マガジンのカバー画像

生涯続けられる寝技柔道をはじめよう

3
一生涯続けられる柔道をやってみたいという人向けのマガジンです。一般に知られている柔道ではなく、寝技だけの柔道の情報をお届けします。将来、寝たきりにならないために、誰でも気軽に始め…
運営しているクリエイター

記事一覧

固定された記事

生涯スポーツとしての「寝技柔道」

将来寝たきりにならないために それは今から4年前に市内の柔道場ではじめた社内の柔道クラブがきっかけでした。長寿高齢化が進む中、将来寝たきりにならないために、若いうちから運動習慣を身につけたい。柔道は全身を使うスポーツで、体を支える体幹を鍛えるのにぴったりでした。 しかし私が教えてもらった柔道は、怪我を防ぐためにまずは受け身の習得が必要で、実際36歳で柔道をはじめた私自身も一年間は毎日受け身ばかりをやらされました。受け身ばかりの稽古では、社員は柔道に興味を持ってくれません

楽しむ姿を見て育つ

僕が柔道をはじめたのは36歳のときで、子供たちに柔道を習わせたいと思ったことがきっかけでした。地域の柔道場に行くと、まず親が柔道をしなさいと言われ、それまで運動嫌いで柔道の経験もなかった僕でしたが、子供たちに柔道をさせたい一心で道場に通いはじめました。 最初のころは、道場に行くのが嫌でたまりませんでしたが、続けているうちに稽古が楽しくなり、気がつくと、子供たちを教える側に立っていました。 そのうち子供たちはさっさと柔道をやめてしまいましたが、僕の方は今もこうして社内に柔道

柔道は無心になって体を動かす「禅」のようなもの

「人間の不幸は、部屋でじっとしていられないことから起こる。退屈することがすべての不幸の源泉だ」(パスカル) 人は、退屈するのを紛らわせるために、わざわざ出かけて行って、さらにストレスを溜めて帰ってきます。 ストレス解消のためにパチンコをするのではなくて、暇を持て余して、じっとしていられないからギャンブルに走って散財してしまったり、タバコを吸って健康を害したりします。 山崎豊子の小説で、よく主人公が狩りに出かけるシーンが出てきたのを思い出しました。狩りする人は不幸な状態から