【開催報告】らくご大隈塾vol.2
3月12日(日)、大隈塾コミュニティの対面企画「らくご大隈塾vol.2」を開催しました。昨年夏に開催した「らくご大隈塾」の第二弾です。
ゲストは毎度お馴染みの落語教育家・楽亭じゅげむさん。
学生時代に落語研究会に所属し、全国大会で優勝。
その後は小学校の先生になるものの、「今の学校教育は子ども達の個性を伸ばしていない」と危機感を抱き退職。
落語家ではなく「落語教育家」を名乗り、日本全国の学校や企業で落語を題材にしたワークショップを展開しています。
2023年2月からは、お仕事でかねてから交流があった新潟県南魚沼市の「交流大使」にも任命されました。(他の面々は藤波辰爾さんや松任谷正隆さん!)
前回は「落語入門」、今回は「落語に出てくる ”はみ出し者” 」をテーマに、この息苦しい世の中を笑い飛ばして生きる「落語思考」を伝授していただきました。
この日の題材となった古典落語は4席。
味噌豆
だくだく
一眼国
粗忽長屋
落語が好きな方ならみんな知ってる有名な噺たち。
これらの噺を現代の「あるある」なシチュエーションに置き換えて「みなさんなら、どうしますか?」と考え合う対話を楽しんでいただきました。
落語に出てくるのは、ちょっと変わった面白い人たちばかり。
現代の感覚でいえば「変人」「空気が読めない」とレッテルを貼られてもおかしくないでしょう。
じゅげむさんはそんな変わった人たちを「はみ出し者」と呼びます。
ちょっと人とはちがったところも「おもしろい個性」として受け入れて、笑いに換えるヒントが、落語にはあります。
自分自身の中にある「はみ出し者」を受け入れて笑いに換えることで、他の「はみ出し者」も認められて、もっと笑いにあふれた世の中になると、じゅげむさんは落語を通して伝えてくれました。
この日の参加者さんは20名ほど。
初めて落語に触れる方が半分以上でしたが、じゅげむさんの軽快な口調に、会場から笑いが止まらない時間となりました。
じゅげむさん、お集まりいただいた皆さま、ありがとうございました!
次回の大隈塾コミュニティのイベントはオンライン!
公立中学校の先生→スタンフォード大学?
教育で世界を変える中村柾さんが登場です!
3/21(祝日) 10:00-11:00
オンライン
会費0円
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