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リスト系記事

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私はなんでもリスト化するのが大好きなので、リストが載っている系の記事は邦題を載せた記事を書きます。いっぱい増やしていくぞ!
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記事一覧

2023年 新作ベスト10

今年は社会人3年目ということで、大きめの仕事も舞い込んできて、昨年以上に時間を捻出するのが難しい年だったため、全体の鑑賞本数は昨年より200本近く減ってしまった。しかし、新作鑑賞本数だけだと+27本ということで、かなり新作の割合が高くなっている上に、昨年と異なり多くの素晴らしい作品に出会えた。また、社会人になって初めて釜山映画祭に行ったこともあってか、年末追い込みは例年より余裕を持って臨むことが出来たのも良かった。今年は年初から11年かかった"死ぬまでに観たい映画1001本"

2023年 上半期ベスト

社会人も三年目となって着実に映画を観る時間は減っているのだが、そこはクオリティで維持しようと奮闘している…はず。鑑賞本数自体は昨年の現時点(482本)より100本近く少ない373本だが、新作旧作ともに満足感は高めなので良しとしよう。今年も上半期ベスト発表が8日だったのをいいことに勝手に延長戦をしていたら、昨年の『ノースマン』みたいなやらかしは防げて惜しい滑り込みに出会えたので、これも良かった。今年も例年通り、 の三つを条件に作品を集めまくった。結局総数は128本となった。昨

『死ぬまでに観たい映画1001本』を死ぬまでに全部観た! ~攻略マニュアル~

11年かかったが、『死ぬまでに観たい映画1001本』を完走した。 と言っても、完走したのは2011年版で、追加/削除された作品を含めると、まだ140本ほどあるのだが、11年間小脇に抱えていた重たい本を本棚に戻すという区切りの意味で、一旦走りきったことにしたい(残りもいずれ)。 他人の作ったリストをマラソンする最大の利点は、自分では選ばないような作品を観ることになる点にある。私はミュージカルとドキュメンタリーが苦手だし、有名な映画には興味がないし、80年代の映画はあまり好き

2022年 新作ベスト10

今年は社会人2年目ということで、本業にも慣れ始めつつ仕事量も増えつつという年で、引っ越し等もあって中々時間を捻出するのが難しい年だった。加えて、新作映画が尽く奮わないという厳しい年で、モチベーションの維持が困難になり、全体の鑑賞本数はほぼ横這いながら新作の鑑賞本数は激減してしまった(新作鑑賞本数の変遷:2020年374本→2021年355本→2022年281本)。それでも、5月にキネマ旬報にセルゲイ・ロズニツァの記事を書かせてもらったり、11月に京都に行って尊敬するフォロワー

海外批評家選出2022年ベスト10まとめ

今年も年の瀬になり、海外批評家たちがこぞって年間ベストを発表し始めた。年に何百本も新作映画を観ている彼らが、1年を10本(例外多数あり)に凝縮するわけで、その10本には彼らの人生そのものが反映されているといっても過言ではない。私はそんな彼らのリストを眺めるのが大好きなのだ。ということで、今年もMetacriticでまとめられている海外批評家ベストのまとめを邦題にしてみました。元のサイトはコチラ↓。ランキング形式で発表していない場合は掲載順に記載。随時更新中(最終更新2022/

2022年 上半期ベスト

社会人も無事ニ年目となり、徐々に忙しくなりつつあるが、全体の鑑賞本数としては例年通りか少し多いくらいの482本だった。6月は引越準備とヴラーチル祭の影響でほとんど新作を観ることが出来なかったので、上半期ベスト発表が9日なのをいいことに勝手に延長戦をしていたのだが、結局そこまでハマる映画には出会えず、最終更新5月末というリストになってしまった。天邪鬼なので自分のリストに飽きてしまった。アホか。ということで、今年も例年通り、 の三つを条件に作品を集めまくった。結局総数は133本

ギレルモ・デル・トロが"好き/オススメ/お気に入り"と言った全映画リスト(最新版)

ギレルモ・デル・トロ最新作公開記念、ということで第八弾!今回は、ギレルモ・デル・トロがベスト系記事やインタビュー、果てはコメンタリーなどで"好き"とか"オススメ"とか"お気に入り"とか言った全作品をまとめた狂気のリストを発見したので、その狂気を邦題にしてお伝えしようと思う。元のリストはコチラ(最終更新2022/11/12)。 ・1910~1930年代1 . イントレランス (D・W・グリフィス, 1916) 2 . 魔女 (ベンヤミン・クリステンセン, 1922) 3 .

