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にもかかわらず
高校時代に大変なことがあって、
働き始めてから症状が出てきた
にもかかわらず
経済的な危機に何度か直面した
にもかかわらず
ここまで、やってきた事実
サバイバーが獲得する『詩人』という地位
虐待と尊厳(2001年・高文研発刊)P254,255
社会学者・石川義之「サバイバーに学ぶ」より
確かに、トラウマは誰にでもある。その意味では、トラウマは連続体である。しかし、サバイバーと「普通の人」との間のトラウマは質・量ともに異なっているという意味で「断絶」「断層」をもつ。
その「断層」を無視してサバイバーを「連続体」の中に組み込み、「心の傷など誰にもある」と断ずることは、例えて言えば、指
お父さん、楽しんでもいい?
高校1年の時に父親がくも膜下出血で突然死してから約30年。
やっと、お父さんにこの一言がするっと言えた。
長かったねぇ
ほんとに
おつかれさま自分
そしてこれからうんと楽しもう
解離(一瞬で防衛的)の自覚
対人トラウマによる過覚醒(今でも危機の中にいると脳が反応し、神経がピリピリと高ぶって警戒する)が、自分に起きることが浮き彫りになったワーク。
F=ファシリテーター(ゲシュタルト療法)
N=のりぞう
お互い椅子に座って向かい合う。
(前回の会場では座布団だったが、この会場では椅子だった。)
F 君は、高校時代に(感情を胸の前でボールのように表現して)右手で押さえつけたら、この辺からぼこっと出てき
解離(一瞬で穏やかに)の自覚
エンプティチェアの技法で、母・兄と向き合う。そのプロセスを後で振り返ってみたら、感情が大きく動くような場面で、凪のようにフラットな気持ちになっている。解離が浮き彫りになったワークでのやり取りを残しておく。
F=ファシリテーター(ゲシュタルト療法)
N=のりぞう
お互い座布団に座って向き合っている。
F 今日は何を変えたいと思っていますか?
N 感情を出すことにブレーキをかけすぎていて、そのこと
心の傷の『種類』と『症状』
①「複雑性トラウマ・愛着・解離がわかる本」
アナベル・ゴンザレス(スペインの精神科医)
日本評論社/2020年発行
①からの引用
「関係性」の中で起こる傷つき以上に、人間を傷つけるものはないのです。
(中略)
「頼りにしているはずの人から傷つけられる」という矛盾を乗り越えるのが最も難しいのです。
トラウマの中心的な要素は「信じている人に裏切られること」だとする専門家も多くいます。
②「複雑性P