おいしい水

無類の映画好き 好きな監督:橋口亮輔、ティム・バートン、ギレルモ・デル・トロ 好きな俳…

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無類の映画好き 好きな監督:橋口亮輔、ティム・バートン、ギレルモ・デル・トロ 好きな俳優:ティモシー・シャラメ、ウィレム・デフォー、松岡茉優、片岡礼子

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  • 国際長編映画賞ランキング

    アカデミー国際長編映画賞全制覇!ランキングにしました

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    日本アカデミー賞、キネマ旬報、毎日映画コンクールなど国内の賞レースを追っています。

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2023年日本映画賞のすべて

各部門のすべて昨年の記事はこちら↓ ドキュメンタリー映画賞  ドキュメンタリー(記録映画)として選出しているのは毎日、キネ旬だけです。毎日は『生きる 大川小学校 津波裁判を闘った人たち』、キネ旬は『キャメラを持った男たち―関東大震災を撮る―』が受賞しました。 アニメーション映画賞  報知は『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』、毎日は『アリスとテレスのまぼろし工場』、日アカは『君たちはどう生きるか』とそれぞれで割れました。受賞はしていませんが、すべてで候補にあが

    • アカデミー国際長編映画賞 個人的ランキング②【66位~57位】

      みなさんこんばんは。今回はアカデミー外国語映画賞受賞作を全部みたということで個人的ランキングをつけていきたいと思います。 66位 『エーゲ海の天使』(第64回/イタリア) 戦時中が舞台でありながら戦闘シーンはほとんどなく、ギリシャの孤島での暮らしと人々との交流を中心に描きます。 まあ気が抜けた作品、と言えなくもないのだが、なかなか楽しめました。尺も96分とちょうどよく、これ以上長かったらキツかったですね。 海の青さや夕暮れの赤が印象的な撮影、叙情的な音楽は素晴らしく、イタ

      • 【総評】第65回アカデミー賞

        総括 ノミネート時点でトップだったのは『許されざる者』『ハワーズ・エンド』の9部門、受賞数トップは作品賞も受賞した『許されざる者』の4部門でした。それに次いで『ドラキュラ』『ハワーズ・エンド』の3部門が続きます。  日本からは『ドラキュラ』の衣装を手掛けた石岡瑛子がオスカーを獲得しました。  外国語映画賞ではウルグアイ代表としてノミネートされた『A Place in the World』がノミネート取り消しになるという珍事も。 10作品の選定 作品賞にノミネートされたのは

        • アカデミー国際長編映画賞 個人的ランキング【67位~76位】

          みなさんこんばんは。今回はアカデミー外国語映画賞受賞作を全部みたということで個人的ランキングをつけていきたいと思います。 まずはワースト10からいきます。 76位 『地獄門』(第27回/日本) 一時間半かけてやる話じゃない。誰にも共感できないし。ストーリーが雑すぎる。 ただやっぱり京マチ子の存在感と妖しさは素晴らしいし色や画がきれい。 まあおすすめはしない。 75位 『ブラック・アンド・ホワイト・イン・カラー』(第49回/コートジボワール) ??なぜこんなものがアカデ

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          【予習】第81回ヴェネツィア国際映画祭 オリゾンテ部門【作品紹介】

          Nonostante(イタリア/ヴァレリオ・マスタンドレア)  俳優として活躍するヴァレリオ・マスタンドレアの監督作品です。初監督作『Ride』が国内で高い評価を得ています。入院している男性が、ある患者が入ってきてから日常が乱されるようになるという物語のようです。コメディ・ファンタジー的な感じでしょうか。 Quiet Life(ギリシャ/アレクサンドロス・アヴラナス)  『ミス・バイオレンス』はJAIHOで観ましたが、なかなかクオリティの高い作品でした。ギリシャのアヴ

          【予習】第81回ヴェネツィア国際映画祭 オリゾンテ部門【作品紹介】

          【予習】第81回ヴェネツィア国際映画祭 コンペティション部門【作品紹介】

          The Room Next Door(スペイン/ペドロ・アルモドバル)  スペインの巨匠ペドロ・アルモドバル監督の初英語長編です。ティルダ・スウィントン、ジュリアン・ムーアという最強オスカー俳優コンビがどのようなケミストリーをみせるのか楽しみです。  とは言うもののアルモドバルは正直苦手な作家なんですよね…そこは心配なんですが、『ヒューマン・ボイス』と『ストレンジ・ウェイ・オブ・ライフ』という英語作品は良かったので案外英語との相性はいいのではないかと思っています。 Ba

          【予習】第81回ヴェネツィア国際映画祭 コンペティション部門【作品紹介】

          【総評】第76回アカデミー賞

           みなさん、こんばんは!  久しぶりにこの企画をやります!  今回は『ロード・オブ・ザ・リング 王の帰還』が作品賞に輝いた第76回アカデミー賞!その総括と個人的ランキングを書いていきます。 総括この年は『ロード・オブ・ザ・リング 王の帰還』の年でした。ノミネートされた全ての部門で受賞、『ベン・ハー』『タイタニック』と並ぶ11部門で受賞となりました。 また、『ロスト・イン・トランスレーション』ソフィア・コッポラはアメリカ人女性として初めて監督賞にノミネートされました。 また

          【総評】第76回アカデミー賞

          【予習】第62回カンヌ映画祭【コンペティション部門編】

          今回は予習がてらカンヌのコンペに決まった監督たちの受賞歴をまとめてみたいと思います。 『メガロポリス』フランシス・フォード・コッポラ  きました!今年一番の話題作と言っても過言ではないコッポラの作品です。コンペに入るのは『地獄の黙示録』以来のこととなり話題性抜群です。最近は奮わなかったコッポラですが、賞レースに本格参戦なるでしょうか。 『The Apprentice』アリ・アッバシ  こちらも注目の監督!今アツい北欧ホラーの代表監督、アリ・アッバシが今回手掛けるのはな

