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#落語・講談 まとめ

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落語や講談について書かれた記事をまとめていく公式マガジンです!主にハッシュタグ「#落語」「#講談」が付けられている記事を自動で追加し、紹介していきます。
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2023年3月の記事一覧

第1547回 落語に登場する鳥 ⑵

①https://buhitter.com/search?q=落語の日より引用の鳥の落語家のイラスト ②-1.http://sakamitisanpo.g.dgdg.jp/rannpoiisya.htmlより引用の「蘭方医者」の絵画    ⑹  雉(きじ) ❶  蘭方医者 『腹に虫が湧いたので、蘭方医者に診てもらう。「蛙を飲めば虫を食べてくれる」と言われ、指示に従うが、患者は蛙の格好をするようになる。そこで蛇を飲ませると、今度は蛇のポーズをとる。雉を飲ませると羽ばたきをす

第1546回 落語に登場する鳥 ⑴

①https://www.ac-illust.com/main/search_result.php?word=宴会芸より引用の落語を披露する鶏 ②-1.https://senjiyose.com/archives/tag/明治より古今亭志ん朝のほろ酔い鶯 ②-2.https://www.ac-illust.com/main/search_result.php?word=鶯より引用の梅の木の鶯のイラスト ②-3.https://amanaimages.com/info/i

【ふるさとは遠きにありて思ふ旅②】みやぎん寄席に落語遠征!

◼️予約がない! 駅前の三の丸ホテルに向かう。 私が卒業した高校は城址の高台にある そこに向かう坂の入り口にホテルはあった。 私が高校生だった頃にはまだ姿も形もなかった。 それで言えばJR水戸駅の駅ビルエクセルも、駅前の黄門様や助さん格さん像もありはしなかった。 (ご存知の向きに断っておくが、我が母校は城跡本丸にある高校ではない。その向かい側である。) フロントでチェックインしようとしたが予約は入っていなかった。 そんなバカな⁉ じゃらんで予約をとってある! と、受付メー

2023.3.28 イイノホールで志の輔さん(まくらネタバレあり)

「第二回 立川雲水の番」が正式タイトルです。 今日は体調不良で午前休してからのイイノホール。 なので大変申し訳ないが、仲入りで帰宅を決めていた…。 イイノホール前の小さな公園の桜を取りつつ、会場へ。 今日はG列下手、段差があるので、かなり見やすい位置。 一番手は、立川生志さん…。 福々しい!! 拝みたくなるのは何故かしら。 さてまくらはWBCや飛行機で王貞治さんと乗り合わせた話や談志師匠のお話と盛りだくさん。 世代的に王・長嶋世代だったということで、野球の話に熱が入る入

【駿府の工房 匠宿】静岡の伝統工芸に触れる|林家たい平さんと楽しむ駿河和染

駿府の工房 匠宿駿河和染、駿河竹千筋細工や漆など、今川・徳川時代から静岡に伝わり、いまも大切に受け継がれている伝統工芸の数々に触れられ、体験もできる。伝統工芸の体験施設としては国内最大級。広い施設内の各所に匠の技がちりばめられているので散策も楽しい。 地元・丸子の養蜂場の蜂蜜を用いたドリンクなどが味わえるカフェ「HACHI & MITSU」、地元の名店の味を引き継ぐ「蓬きんつば ときや」、クラフトビールなど食も充実。静岡みやげも揃う。 型染体験~「ミナ ペルホネン」の描き

【ふるさとは遠きにありて思ふ旅】ふりだしは浅草見番

◼️まずは四季の萬會 2023年3月11日(日)昼過ぎに、浅草見番での三遊亭萬橘独演会「四季の萬會」に出かけた。 外国人観光客も戻って来た浅草の奥地にある浅草見番。 浅草芸者の運営管理にあたる場所だそう。言ってみれば組合事務所? 二階には踊りや唄のお稽古が出来る板の間付きの大広間がある。 その床に高座を設えて落語が語られる。 客は畳に敷いた座布団に腰を据えて落語を聞くのだ。 三遊亭萬橘!! 五代目円楽一門会のエース!! と太字で書いてしまう。 こんなにも楽しく素晴ら

立川寸志の伊勢ばなし⑩伊勢のシメは…

 伊勢CWで「飲む」「歩く」を実行してきたわけですが、「喋る」の特別編として、皇學館大学助教・長谷川怜先生に伊勢の近代の面白さについてお話をうかがってきました。今回のフィクサーO記者によるセッティングです。長谷川先生は植民地を中心に日本近代史を専門とされていて、「『講談社の絵本 満州見物』が伝える満州イメージ」など、一般的史料以外のビジュアルイメージなどを分析して近代日本の特質をくみ上げる気鋭の若手研究者です。  緑豊かなキャンパスの長谷川研究室を訪ねました。うかがえば長谷川

「落語と咖喱文学」へのお誘い、時には起こせよムーブメント的な話?

