松坂 晃太郎@ヒロボー株式会社 

広島県府中市にある会社の経営者。生涯続けることができる寝技だけの柔道を、社員や取引先と…

松坂 晃太郎@ヒロボー株式会社 

広島県府中市にある会社の経営者。生涯続けることができる寝技だけの柔道を、社員や取引先と一緒に楽しくやっています。柔道 / 読書 / 旅行 / 歩き旅 / 四国遍路(八十八ケ所) 柔道以外の趣味は主に読書。noteには仕事の上や日々の稽古のことで感じたことなどを書いています。

マガジン

  • 生涯続けられる寝技柔道をはじめよう

    一生涯続けられる柔道をやってみたいという人向けのマガジンです。一般に知られている柔道ではなく、寝技だけの柔道の情報をお届けします。将来、寝たきりにならないために、誰でも気軽に始められる柔道です。

  • 武道から考える会社経営

    武道という視点から見た会社経営をするにあたってのヒントを配信しています。

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    空海の残した道: 現代歩き遍路がそこに見たもの

    松坂 義晃
  • オリジナル体操や柔道場「健康にかかるお金は費用で…
  • 愛しきものたち ヒロボー株式会社 HIROBO
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    空海の残した道: 現代歩き遍路がそこに見たもの

    松坂 義晃

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私の夢 - 自己紹介

昭和45年生まれ、会社経営者。 24歳で得度、出家。 子供たちと一緒に36歳で柔道を始める。趣味は、柔道と読書。 夢は、社員が一生涯、健康で楽しくはたらける職場を作ることです。仕事は単に生きる糧を得るというだけでなく、人生における背骨のようなものです。 2020年10月から、体幹を鍛えるための柔道を社員と一緒に始めました。その後、コロナ禍に入って、市内の武道場が使えなくなってからは、しばらく会議室を使って柔道をしていましたが、2021年10月には、念願の柔道場を社内につく

    • 市長会議 ー 笑う門には福きたる

      断食野宿遍路で学んだこと まだ若かりし頃、お釈迦さんの苦行にあこがれていたのか、「断食しながら野宿遍路する」なんて冒険を思いついて、実行してしまったことがある。 四国へわたり、徳島県鳴門にある一番札所霊山寺から歩き始めて、三日三晩水だけで何も食べないで野宿しながら歩き続けた。最初の二日は比較的平坦な道だったからよかったものの、最終日は、標高500mを超えるような峠をいくつも越えていく山道だった。 そこで気づいたことがある。どういうわけかいつもはある「お接待」が全くない。

      • 【日誌】 2024年8月23日(金)

        業務 1年ほど前から12,000種類ほどある部材を、毎日少しずつ販売して減らしています。ダンボールが少しずつ減って、空ケースが増えていきます。 まるでアリが巣を作るように、一粒一粒、砂を運んでいく感じです。気の遠くなるような作業ですが、在庫がお金に変えていくことは、会社にとって体質強化の基本です。 ここ数年、会社のバランスシート(学校でいう成績簿のようなもの)が良くなったと、取引先に褒められることが増えてきました。千里の道も一歩ずつです。 柔道 金曜日は取引先の社長

        • 【素読】 無門関 第二十五則 三座説法

          結局は自分で会得するしかない。教えてもらうとか、教えるとか世間ではいうけれど、最新の研究では、能力の9割以上は生まれつき持っているDNAで決まってしまっているものらしい。 自分に与えられたそのDNAという天命を、しっかりとまっとうしていくことが、僕たちに望まれていることではないだろうか。 自分はどうあるべきかを知ることが、何より大切だと思う。 以下は縦式で作成した書き写し用のテキストです。

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        • 生涯続けられる寝技柔道をはじめよう
          3本
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        記事

          人生即遍路 超えられない試練を天は与えない

          選択するのは自分 四国遍路1400kmの道のりは、決して単純な一本の道ではなく、実際には途中でいろんな道に分かれていて、どの道を歩かなければならないというキマリはない。 峻険な峠を一つ越えるにしても、比較的平坦だけど暗くて危険なトンネルを歩いていくのか、あるいは山を越えていくのか。その選択をするのは自分だ。誰に強制されるわけでもない。 そこで面白いのは、歩きはじめてからその道を選択した自分との対話があることだ。トンネルを歩く道を選択した人は、薄暗くて汚れた空気の中を延々

          人生即遍路 超えられない試練を天は与えない

          負けに不思議の負けなし

          静山のことばに学ぶ 江戸時代、肥前国平戸藩(現:長崎県平戸市)の大名で剣術の達人、松浦静山(1771-1841)は次のような言葉を残している。 要するに、「勝つときには自然に勝つし、負けるときには、負けるべくして負けている」ということではないだろうか。 道とは何か ー 謙虚さが大事 静山は、道という「ことば」を使っている。かつて嘉納治五郎が「柔術」から「柔道」を生んだように、「道」という「ことば」は単なる技術だけはなく、人としての生き方やあり方を示しているように僕は思

          【日誌】 2024年8月21日

          柔道稽古 水曜日は社外参加者の多い日です。今日もメインバンクから2名が参加でした。 柔軟体操、合体エビx7セット、寝技:横四方固めからの足ぬき(取りは手を使わないバージョン)30秒x上下交代x9セット、素読、講話。 合体エビは久しぶりの人にとってハードだったようです。足腰が弱ってくると、ほとんど前に進みません。また両足で畳を蹴る人に乗っかると、上下に揺れるのでしんどいです。片足で蹴るように次回も指導します。 足ぬきは、相手の肩を浮かさないように指導したところ、上手に