          【予習】第62回カンヌ映画祭【コンペティション部門編】

          【アカデミー主演女優賞】個人的ランキング③【80位~71位】

          今回は、アカデミー主演女優賞を受賞した作品を全部みたので、それをランキング形式で振り返っていこうと思います。 前回の記事はこちら↓ 80位 『帰郷』 ジェーン・フォンダ 受賞 : 主演女優賞、主演男優賞(ジョン・ヴォイト)、脚本賞 ノミネート : 作品賞、監督賞、助演女優賞(ペネロープ・ミルフォード)、助演男優賞(ブルース・ダーン)、編集賞 他の候補者たち 『秋のソナタ』イングリッド・バーグマン 『結婚しない女』ジル・クレイバーグ 『インテリア』ジェラルディン・ペイジ

          【アカデミー主演女優賞】個人的ランキング③【80位~71位】

          【最終予想】第96回アカデミー賞

          みなさんこんばんは。 アカデミー賞授賞式が迫っているということで、全部門最終予想をしていきたいと思います。 本命→◎ 対抗→○ 大穴→△ 短編アニメーション映画賞 ◎War Is Over! Inspired by the Music of John & Yoko ○Letter to a Pig Ninety-Five Senses Our Uniform Pachyderme  短編部門は本当に分かりませんが、ジョン・レノン&オノ・ヨーコというビッグネームがついて

          【最終予想】第96回アカデミー賞

          【アカデミー主演女優賞】個人的ランキング②【90位~81位】

          今回は、アカデミー主演女優賞を受賞した作品を全部みたので、それをランキング形式で振り返っていこうと思います。 前回の記事はこちら↓ 90位 『結婚草紙』 ノーマ・シアラー 受賞 : 主演女優賞 ノミネート : 作品賞、監督賞、脚本賞 他の候補者たち 『悪魔の日曜日』ナンシー・キャロル 『サラアとその子』ルース・チャタートン 『アンナ・クリスティ』グレタ・ガルボ 『ロマンス』グレタ・ガルボ 『トレスパッサー』グロリア・スワンソン 『THE OWN DESIRE』ノーマ・

          【アカデミー主演女優賞】個人的ランキング②【90位~81位】

          2023年日本映画賞まとめ【2/11時点】

          こんにちは。今回は日本映画賞まとめをやっていこうと思います。 現時点で結果が出ていないのは日本アカデミー賞のみというところまできました。 ※略称などは以下の記事を参照 作品賞 報知、日スポで受賞した『月』、TAMAで受賞した『怪物』、受賞はありませんがTAMA以外の全てで候補にあがった『福田村事件』が首位を走ります。  続いてブルーリボンで受賞した『ゴジラ-1.0』が追います。『月』以外に唯一複数受賞しているのが『せかいのおきく』で、毎日とキネ旬という権威ある映画賞で高く

          2023年日本映画賞まとめ【2/11時点】

          【予習】第74回ベルリン国際映画祭【コンペティション部門編】

          『Another End』ピエロ・メッシーナ[イタリア] カンヌ : 『Terra』(シネフォンダシオン部門) ヴェネツィア : 『待つ女たち』(コンペティション部門/Green Drop賞他全4冠) ベルリン : なし  日本では『待つ女たち』がイタリア映画祭で上映されたものの、一般公開作はないメッシーナ監督の新作です。 『Architecton』ヴィクトル・コサコフスキー[ドイツ] カンヌ : なし ヴェネツィア : なし ベルリン : 『GUNDA/グンダ

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          【ノミネート予想】第96回アカデミー賞

          みなさんこんばんは。 本日は、現地時間23日に発表されるオスカーノミネーション予想をしていきます。 作品賞 ◎『オッペンハイマー』 ◎『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』 ◎『バービー』 ◎『The Holdovers』 ◎『哀れなるものたち』 ◎『American Fiction』 ○『マエストロ : その音楽と愛と』 ○『落下の解剖学』 △『パスト・ライブス/再会』 △『カラーパープル』 次点 : 『関心領域』『Origin』  前哨戦からみて『オッペンハイマー』

          【ノミネート予想】第96回アカデミー賞

          【ノミネーション】第17回アジア映画大賞【公開状況】

          こんばんは。 今回は先日発表になったアジア映画大賞のノミネーションをみていきたいと思います。 授賞式は3月10日にあるとのことです。 作品賞 『12.12 The Day』[韓国] →公開未定 『PERFECT DAYS』[日本] →公開中 『悪は存在しない』[日本] →4/26公開予定 『Paradise』[スリランカ] →公開未定 『雪豹』[中国] →東京国際映画祭東京グランプリ、公開未定 監督賞 キム・ソンス『12.12: The Day』[韓国] グー・シャオ

          【ノミネーション】第17回アジア映画大賞【公開状況】

          【アカデミー主演女優賞】個人的ランキング①【97位~91位】

          今回は、アカデミー主演女優賞を受賞した作品を全部みたので、それをランキング形式で振り返っていこうと思います。 基本的には作品賞ランキングと同じ方式で進めていきます。作品賞ランキング最新記事はこちら↓ 97位 『巨星ジーグフェルド』 ルイーゼ・ライナー 受賞 : 作品賞、主演女優賞、ダンス監督賞 ノミネート : 監督賞、原案賞、美術賞、編集賞 他の候補者たち 『花嫁凱旋』アイリーン・ダン 『情熱への反抗』グラディス・ジョージ 『襤褸と宝石』キャロル・ロンバード 『ロミオ

          【アカデミー主演女優賞】個人的ランキング①【97位~91位】