 ●立川志の

志の春2023年4月時点スケジュール

いつもありがとうございます。 久しぶりにアメリカ東海岸へ行ってまいりました。24年経って、ようやく母校の土も踏むことが出来ました。あの頃はなんだか見えていた景色が狭かったなぁと、思いました。必死だったんだな。落語のゆるさと、弱さを肯定する強さと図々しさをあの頃持ち合わせていれば、もっと色んな景色が目に入ってきていたんだろうな。なんてことを思いながら、キャンパスの内外をウロウロ。ニューヘイブンの街は少しだけ平和な雰囲気になっておりました。ニューヘイブンからアマーストからカーライ

笑点お立ち台

2023年4月12日(水) めぐろパーシモンホールに「気になる三人かい……」を聞きに行った。 下総の国から目黒区の都立大学駅はなかなかの遠出である。 しかし三遊亭萬橘・春風亭一之輔・桂宮治の(私の贔屓順に書いている。悪しからず)三人会なのだから行かねばなるまい。 笑点メンバー二人に挟まれた萬橘師匠の奮闘を見に行かねば! 私は宮治師匠や一之輔師匠が笑点メンバーになった後にそれぞれの独演会は見たけれど、二人が顔を揃える会は初めてなのだ。 その感想を述べる前にまず大前提として

笑いに溢れる、笑いがつづく。「ルート9」season3が始まりました!

黒いジャケットを羽織りバシッとキメている、こちらの9名は、アイドルグループ……?? いいえ!! 若手落語家・講談師の皆さんです。 その名もーー「ルート9」!! 「ルート9」とは?? ルート9は、落語芸術協会所属の若手落語家、講談師の計9人からなる”ユニット”です。1人で高座に上がる落語家や講談師は、笑いの”ソロパフォーマー”。ソロで楽しい笑いを届けられるパフォーマーが9人も集結するなんて……落語界の無敵ユニット!? メンバーは3人ずつ、3チームに分かれ、演芸会を入れ

お金で売っ払った大切なモノとは!?「チェコ、新橋、そしてキューバで考えてみた」

2013年、チェコはブルノへの短期留学の最中、滞在先の寮の隣のバーでチェコ人のブルーカラーの兄ちゃん達とカウンターで盛り上がってたら、同じサマースクールに来ていたヨーロッパ諸国の良家の子女達が蜘蛛の子を散らす様に逃げて行った。 彼らにとって「階級」は「超えてはならない」ものなのです。 ヨーロッパは「縦横」に厳格に階級化され、それは近代後も全く変わっていない(※アーネスト・ゲルナー著『民族とナショナリズム』等を参照されたし)。 私は一切気にせずに、チェコ人のブルーカラー連