          愛するから愛される

          身近なものを愛する インターシップの高校生に「ヒロボーは良い会社だから就職したほうがいいよ」と声をかけてくれた社員がいます。自分が住んでいるところ、働いている会社、自分の仕事、職業、一緒に働いている仲間、上司、部下・・。身の回りを「愛する」ことはとても大切だと思います。 近くにいると、あるいは長く接していると、いろんな欠点も見えてきます。でも、よく考えてみると、僕たちはそういうもの全てに支えられて生きているわけです。 すべては愛することから始まる 「愛される」ことは「

          【日誌】 2024年8月20日

          柔道稽古 毎日参加者の顔ぶれを見て、トレーニングのメニューを少しずつ変えています。なので、事前の出欠確認は重要です。 柔軟体操、体幹トレーニング(肩ブリッジ10回、バードドック30秒x左右2セット、足けり60秒、足回し、逆回し、足振りそれぞれ30秒、ワニ歩き、オットセイ歩き、エビ、逆えび、横エビ)、寝技、素読、講話。 柔軟体操では、「カメレオン」をやめて、毎回、二人組での開脚をすることにしました。片方が、足を「ずらし」ます。またお互いに袖を持つことにしました。結構効きま

          ヒロボー独自の勤怠アプリ「タイムカード」の運用が始まります!

          皆さんと一緒に半年あまりかけて開発してきたタイムカードアプリが、ようやく完成の域に達してきました。明日8月21日からは、勤怠については、タイムカードアプリだけに打刻や申請をしてただくようになります。 いろんな問題もありましたが、これでマネーフォワード勤怠(MF勤怠)から脱却できるかと思うと、感無量です。 MF勤怠は市販ソフトで、それなりに良い部分もあったのですが、キントーンとの連携ができないため、情報が見える化できないなどの問題がありました。 自分たちでソフトを作り上げ

          ヒロボー独自の勤怠アプリ「タイムカード」の運用が始まります!

          【日誌】 2024年8月19日

          柔道稽古 柔軟体操、体幹トレーニング(肩ブリッジ10回、擦り上げ10回、腰切り10回、足けり、足回し、逆回し、足振り、背中歩き、お尻歩き、ワニ歩き、腹ばい歩き、エビ、逆エビ、横エビ)、寝技、素読、お話。 体幹トレーニングは、お盆休み明けなので、体幹トレは、回数を増やさず、メニューをまんべんなくやりました。ワニ歩きや横エビは四年間でみんな本当に上手になりました。 寝技条件乱取り:横四方固めからの足ぬき(取りは手を使わないバージョン) 今日のポイント:上体を使って受けの体

          約束を守る

          柔道の稽古に出席する人を事前に把握するために、ラインワークスの予定へ招待をしているのですが、ギリギリまで稽古の出欠を出さない人や無断で欠席する人、はたまた直前になって欠席してくる人など様々です。 お客様とのアポイントがあったとして、それを直前にキャンセルしたり、遅刻をしたり、無断で欠席したらどうでしょう。信用のおけない人だと思われても、仕方ありません。社内であれば、そういう人には重要な仕事を任すことはできないでしょう。 「約束を守る」ということは、社会人として最も基本的で

          【ミニ紀行】東海道五十三次 530km 徒歩の旅

          はじめに 1989年、大学1年生の夏、僕は東海道五十三次を踏破する計画を立てて、広島の実家から京都に向かった。計画といってもあいまいなもので、国道一号線をひたすら歩くというもので、国道ならば道に迷うこともないだろうと、安易に考えていた。持ち物はと言えば、野宿のための寝袋と傘を一本持っていたに過ぎなかった。 (出発地)京都三条大橋〜(53)大津 出発時の写真を見ると、なんかもうその辺に遠足に行くような格好だ。とてもこれから530kmを歩いて東京まで行こうという感じじゃな

          ¥100

          【ミニ紀行】東海道五十三次 530km 徒歩の旅

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          kindle のすゝめ

          一年の半分くらいを海外で過ごしていたころには、飛行機で世界中を飛び回っていた。日本では考えられないことだろうけど、海外では飛行機が遅れることや、飛ばないことが、たびたび起こる。そういう時、空港などで時間を持て余してしまうのだけど、kindle に本を入れておけば、読書ができる。 旅では、重い荷物を持って移動することができない。ましてや空港での移動中「手荷物」に本をたくさん入れておくことも苦痛だ。海外に出てみて、本当にたくさんの人が kindle で読書をしている光景を見た。

          僕を救ってくれた柔道

          今から17年前のこと。当時36歳だった僕は子どもたちにどうしても柔道を習わせたくて、電話帳で調べた町の柔道場へ足を運び、周囲のすすめもあって、親である自分も一緒に柔道を始めることにした。 運動は子どもの頃から苦手で、はじめは道場へ通うのが苦痛だったけれど、やっているうちに引き込まれ、一年後には、祖父ほどの年齢の人と二人で、小学校低学年以下のクラスを教えるまでになっていた。 妹が急逝したのは、ちょうどその頃だった。僕は三日三晩、部屋に閉じこもって泣き続けた。一歩も外に出るこ

          【素読】無門関 第二十四則 離却語言

          無門関はどの文も美しいけれども、ここで引用されている「長えに憶う江南三月の裏、鷓鴣啼く処百花香し」という杜甫の詩の一節は、口に出して読んでみて、とりわけ美しい文章だと思う。素読の醍醐味だ。

          【素読】無門関 第二十四則 離却語言