Knights of Odessa

幻想映画と可愛い女優大好き。筋金入りの非線形天邪鬼。サイレント映画と東欧映画を根城にする映画好き。シネフィル見習い。日本未公開映画をつらつらと。2020年もロシア&ハンガリー&アフリカ映画Year!!!
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ハンガリー映画史① 黎明期(1896~1910)

ハンガリー映画といえばネメシュ・ラースロー『サンセット』が公開され、エニェディ・イルディコ『私の20世紀』やタル・ベーラ『サタンタンゴ』がリバイバル上映される今年...

アイラ・サックス『Frankie』ようこそ、"地上の楽園"シントラへ!

昨年のカンヌ映画祭にて大爆死したケシシュの新作の影に隠れて、多数の批評家が低評価を付けたアイラ・サックスの最新作。彼の大傑作『リトル・メン』は公開すらされないの...

サム・メンデス『1917 命をかけた伝令』カメラが三人目にして最強のキャラに…

第一次世界大戦を描いた作品って本当に少ないなと思いながら、本作品がなぜ第一次世界大戦を描いているのかを必死に考えながら観ていた。2時間の長回しの映画となれば、そ...

ベルトラン・ボネロ『ティレジア』 徐々に"変身"していく現代の神話

ギリシャ神話におけるティレジア、基テイレシアース伝説を現代に翻案したボネロの長編三作目。テイレシアースについての話は形を変えて多くあれど、男としても女としても過...

ヴィンセント・ウォード『ウイザード』黒死病から逃れるために…

1348年、イングランドの寒村は悪夢の真っ只中にあった。欧州全土を飲み込んだ黒死病がすぐそこまで迫ってきていたのだ。モノクロの画面は白と黒の境界を際立たせ、バグパイ...

ロッジ・ケリガン『クリーン、シェーブン』お前にはパラノイアでも俺には現実なんだ

ロッジ・ケリガンのカルト的代表作を遂に拝むことが出来たことにまず感動している。このノイズ音(主に悲鳴と自分の呻き声)と環境音だけが鳴り響く空間に、鏡を異常に恐れる...