ウェス・アンダーソンが"好き/オススメ/お気に入り"と言った全映画リスト(最新版)

実に2年ほど期間が開いてしまったが、これは新作公開に合わせて公開しようとした結果なので悪しからず。ということで第七弾!今回は、ウェス・アンダーソンがベスト系記事やインタビュー、果てはコメンタリーなどで"好き"とか"オススメ"とか"お気に入り"とか言った全作品をまとめた狂気のリストを発見したので、その狂気を邦題にしてお伝えしようと思う。元のリストはコチラ(最終更新2022/01/28)。 ・1930年代1. 名門芸術 (ジョージ・キューカー, 1930) 2. 資本家ゴルダー

2021年 新作ベスト10

今年は修論執筆→社会人1年目という環境が激変した年で、様々な人間関係が広がったり繋がったり戻ったり切れたりした年でもあった。それは同時に映画を観る時間が大幅に減ることも意味しており、元来時間の使い方の下手くそな私には仕事終わりに映画を必ず一本観るなどという縛りなど機能せず…と言いたかったのだが、なんだかんだ去年の鑑賞本数を僅かながら上回ってしまった。東京国際映画祭の期間にガッツリ休める会社を探して選んだので、しっかり参加できたのも非常に助かった(おかげで続く一ヶ月はめっちゃ残

海外批評家選出2021年ベスト10まとめ

今年も年の瀬になり、海外批評家たちがこぞって年間ベストを発表し始めた。年に何百本も新作映画を観ている彼らが、1年を10本(例外多数あり)に凝縮するわけで、その10本には彼らの人生そのものが反映されているといっても過言ではない。私はそんな彼らの(基他の映画好きの)リストを眺めるのが大好きなのだ。ということで、今回はMetacriticでまとめられている海外批評家ベストのまとめを邦題にしてみました。元のサイトはコチラ。ランキング形式で発表していない場合は掲載順に記載。随時更新中(

2021年 上半期新作ベスト10

学生最後の3ヶ月(うち2ヶ月は修論書いてた)と社会人としての最初の3ヶ月が終わり、前者のおかげで上半期は旧作も併せて449本の作品を鑑賞できた。今年も昨年と同様コロナの影響で新作の密度が薄いので、新作の定義をザルにすることで母数のカサ増しを図ることにした。具体的には の三つを条件に作品を集めまくった。結局総数は157本となった(去年の今頃より観てる…)。 尚、下線のある作品は別に記事があるので、そちらも是非どうぞ。 1. Bad Luck Banging or Loon

2020年 新作ベスト10

今年は色々大変な年だったが、物理的に鑑賞不可能だった映画祭がオンライン開催されるなど物量はシンプルに例年よりも増えた感じがしていて、諦めの悪い私は"こりゃあ観きれないなぁ"などと贅沢な悩みを抱えながら見て回っていた。おかげで新作は短編を含めて370本ほど鑑賞することが出来た。また、noteを書き初めて2年目にも関わらず、昨年執筆したハンガリー映画史の記事をキネマ旬報に寄稿することになるなど、図らずも最後までチョコたっぷりな年になってくれた(勿論本業の実験は本当に大変だったが)

海外批評家選出2020年ベスト10まとめ

今年も年の瀬になり、海外批評家たちがこぞって年間ベストを発表し始めた。年に何百本も新作映画を観ている彼らが、1年を10本(例外多数あり)に凝縮するわけで、その10本には彼らの人生そのものが反映されているといっても過言ではない。私はそんな彼らの(基他の映画好きの)リストを眺めるのが大好きなのだ。ということで、今回はMetacriticでまとめられている海外批評家ベストのまとめを邦題にしてみました。元のサイトはコチラ。ランキング形式で発表していない場合は掲載順に記載。随時更新中(

【ネタバレ】Netflixドラマ『Dark ダーク』シーズン1,2,3の全登場人物/行動/家系図の年表まとめ

Netflixで配信されているドラマ『Dark ダーク』が好きすぎるあまり、これまで各シーズンにおける全人物の行動を人物視点でまとめてきたわけだが、今回はシーズン3で完結したということで、めちゃくちゃにこんがらがった同作の登場人物たちを一気にまとめて整理してみよう!という企画である。 シーズン1についてはこちら。 シーズン2についてはこちら。 シーズン3についてはこちら。 というわけで、以下ネタバレ ・読み方基本的には中心となる六家族を家系図の上から書いている。基本的に