ヤンパチーノ

アラフォーの会社員。小説や映画感想ポッドキャストをやったり、ラップの曲作ったりしてます…

ヤンパチーノ

アラフォーの会社員。小説や映画感想ポッドキャストをやったり、ラップの曲作ったりしてます。トラウマ恋愛体験小説『それまでのすべて、報われて、夜中に』。Podcast『ヤンパチーノのシネマビーツ』。各種リンクはこちらより👇 https://linktr.ee/Yanpacheeno

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  • 振り返らずに文を書いたら

  • 創作日記

    小説や音楽制作を行なっているヤンパチーノの日々を綴る日記です。

  • ヤンパチーノのシネマビーツ

    ビートメーカー、ラッパー、小説執筆等、ひっそり活動しているヤンパチーノ(Yanpacheeno)が、オリジナルビートをBGMに新作映画について語る番組。毎週木曜20時配信。

  • [連載小説]それまでのすべて、報われて、夜中に

    中高男子校の六年間と浪人生活ですっかり女性との距離感を見失ったボクが就職活動中に偶然出会った理想の女性、麻衣子。ことごとく打ち手をミスるカルチャー好きボンクラ男子と三蔵法師のごとくボクを手のひらで転がす恋愛上級女子という二人の関係はありがちな片思いで終わると思いきや、出会いから十年に渡る大河ドラマへと展開していく―― 著者の「私小説的」恋愛小説。<毎週木曜更新予定>

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    好きな恋愛映画についてボンクラ男視点で語ります。

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[連載小説]それまでのすべて、報われて、夜中に「第一話:ロスト・イン・コミュニケーション」

第一話 ロスト・イン・コミュニケーション「あの、すいません。面接、何時からですか?」  神保町にある出版社の会議室にて、新卒採用面接の自分の番が来るのを待っていたボクは、同じく横で待っていた女子学生に話し掛けられた。他の就活生と同様に黒髪を後ろで束ねていたが、メイクが少し濃いなと思った。 「えっ、あっ、十一時からです」 未だに女子と話すことに緊張するボクは、テンパりながらもなるべく素っ気ない感じで答えた。 「じゃあ、私の前の回ですね。緊張しますよね。」 ちょっと慣れ慣れ

    • 「田名網敬一 記憶の冒険」@国立新美術館へ行ってきた

      三連休の真ん中の日曜日、マンションの駐輪場に寝かせ続けていた自転車に空気を入れ、ウェットティッシュで掃除をして六本木の国立新美術館へ。 残念ながら先月8月9日に88歳でお亡くなりになった田名網敬一さんの膨大なアーカイブが見られる展示となっている。 田名網先生の日本の浮世絵からアメリカのポップカルチャー、戦争と対極としての性のイメージが入り混じったコラージュから受ける印象は一つの感情では言い表せないし、その必要もないのだと思う。混沌としたイメージの中でそれぞれの素材が生み出

      • 誰かに見られることが約束されている幸福

        私は卒業した大学の近くに住んでいる。卒業してから20年以上経過している。ずっと近くに住んでいた訳ではないし、学生時代は実家から通っていた。二年前の引越しで、本当は隣の駅に住みたかったのだが、良い物件が無く、結果的に大学近くに住むことになった。一人暮らしの私は、日々、学生に囲まれながら定食屋や中華料理屋で昼食や夕食を済ませる。この20年間は色々あったはずだが、また昔に戻ってきたように錯覚してしまいそうだ。いや、そんなはずはない。そもそも大学時代に学校内にほとんど友人がいなかった

        • 兎に角、書くサイクル

          先日、読んだ坂口恭平さんの『継続するコツ』に書いてあったように、兎に角毎日書くことが無くても書くという習慣を作りたいのだけど中々実践できないでいる。日記形式の方が書く内容はその日あったことを書けばいいので、継続しやすいのだろうけど、それは記録に近いようなものになる。自分はもっとエッセイというか、考えていることをアウトプットしたい。日記は基本的にはその日あったインプットを即アウトプットしているだけなので、自分の奥の方の層にあるものとかがアウトプットされないという感じなのだ。自分

