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『君たちはどう生きるか』の映画感想まとめ

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『君たちはどう生きるか』についてのすてきな映画感想をまとめるマガジンです。 #君たちはどう生きるか
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2024年8月の記事一覧

炭鉱のカナリア

どうして怪文書なんか撒いたんだ 組織の和を乱す者は許されないって 幹部のお前が知らないとは言わせない キジも鳴かずば撃たれまいというのに #ジブリで学ぶ自治体財政   一連の兵庫県庁問題は単なる知事のパワハラではなく、本来あるべき行政の姿が歪められたことが問題だとの認識でこの事案に関する報道を注目していましたが、3月の告発以降に告発者に対して行われた行為が明らかになるにつれ、これこそがまさにパワハラそのものであり、このような暴挙が行われる組織風土そのものに大きな問題があると感

あの世に逝った後に、後悔すること3選

死ぬ瞬間に後悔すること、というのはちょこちょこ話題になりますが、今回は「死んだ後」に後悔すること、の話です。 ちなみに、死ぬ瞬間の5つの後悔は、次のような感じです。 どれも納得の内容ですね。 これが死んだ後になると、どう変わるのでしょうか? まず、死ぬと、自分の今世の経験のすべてが、映像として流れます。いわゆる臨死体験で見る走馬灯のようなものです。 自分の全人生をダイジェストで見させられることで、やり残したこと、やらなければ良かったことがはっきりと見えてくるのです。

ジョン・コナリー『失われたものたちの国』刊行記念、翻訳者・田内志文先生のトークイベント&サイン会開催(東京・御茶ノ水、9月6日)

みなさまこんにちは。東京創元社編集部の翻訳班HSと申します。 主に翻訳ミステリの編集に携わっておりまして、『そしてミランダを殺す』のピーター・スワンソン、『自由研究には向かない殺人』のホリー・ジャクソンなどを担当しております。好きなものは駄菓子のラムネ、好きな動物はフェレット(イタチ)です。 さて、今回は9月6日(金)開催のイベントについてお知らせいたします! ジョン・コナリーの、本にまつわるダーク・ファンタジイ『失われたものたちの国』の刊行を記念し、同書を翻訳された田内志

野鳥が好きです!#127「自宅近くの真夏の野鳥たち!!」

【いつものマイフィールドへGO!!」 本日は一週間分の買い出しをして、色々と雑用を済ませて、 少し午後時間があったので、マイフィールドへ出かけました。 先日、妻に 私:「野鳥が全然いなかったわー・・・真夏はダメだわ」と、ぼやいたら 妻:「野鳥がいないことを確かめに行ったということも、それもひとつの野鳥観察なんじゃない? 」と言われて、妙に納得してしまったのでした(笑)。 まぁ、そんな経緯もあり、本日は 【野鳥がいないことを確かめに行く】という体(てい)でマイフィールドへ

君たちはどう生きるかを観た

こんばんは〜! お盆を避けて来週くらいに里帰りで孫たちが来るのでジブリのDVDを見ていたら「君たちはどう生きるか」だけがないことに気がついた。 全部揃ってないと気持ち悪いので、アマゾンでポチって 昨日届いたので観てみた。 なんだかとても期待値が大きくてワクワクしている自分がいた。 最初に強烈に、このアオサギの絵が目についた。カッコイイ!!! 同じ題名の本は何冊か読んだことがあるし、漫画でも読んだ。 これは全く違う作品で この作品は、いろんな解釈ができるんだろうなぁと思っ

映画『君たちはどう生きるか』をようやく観に行った【ほぼエッセイ】

その日は東京に台風が直撃していて、洗濯機日和だった。 公開されてから1年以上観ることができていなかった『君たちはどう生きるか』の上映館を調べ、下高井戸に向かった。 高いが下にある井戸とは一体何か。 湿気と疑問が交錯する京王線に乗った。 慌ただしい乗り換え。新宿から高幡不動行きへ。 車内は空いている。誰もいない優先席に腰を下ろす。私はふと、いきものがかりの「さよなら青春」を思い出していた。 窓の向こうの雨の街並みにぼんやりと視線をやりながら、けだるい体を起こして映画館まで移動

宮﨑駿と夏目漱石

 宮﨑さんと漱石。  この二人について語るファン、研究者は多くない(少なくもないが)。実は結構、宮﨑さんに影響している作家の一人である、漱石は。  宮﨑駿と宮沢賢治、手塚治虫、サン=テグジュペリ、ゲド戦記、砂の惑星…、堀田善衛、堀田善衛から宮﨑作品を語る人も少ない。  おそらくきっと、「純文学作品」とされるものと、ファンタジーを作る宮﨑さんを、結びつけるのは難しいのだろう。  …夏目漱石は、と言えば、書くたびに作風(文体)を変える作家で、中には「幻想文学」のようなものも

もし「君はどう生きるか?」と問われたら。

映画「君たちはどう生きるか」の宮崎駿氏のドキュメンタリーを観ました。 その中で宮崎氏が言った言葉がとても印象的だったので紹介します。 「生きるってことがどういうだか、俺だってわかっている訳じゃない。」 「もののけ姫」で「生きろ」 「崖の上のポニョ」で「生まれてきてよかった」 「風立ちぬ」で「生きる」 宮崎氏は、生きるとは?と繰り返し映画の中で鑑賞者に問い続けて、なお、 「生きるってことがどういうだか、俺だってわかっている訳じゃない。」 未だに、生きる、ということに泥

【読書感想】 2024年76冊目 「失われたものたちの本」 ジョン・コナリー

pp.2--22 すべての見つかりしものと、すべての失われしもののこと 「想像できるものは、何もかも現実のものである」 (パブロ・ピカソ) 「物語は伝わることで命を持つことができる」 「本の中の物語は、新聞に書かれるような物語が大嫌い・・・  新鮮なうちは人目を惹きつけるものだけれど、  あっという間に意味を失ってしまう」 宮崎駿がこれを読んでいると安心するという本を手に取ってみた。 冒頭から、映画「君たちはどう生きるか」に出てくるシーンに 非常に似ていることに驚か

「漫画君たちはどう生きるか」を日本一売ったカレー屋さん

根津を逍遥の際に見つけた「根津カレーラッキー」。カレーが美味しい予感がしたので、後日に訪問。東京メトロ🚇根津駅1番出口を出て直ぐ。お店に入ってみてビックリ。店内がほぼ原画展。お店の方に尋ねてみれば、漫画家である羽賀翔一先生が常連とのこと。そこでお店では著者「漫画君たちはどう生きるか」が発売になった際に、サイン本を書いてもらって、本を販売したそうである。その結果として出版社であるマガジンハウス社から「漫画君たちはどう生きるか」を日本一売ったカレー屋さんとして表彰されたのである。

30代の農家が考えていること。

こんにちは! いつもご覧いただきありがとうございます🌞🌞🌞。 今回は、先日那須のアジア学院さんでプレゼンさせていただいた内容をまとめました。(パワーポイント+英語+日本語訳の順になっています) 那須塩原市にあるアジア学院は僕(月noco父ちゃん)が本格的に農家を目指し始めるきっかけを頂いた場所で、 つまりは僕が嘘をつけない場所です。笑 なので、以下にまとめた農業や農村への思いは、30代の僕の本心なのだろうと思います。 恥ずかしくもありますが、ぜひご一読下さい。 ・