【長編紀行】 風をあるいて 西国観音霊場1,000km野宿旅
携帯電話がなかった時代だからこそできた貴重な体験だったと、今になっては思う。今の時代で、携帯電話を持たずに、こんな旅ができるだろうか。不便だったからこそ、出会えた人のやさしさがあった。人は、そういうやさしさに触れることで、成長していくのだと思う。(「あとがき」より)
※これは未公開(未出版)の紀行文です。noteで初めて一般に公開します。
巻末に印刷用の地図(PDF)も添付しました。
はじめにすべては「東海道五十三次」を歩いたことからはじまった
旅は孤独ではないけれど