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          ファブリーズ

          朝、会社の最寄駅に着くと外は土砂降り。傘がない。会社までは三分ほどの距離。この後に会議もある。傘も差さずに走る。途中、コンビニの軒先に避難したら店員が傘置きを出すところで押し出されるようにまた走る。なんとか会社と直結してる地下道に入る。歩いている人の中でダントツで濡れてる。水が滴っている。風邪を引きそうだ。とりあえず会社へ。ミーティングを済ます。濡れたTシャツとカーゴパンツが気持ち悪いので、ファミマで今治のバスタオルを購入。身体を拭く。 昼間にスタバで寝落ちしたようで誰かに

          8月15日(木)の日記 大型台風への対応

          お盆明けの仕事復帰。オフィスに人が少なくて気楽で良い。最近、振られたあまり乗り気じゃない仕事の打ち合わせにあまり乗り気じゃなく参加。 夜は仕事関係で最近知り合ったFさんと前から仕事しているAさんという変わった三人で食事。たまに利用する渋谷のお気に入りビストロへ。最近のトレンドなカルチャーへの繋がりが深いFさん、話の二分の一くらいの固有名詞がわからなかった。四分の一くらい「XXって何ですか?」と聞いたが、残り四分の一は知らな過ぎるのもどうかと思ってスルーした。明日の夜に希にみ

          8月15日(木)の日記 大型台風への対応

          8月14日(木)の日記 隅田川沿いの出来過ぎた朝

          朝、ホテルで起床。今日は定休日のため、昨日事前に買っておいたブーランジェリージャンゴのサンドイッチ等を持ってホテルを出る。ホテル向かいの『Single O』というオーストラリア発のコーヒーショップでアイスコーヒーをテイクアウト。店内は観光客と地元らしき人々で混んでいる。タップ式で自分で注ぐスタイル。 コーヒーとパンを持って、隅田川沿いのベンチで朝食。たまにランニングする人が通るくらいで人気は無い。ちょっとあまりにキマリ過ぎていて恥ずかしさすらある。 ホテルに戻って、もう一

          8月14日(木)の日記 隅田川沿いの出来過ぎた朝

          8月13日(火)の日記 店を探して右往左往 x 2

          土日を含むと4日目の休み。このまま明日まで映画観たり、カフェで本読んだりの繰り返しでも良かったが、せっかくなので都内ホテル泊をすることにした。泊まるのは3年前にも宿泊した『HAMACHO HOTEL』。 昼に自宅を出て、新宿シネマカリテで黒沢清監督の45分の映画『Chime』を観る。席は満席だったが、終わった後に静かな空気になっていたのは、この映画の掴み所の無い不気味さのせいだろうか。 都営新宿線で浜町駅へ移動。どこかでランチを食べたかったが、駅からホテルまでの途中で気に

          8月13日(火)の日記 店を探して右往左往 x 2

          7月15日(月) 創作大賞応募を諦める

          昨晩は体調悪かったが、起きたら少しだけ良くなる。まだ頭が重い感じが少しある。昼過ぎまでダラダラする。 有楽町へ移動し、ケンタッキーでランチ。ヒューマントラストシネマ有楽町で『ストレンジ・ウェイ・オブ・ライフ』を観る。31分の短編なのであっという間に観終わる。 カフェへ移動し、読書。実家に立ち寄り母と食事。 note創作大賞2024に以前書いた小説をリライトして応募しようと年初に考えていたが、結局着手が遅くなり間に合わなくなったので今年は諦めることにする。やはり普段から文

          7月15日(月) 創作大賞応募を諦める

          7月7日(日) 投票行って映画を観る

          朝早めに都知事選の投票へ。今の住まいに引っ越してから初の選挙なので投票所の場所を少し探す。 投票を済ませて都電で池袋に向かう。選挙となると誰かしらが歌詞を口にするモーニング娘。『ザ☆ピース』でも聴こうとするもサブスクにはなく、YouTubeで聴く。「選挙の日って ウチじゃなぜか投票行って 外食するんだ」って歌詞、音楽は政治に影響しないという言説もある中、具体的に政治へのアクションを促す歌詞を当時の国民的人気のアイドルに歌わせるとは改めてつんくは凄いなと思う。ちなみに自分は大

