タリナイ! : 女性歯科医がススメル「食育」その3

これは幼稚園の講演でもお伝えしたことですが、時代の流れで最近、身体を使うということが少なくなっている事に、皆さん気づいていらっしゃいますか?

例えば、私達40代は人生半ばと言われますが、この世代の人間でも幼少時にエレベーター、エスカレーターはすでにデパートにありました。

それらは高い建物に登ることを簡単にしてきました。

その中でエレベーター。

これにより私達人間は、「歩かなければいけないかもしれない」という想像無しに、高層ビルと呼ばれるビルディングを建設してきたわけですが、さらには住居にもエレベーターを設置し、住まいさえも高層階に移すようになりました。

このように人間は不便な状況を便利に変えてきたわけですが、同時に便利さにより私達人間は、身体を動かすことを手放してきてしまったとも言えます。

私達は幼少時に不便さは残っていたほうでしょう。

しかし今の子供達はどうでしょう?

先述のエレベーターだけでなく、日常的に便利が当たり前に存在し、私達が幼少時にはまだ残っていた身体を動かしてきたものさえも、激減しているわけです。

例えば

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