ジョルa.k.a.お湯を晴臣

某広告制作会社→大阪のレジャービルヂングでのバーテンダーもどき→カレー屋 飲み屋をや…

ジョルa.k.a.お湯を晴臣

某広告制作会社→大阪のレジャービルヂングでのバーテンダーもどき→カレー屋 飲み屋をやってて思うこと、風呂のこと、カレーのこと、酒のこと、音楽のこと、落語とのことなど。でも今のところ昔のことばかり

最近の記事

前略、道の上より

そいや!そいや!そいや! って、一世風靡セピアの曲名からねタイトルつけましたが皆さんお久しぶりです。 文章を書きたい衝動と、頭の中の整理ができておらず書きかけの下書きばかりが溜まる日々。 重い腰を上げて書かないといけない状況を作ったけど、書かないといけなくなると一気に文体が死ぬ。リズム感はどこへいったのか? でも、それに気づけただけでも良かったなと。売文稼業をするには自分のインプットもアウトプットも圧倒的に足りないなーと。 面白い文を書けるようになりたいけど、面白い

    • 俺の「夢の皮財布」2023年の振り返りと、来年の目標と

      『やめとこう、夢になるといけない』 と言うのは、有名な落語「芝浜」、関西では「夢の皮財布」のサゲ(オチ)のセリフであります。 皆様、こんばんは。終わらない大掃除の途中からトロピカルダンディ・ジョルでんねん。昨日告知していた通り、長ーい今年の振り返りを始めます。 さて、いきなり話を反らせますが、皆様「夢の皮財布」という落語はご存知ですか?上方では「夢の皮財布」、江戸では「芝浜」という名前の噺で、芝浜の方が有名でしょうか。 立川談志家元が十八番とし、数々の名人が年末になる

      • my blue heaven〜ジョルが創作カレーを作る理由

        「何でカレー屋を始めたんですか?」 とはよく聞かれるが、 「なんで創作カレーなんですか?」とはあまり聞かれない。 今日はなぜ「はらいそSparkle」は創作カレーをやっているのか?みたいな話をしようと思う。 カレー屋を始めたきっかけを話す際に 「サラリーマンを辞めて味園ビルで知り合い(オーナー)の新しい店を立ち上げから参加した。そのお店でカレーイベントをしたりしていて」というくだりがある。 このイベントは、よくカレーの食べ歩きを一緒にしていた友人と「私のカレーは左

        • 雨の匂いが嫌だわ

          “雨の匂いが嫌だわ、貴方を見失って悲しい気持ちになるから” っていうマイスティースの「霧の中」って曲の歌詞が好きなんです。 こういう言葉を大切にしたいなと思う。匂いがするし、場面が見える。時間軸は現在の雨から、過去の「あなたといた時間」にまで伸びている気がする。素敵だなぁ、と。 “お前の中で雨が降れば僕は傘を閉じて濡れていけるから” こちらは、言わずと知れた細野晴臣さんの「恋は桃色」より。 誰かが、「最も美しいイントロ」ってこの曲のイントロについて降れていたけど、僕

          旅に出ると早起きになる

          海の日に行った海への旅行の帰りに彼女が「海にもう一度行きたい」と言うので、色んなことが落ち着いたこのタイミングで白浜まで来た。 お互いの仕事が終わる夕方から車で白浜に。到着してホテルに荷物を置き、ご飯を食べに行く。ホテルに戻り風呂に入りラグビーの試合を見て、ニュースを見て2時ごろに眠る。 せっかくの休みなのでゆっくりしたいところではあるが、旅に出ると旅情がそうさせるのか早く起きる。 海が見える部屋を予約していたのでベランダに出るとちょうど日の出の前だった。 空の色は群

          旅に出ると早起きになる

          具のない味噌汁のような日記

          夏の記憶がまるっと抜けている。いや、確かに夏らしいことも一つか、二つはしたんだろうけども。 5月の怪我の影響で思い悩むことの多いまま、6月、7月に突入し、そこから怒涛のイベントラッシュで蝉の鳴き声はもう聞こえなくなっていた。 夕方の気温が下がったからなのか、ここのところ夕日が綺麗に見える。 西の空では綺麗にお日様が沈んでいく。ずっと眺めていたいが、ふと気づくと東側の空では入道雲が夕日に照らされて仄かに黄色く光っている。これもまた綺麗だなと。 随分と昔から、昇る日よりも

          具のない味噌汁のような日記

          ジェットコースターを楽しむ気持ちで

          ずいぶん前のことになるが、歳の離れた友人のバースデーバッシュに顔を出すと、久しぶりに会う酔っ払いから、俺の顔を見るなり 「あっ!メンヘラおち○ちー○!」 と声をかけられた。最悪の気分である。 また別の日に、うちのスタッフが懇意にしているミュージシャンから 「店長さん、メンタル大丈夫??」 と言う旨の質問があったそうな。ほっといてくれw 自営業なんて上手く行ってる時はいいけど、上手くいかない時なんて、絶望しか頭をよぎらない。 「店潰れるんじゃないか?」「家賃払える

