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映画 記事まとめ

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映画の感想文や、おすすめ映画について書かれた記事をまとめていく公式マガジンです!主にハッシュタグ「#映画」「#映画感想文」が付けられている記事を自動で追加し、紹介していきます。
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2023年12月の記事一覧

映画「ナポレオン」と肖像画

1990年ごろヴェルサイユ宮殿とルーブル美術館で購入したナポレオンのポストカードです。 映画を観たので在庫を漁ってみたら、出てくる出てくる。 本物も拝みましたが戴冠式の絵が巨大だったという記憶があるだけ。なぜなら、ベルサイユもルーブルも広すぎてヘトヘトになっていたし、30年以上も前だし...... 映画は封切り日の12月1日に観ました。封切り日が映画の日なんて、ファンタスティコですね。 師走は忙しくてすぐに感想を書けずにいたら、1ヶ月経ち大分内容を忘れてしまいました。30年

北野武の新作『首』が映す2023年日本社会のリアル

公務員クエスト失敗おじさんの「ありのこ」です。 今回は映画を取り上げたいと思います。 「なぜ映画を!?」と思う方もいらっしゃるかもしれません。 取り上げる映画は北野武監督の「首」です。 この映画「首」は2023年における日本の問題点を捉えていると思います。 2023年に公開された映画を大みそかに取り上げたいと思います。 映画のネタバレなしで行きたいと思います。 ご安心ください。 ただし映画公開よりも前に「予告動画」や「北野武監督へのインタビュー」が公開されています。

【2023年映画ベスト10】と総まとめ

2023年も間もなく終わりますね。今回の記事では2023年に観た映画のベスト10を挙げていきます。 去年と違い今年は各作品に順位はつけていません。 面白さのベクトルが違うものを1つに並べるってそもそも難しいな…と思い、今作では特に好きな映画10本を選出しました。 ちなみに劇場で観た総数は59本。数はだいぶ減りましたが、観たいと思ったのは大抵観れたから良かったかな。 なお、ベスト10ですが特にお薦めはしません。 面白いというよりは自分に刺さった癖の強い作品が多いです。

2023年も映画が面白くてよかった!!(今年観た映画振り返り)

この映画まとめ4年目にして初めて年末にまとめて書いてないです、褒めて欲しい。 ※ここに年間ベスト10入れる ↑はい、ここまでです!↑ 今年もここまでを2月に書いた後、1本ずつ観た後に感想書くことも無く年末まで放置してました。 殴りたい!俺を! というわけで今年もまとめて書きます2023年観た新作公開映画を振り返り、全部やると長いんである程度絞り込んで!では行きましょう。 ↓今年のベスト10はこちら キラーカブトガニ「キモい裏側してたんだね 知らなかったよ」と思わずJ

2023年の思い出と極私的映画ベスト10

2023年の思い出 こんにちは、入江悠です。 皆さまにとって2023年はどんな年だったでしょうか。 良いことも、大変なことも、たぶんいっぱいあったんじゃないかと思います。 わたしは今、半年間の撮影の疲れを癒すために東南アジアに来ていますが、とにかく円(Yen)が弱いなぁと感じます。 昔だったらもっと安くご飯を食べれていたはずなのに、と日本の国力の弱さを実感します。(一人当たりGDPも、スペインに抜かれてG7最下位になったとニュースが流れてきました)。 生活でもいろんなと

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【豊作!】2023年映画ベスト10

みなさんこんばんは。もう今年も終わりですね。 ということで今年ベストを10作品選んでいきたいと思います。 コロナのせいかどうしても映画館に行く気がしなかったので新作はあまり観られていないのですが…ご容赦ください。 鑑賞数劇場鑑賞数 36回 新作鑑賞数 162作品 総鑑賞数 632作品 2023年新作ベスト10🥇エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス 🥈聖地には蜘蛛が巣を張る 🥉Pearl/パール ④EO/イーオー ⑤バービー ⑥ユー・アー・ノット・マイ

2023年公開映画、マイベスト10を発表!