          7月7日(日) 投票行って映画を観る

          6月26日(水) 伝え間違え

          朝オフィスへ。全社タウンホールの後、Sさんとオフィス近くでランチ。20代半ば、メディアで働くSさん、仕事で刺激をくれる人に会える環境ではあるが、それは会社の名前によるもので、個人としては認識されてない感覚なのが悩みとのこと。一般論化は難しいが確かに会社で働く20代が社外に向けて個を立たせるは難しいのかもしれない。自分も40代になってからやっと個として接してもらえてる感覚がある。とはいえまだまだ会社の看板が効いてるのも事実ではあるが。20代はそれを強く感じるのはなんとなくわかる

          6月26日(水) 伝え間違え

          6月25日(火) カフェのある生活

          朝オフィスへ着くも、荷物を置いてパソコンだけ持ってスタバへ。朝からオフィスで仕事をするのが苦手だ。グラデーション的な時間が欲しい。10年前まで有無を言わさずオフィスで仕事をしたのが信じられない。最後は多摩だった。 昼休みに久々にYにメッセージする。 20時頃まで仕事。オフィスで最後の一人になる。近くでステーキを食べて帰宅。途中でYから相談のアンサーをもらう。その後、自宅近くのいつもの喫茶店へ。やはりカフェや喫茶店でゆったりする時間は生活において欠かせない。 自宅に帰って

          6月25日(火) カフェのある生活

          6月24日(月)の日記 空が綺麗

          朝から地震。このマンションは結構揺れるので怖い。地震があるとXで地震で検索すると少し安心する。 今日は打ち合わせがないので近所のタリーズ で仕事。 昼間はいつものカフェレストランでランチ。カウンターを案内されるも「テラスでも良いですか?」と聞いて誰もいないテラスへ。とても暑い。だが、夏は好きなので夏を感じるのは嬉しい。 今日は余裕があるので、神楽坂を越えて飯田橋まで歩きカフェで仕事。スタバに入り仕事。途中でIさんと急遽電話でミーティング。 実家に帰り、母といつものイタ

          6月24日(月)の日記 空が綺麗

          6月23日(日)の日記 継続するコツ

          朝、早起きしてル・シネマ渋谷宮下、10時20分回の『ホールドオーバーズ』を予約。何とか準備を済ませて映画館へ。スマホのQRコードを入口で端末に当ててもエラー音が。よくよくチケットを見たら6月24日(月)になっていた。思わず「変更ってできるんですか、、、?」とスタッフに聞くも不可とのこと。仕方なく追加で当日分チケットを購入。 映画は、何らかの欠落を抱えた三人が次第にお互いに寄り添い、雨に進んで行くというとても優しい映画だった。好評なのも納得。 そのまま代官山へ徒歩で移動し、

          6月23日(日)の日記 継続するコツ

          映画Podcast『ヤンパチーノのシネマビーツ』#119 続・映画Podcaster座談会2024 &『からかい上手の高木さん』を語る Guest:見田村千晴、宇宙まお(『女ふたり、映画のばなし』)

          映画Podcast『ヤンパチーノのシネマビーツ』#119はゲスト回。先日、ヤンパチーノが4周年イベントに出演した映画Podcast『女ふたり、映画のばなし』のシンガーソーングライター見田村千晴さん、宇宙まおさんをお招きしてトークをしています。 前編:続・映画Podcaster座談会2024 4周年イベントでのトーク企画『映画Podcaster座談会2024』をシネマビーツで行います。リスナーとして、または配信者としてのPodcastや映画との関わり方についてのトークで大い

          映画Podcast『ヤンパチーノのシネマビーツ』#119 続・映画Podcaster座談会2024 &『からかい上手の高木さん』を語る Guest:見田村千晴、宇宙まお(『女ふたり、映画のばなし』)

          6月13日(水)の日記 ランチ減らした意味が無い

          朝9時に原宿で打ち合わせのためいつもより少し早めに起床。打ち合わせ後、出社。今月終わりの大きなイベントが情報解禁されたので社内外に連絡。 夕方、再び原宿で打ち合わせ。夜の食事会が代官山のイタリアンなので代官山方面へ移動。急行に乗ってしまい中目黒で降りる。ラインをスタバで軽く済ませてしまったせいで小腹が減ったので駅にある高級パン屋で惣菜パンとマフィンを購入。食べながら代官山へ徒歩移動。 代官山蔦屋書店のスタバで少し仕事。書店には良く来るが中にあるスタバにはあまり入ることがな

          6月13日(水)の日記 ランチ減らした意味が無い