          ジェットコースターを楽しむ気持ちで

          「唐揚げをやめると言ったなぁ?あれは嘘だ」数回目のランチメニューアップデート。回転重視、されど味重視。

          1週間ほど店を休んでたんですが、財務が大変な事になりました。運転資金の金策というものを初めてしました。いやー、なんかズッシリ来ております。 眠れない夜や、良く眠れる夜を1週間ほど続けて、ここは何度目かの正念場なんだな。と言う事を強く自覚しました。 お金はなくても、考える時間があったので今までいろんな人からいただいた金言と自分の中のどうしていきたいのか?と言うのを擦り合わせてみました。 できる事とやりたい事と求められてる事、あとこの場所でそれが適正か?というのを考えたりノ

          「唐揚げをやめると言ったなぁ?あれは嘘だ」数回目のランチメニューアップデート。回転重視、されど味重視。

          禁酒宣言〜ロイヤルストレートフラッシュを目指す

          「お前は厄年で死ぬぞ」と良く言われるくらい、体を壊す。 いやいや、と思いながら、怒られたり、誤魔化したりしながら今の店を6年弱やってきたんですが、いよいよ1週間店を閉めないといけないくらい(なんならまだ完全復帰ではない)身体を痛めた。 どうしたもんか?となじみの店でなじみのお客さんと話していると、一つの真理が自分の口から飛び出した。 「身体を壊すまでやらんと、店やれへんって破綻してると思うねん」 言った途端目から鱗が落ちた。あー、そうか。無理に無理を重ねた上で店は続い

          禁酒宣言〜ロイヤルストレートフラッシュを目指す

          驟雨とゴラカ(黒酢で代用可能

          中途半端に炒めてしまった玉ねぎを冷蔵庫にしまう為、粗熱を取るまでの時間にnoteを(他にもやらないといけないことは山ほどあるのに 最近仲良くなった女の子のnoteがすごい面白い。言葉のチョイスと組み立てが文学なんですよ。あんなんやりたくても出来ないし、これまで沢山の文章を読んできたんだなーと感心させられるばかり。 いろんな言葉遣いの中で、すごい印象に残ってるのがこの「驟雨(しゅうう)」って言葉で、意味は以下の通り。 これ僕だったら、急なにわか雨って書くと思うんですよね。

          驟雨とゴラカ(黒酢で代用可能

          おやすみなさいの5秒前に

          放っておくと、昔話と、真面目な話ばかりを書いてしまう。本当に書きたいのは軽妙洒脱な日々のエッセイだったりするのに。こんばんは、早く寝ろよ俺。 いやー。ユーモアのセンスと言うのはどこからやってくるんでしょうか。僕は人が3人以上居ないとユーモアが発揮されません。 先日なんかも、夜営業始まって最初に来たお客さんとめちゃくちゃ真面目に話をしていて、3人目の登場人物となる友人が登場するまで地獄のような時間やった。 MCとして会話を回すことにはそれなりの自信があるし、それなりに面白

          おやすみなさいの5秒前に

          大谷翔平の8分の1〜運のいい男になりたい。

          日付変わりまして、4/1になりました。片付けを終えて、3月頑張った自分にご褒美に作ったドリアを食べながら、こんばんは。ジョルです。 年末に店を辞めるつもりやったけど、色々な追い風、幸運に助けられて3月まで店を続けることができた。まだまだ油断は出来ないですが、これからもこの調子で頑張っていこうと思います! そして、ほんとこの3ヶ月は正に奇跡のような事が立て続けに起きた日々でした。 TBS、japanese curry awards受賞、ゴスペラーズ黒沢さんの来店(とそれに

          大谷翔平の8分の1〜運のいい男になりたい。

          「落語と咖喱文学」へのお誘い、時には起こせよムーブメント的な話?

          「えー、のりお君はたった今病院に運ばれました」 10年ちょっと前、新喜劇を観に行った際に滑り倒した西川のりお師匠の後に出てきた、桂文珍師匠の最初の一言である。 この一言にお通夜のようだった会場がドカッと沸いた。これが落語に興味を持つきっかけやった。 その後紆余曲折を経て、ぼくは落語の沼にハマり、自分でイベントを開催するほどにはなっている。 今回の「落語と咖喱文学」もそうなんやけど、今我々はなんとなくチームで動いている気がする。 神輿は二十代の新進気鋭の落語家桂九ノ一

          「落語と咖喱文学」へのお誘い、時には起こせよムーブメント的な話?

          大和八木エレジィ

          38年の人生における、前半19年における最重要な街。それが大和八木という駅であり、主要な舞台は近鉄百貨店だったんです。 物心ついた時に家族で出かける場所といえば大和八木の近鉄百貨店。人混みに紛れないように、父親と手を繋ごうとして知らない大人の手を繋いで大泣きした地下道。 家族で外食した1番古い記憶は、近鉄百貨店の7階の中華レストラン。お子様セットを頼むともらえるおもちゃが嬉しかったあの店はもうなかった。 おかんと兄貴と3人で近鉄に買い物に行くと、必ずオカンが連れて行って

          暗いと卑屈は違う

          明るい人に憧れています。ジョルです。 次回書くことは「信は力なり」なんと言いましたが、そんなもんです。僕の約束なんぞ。 さて、そんな訳で掲題。 根が暗いのと、卑屈は違う。 これ以上も以下もない。 根が暗いのは外部出力が淡いだけで、別に歪んではいない。 でも卑屈は違う。出力の仕方が歪んでいて、下手すると火力が強い時もある。 無理やり明るくする必要はないけれども、卑屈なのはなるべくやめた方がいいと個人的には思う。 自分自身が商品であり、作る料理やお酒だけでなく、発す

          次の投稿ネタは「信は力なり」ですね。

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