「えー、のりお君はたった今病院に運ばれました」 10年ちょっと前、新喜劇を観に行った際に滑り倒した西川のりお師匠の後に出てきた、桂文珍師匠の最初の一言である。 この一言にお通夜のようだった会場がドカッと沸いた。これが落語に興味を持つきっかけやった。 その後紆余曲折を経て、ぼくは落語の沼にハマり、自分でイベントを開催するほどにはなっている。 今回の「落語と咖喱文学」もそうなんやけど、今我々はなんとなくチームで動いている気がする。 神輿は二十代の新進気鋭の落語家桂九ノ一

立川寸志の伊勢ばなし①3つの目的「飲む」「歩く」「喋る」

落語家の立川寸志と申します。入門十二年半の二ツ目です。入門前二十年間会社勤めをしていまして、相当トシを食っている中年なのですが、まだまだ食えない若手の一人です。  此度、縁あって伊勢クリエーターズワーケーション(伊勢CW)に参加させていただきました。期間は2022年11月25日(金)から12月1日(金)までの7日間でした。 卒論は伊勢神宮の「おかげ参り」  実は私は大学の専攻が史学科で、日本近世史のゼミに所属し、卒業論文のテーマは江戸時代の伊勢神宮への群参、いわゆる「おか

第12回珍來

オープニングトーク どテ珍 福来 狸札 どテ珍 ねぎまの殿様 福来 仲入り 三方一両損 どテ珍 品川心中 あんみつ 仲入り あっしは猫でい(自作) どテ珍 火焔太鼓 福来 本日は、第12回珍來にご来場いただき誠に有難うございます。演者一同、心より御礼申し上げます。また、色々と段取りが悪くお客様でしたのにフォローして下さったとげ蔵さん、この場をお借りしてお詫びと御礼を申し上げます。言い訳ですが、ちょっと体験した事のないご来場者数でした…もっと立ち回りを考えないと駄目で

【静岡市立芹沢銈介美術館】林家たい平さんと楽しむ駿河和染

「やあ、今日は富士山がめちゃめちゃきれいだね」と林家たい平さん。  目指す芹沢銈介美術館は、登呂公園内にある。教科書にも載っていた高床式倉庫の先に、くっきり富士が姿を現していた。  たい平さんが、芹沢銈介の存在を知ったのは武蔵野美術大学3年生の時。落語家になることを決めていたたい平さん、落語家必須の手ぬぐいが世間から忘れられつつある状態を危惧し、手ぬぐいのよさをポスターで表現したいと先生に相談した。 「そしたら、『芹沢銈介*という人がいるから見てみなさい』と言われて、図

日誌:2023年2月20日〜2月26日

※無料公開部分以外は口外禁止でお願いします! 2月20日(月)  久しぶりの休み。マヒトさんの絵本を買いにTitleに行ったら売り切れ再入荷待ちで、中沢新一さんと望月ミネタロウさんの新刊を買う。

日誌:2023年3月13日〜3月19日

※無料公開部分以外は口外禁止でお願いします! 3月13日(月) シブラク三題噺「ホケキョー」(サヨナラショー・梅干し・サンドイッチ)  三題噺4日目。疲れは溜まってきているけど、昨日の出来がよかったのと、夜公演ということで家でのんびり過ごす。雨模様でむーっと思ったけど、家を出る頃には止んでいて、これからも降らなさそうだと思ったから自転車で行くことに。レンタサイクルで行こうと思ったけど、電動だと行きの運動にはならないなと思い、でもレンタサイクルを電動アシスト無しのまま乗る自

【開催報告】らくご大隈塾vol.2

3月12日(日)、大隈塾コミュニティの対面企画「らくご大隈塾vol.2」を開催しました。昨年夏に開催した「らくご大隈塾」の第二弾です。 ゲストは毎度お馴染みの落語教育家・楽亭じゅげむさん。 学生時代に落語研究会に所属し、全国大会で優勝。 その後は小学校の先生になるものの、「今の学校教育は子ども達の個性を伸ばしていない」と危機感を抱き退職。 落語家ではなく「落語教育家」を名乗り、日本全国の学校や企業で落語を題材にしたワークショップを展開しています。 2023年2月から