今年もあとわずかですね。 昨年は自分にとって全体的に激動の年で、常に疲れておりパワーがなく、映画を見る体力がなかったなあ…という印象なのですが、 比べて今年は精力的に、特に下半期はどんどん劇場に足を運ぶことができたな~という感覚があります。 そんな私のベスト10を発表します。 劇場公開のものに限定してます。こちらです! 10位『ベネデッタ』 この監督の作品は『ELLE』をみたことがありました。レイプ犯が侵入してくるシーンや湯船に浮かんだ血の描写が怖かったのを今でも覚

2023年映画マイベスト10

毎年同じことを書いてる気がしますが、振り返れば今年も良い映画がたくさんあって悩みましたが、2023年映画マイベスト10を発表します!今年は新作映画を91本観ました。 【第10位】バーナデット ママは行方不明 ケイト・ブランシェット主演作としては『TAR』も凄い映画だったけど、個人的にはこちら。『TAR』の役もそうだったが、人を見下したような態度を演じさせたら右に出るものはいないケイト。実際に近くにいたら嫌な奴と思うかもしれないが、絶妙な皮肉と愛嬌、自信と弱さのバランスによ

2023年 新作ベスト10

今年は社会人3年目ということで、大きめの仕事も舞い込んできて、昨年以上に時間を捻出するのが難しい年だったため、全体の鑑賞本数は昨年より200本近く減ってしまった。しかし、新作鑑賞本数だけだと+27本ということで、かなり新作の割合が高くなっている上に、昨年と異なり多くの素晴らしい作品に出会えた。また、社会人になって初めて釜山映画祭に行ったこともあってか、年末追い込みは例年より余裕を持って臨むことが出来たのも良かった。今年は年初から11年かかった"死ぬまでに観たい映画1001本"

PERFECT DAYS

はじめに 有休が溜まっていたので、少し早めに休暇を取っています。 それでめずらしく、1人で映画を観に行ったのですが、いたく感動してしまい、その気持ちを整理したく記事を書きました。 俳優の役所広司氏が「第76回カンヌ国際映画祭」で最優秀男優賞を受賞した、ヴィム・ヴェンダース監督の映画『PERFECT DAYS』です。 「役所広司演じる、平山になりたい」 僕は映画鑑賞後、そんな感想を抱くことになります。 それはなぜか? おそらく、平山のミニマリズムへの強い憧れだと解釈しま

2023年を象徴する、怪獣王の復活劇

今、note公式が連続投稿チャレンジという企画をやっているので、3日前からそれに沿って記事を書いているのですが、今日は「#今年のベスト映画」で記そうと思います。 近年稀にみる大豊作の年 まず今年の頭、「これは絶対観る」と宣言していた作品が、 ・シン・仮面ライダー ・グリッドマン ユニバース ・ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー ・劇場版美少女戦士セーラームーンCosmos 前編&後編 の、5本でした。 これらはいずれも期待通りかそれ以上で、Filmarksも問答無

Une robe pour Mrs Harris ミセス・ハリス、パリへ行く(映画)

夏にフランスへ遊びに来た親友が「飛行機で見ようと思って」とダウンロードしてきた映画。 パリ観光前、観光後に見るのもおすすめしたい。 私は親友とパリ観光後、私の住むカンタルへ向かうTGV(高速鉄道)の中で見たんですが、サクレクール寺院がチラッと出てきたりして、あーさっきそこ行ったー!とテンション上がりました🤗 ちなみにパリで私が1番好きな所は モンマルトルでございます。 8年前ですか、夫クマがモンマルトルの近くに住んでたので、よくぶらりデートに行きました☺️ えっ、もう

映画『キャロル』と『パトリシア・ハイスミスに恋して』感想

 あなたはすてきな人  まるで天から落ちたよう (女性同士の恋愛)を描いた映画の名作として知られる『キャロル』を長らく観たい観たいと思っていながら鑑賞ができていなかったのですが 『キャロル』の原作小説の作家であるパトリシア・ハイスミスのドキュメンタリー映画『パトリシア・ハイスミスに恋して』が公開され、それに合わせクリスマスの映画である『キャロル』が、先日お邪魔したばかりの上田映劇さんで上演して下さってたので、ウキウキと出かけてきました 舞台は1952年のニューヨークで、デ

仕事もお金もないけれど…。映画『枯れ葉』が描く、真面目に働く者に等しく訪れる幸せな夕べ【オススメの旧作2本も紹介】

1年を振り返り、働き方や生き方について見直す時間が増えるこの時期。今年最後に紹介する映画は、フィンランドの作品『枯れ葉』です。タイトルやビジュアルから「暗そう」「さらに落ちそう」と思われるかもしれませんが安心してください。うまくいかないことがあったり、孤独で年の瀬のムードがつらかったり、そんな冬の寒さが身に染みている方にこそ見てほしい作品です。また、本記事の後半では年末年始特別編として、配信サービスで見られる「フリーランスに薦めたい旧作2本」もご紹介します。 職なし、金なし