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下書きnoteの欠片たち

noteに書こうと思っていたことがたくさんあったはずだけど何があったかな?と思い出すためにnoteの下書きを開いてみたら、下書きが35記事もあった。
(多いと思ったけど、どうなのかな。)

35個の下書きには、全く記憶にないものや、書いたけど途中で書くのをやめてしまったもの、書き上げたことでスッキリしてあまりにも内容が暗いからやめたものとか、かなり偏った意見だったためお蔵入りにしたものや、本やテレビで目にしてなんか引っ掛かった言葉からインスピレーションをもらって自分の気持ちを書きたくてメモしたものとか、結構いい文を書いているのにどうしてアップしなかったのか謎のものとかザクザク出てきた。
お宝発掘である(自画自賛)。

例えばタイトルだけを書いて内容が薄いものもあるし、何が書きたかったんやそれと自ら思い出すのに時間を要するワードだけをポツリと残していたり、何故それをテーマにして書こうと思ったのかという不思議なテーマで書き始めて、途中でプツっと終わっていたり。
色々とアイデアが浮かんでは手を出して、どれもこれもやり通せないのは、チャーミング過ぎるくらいの私のチャームポイントなのだが、
こういう下書きフォルダを持つ人間だからこそ、出しっぱなしのやりっぱなしで部屋が片付けられずに散らかるのは当然のことであるという学びと許し(私からの)を得た。


もうすぐお盆だし、私の放ったらかした下書き集をちょびっと世に出して成仏させていこうと思う。

中途半端にお楽しみください。

①UFOとインド

楽しみにしていた「やりすぎ都市伝説」を真剣に見た。
インド、ヒマラヤでUFO目撃談が実は多い。
ヒマラヤ山脈は物理的に宇宙に一番近い場所。
宗教、瞑想、修行→宇宙人との交信説?
インド人にはヒューメイリアン(ヒューマンとエイリアンのハーフ)が多いらしい。 

2020年4月

むちゃくちゃ気になる内容。
何をどう書きたかったんや2020年4月のnoteやり始めたばかりの頃の私…。
とりあえず「やりすぎ都市伝説」のインドの話が面白かったらしい。

②ベルギー、ゲントのコースター  

(写真のみ)

2020年4月

思い出のコースターから過去の恋を書きたかったが書けなかった模様。
私と彼だけが知ってるコースターの裏に書かれた言葉。

③No Title

軽く、退職したいと伝えると上司に止められた。
「仕事でしたいことなんてないんです。仕事以外のことでやりたいことはいっぱいあるんですが。仕事で挑戦したいことなんて一つも浮かばないし、だからしなければいけないことをするだけの働き方をしてます。」と上司に言ったら、「なら、何でもやれるね」と言われた。「仕事でやりたいことがないなら、人のやりたいと思うことを手伝えばいいんですよ、大丈夫です、やれますよ」と無責任に言われた。
それも一理ある。

 2020年5月

すでに仕事を辞めたいと言っていて、この時はまんまと引き止められたよう。


④旅先で知り合って仲良くなった外国人の女性たちについて、どうして仲良くなれたのかの考察

エイファとエリナ
オランダ人。カミーノ1年目で出会った。とにかくいい子たち。よく笑った。数年後、アムステルダムの家に泊めてもらった。
エニュエルとレイバ
ブラジル人。カミーノ1年目で出会った。ポルトガル語と英語でろくに会話ができなかったはずだが、Google翻訳を使って会話。既婚者だからか、性の話題が多かった。つまりは下ネタは国境を超えた。
サラ
オランダ人。2年目のカミーノで出会った。恋愛の話はディカプリオが好きだった以外に一度も聞いていない。なんならオランダで舞台女優をしていることも後日Facebookで知った。だけど、とにかくお喋りが楽しい人だった。冗談を言うノリのような、vibesというのかどうか知らないけどそういうのが合った。
ジュリアとリナ
3年目のカミーノで知り合った。20代後半の若くて可愛いアメリカ人とスイス人の女の子。ジュリアは常に恋愛の話をしていた。目がキラキラしていて楽しそうだった。リナは仲が深まってゆっくり話す機会ができた時に彼氏の話を自分から話した。彼氏がジョンレノンみたいに素敵な男だと言っていたのが印象的だった。
イザベラ
30代後半で既婚者。ルピュイの道で仲良くなった。彼女とも毎日一緒に過ごすうちに仲良くなって、大分経ってから初めてゆっくり話す時間が取れた時に結婚していることを聞いて、子供を作るかキャリアや自由を取るかの悩みを話し合った。
ダニエラ
ドイツ人。毎日インド、バラナシの同じ宿で1週間ほど一緒に過ごして時間もたくさんあったが、一度も恋愛の話をしなかった。旅の話、毎日の話、お互いの国の話などはしたけど、踏み込みすぎないような遠慮ではなく礼儀のようなものがあって好きだった。スマホに男性と2人で撮った写真を貼っていたからきっと彼氏だと思うが、私たちの仲を深めるのに必要のない話題だった。

仲良くなるとつい恋バナばかりで盛り上がっている人が世の中にはたくさんいるが、私はそればっかりで盛り上がるのは20代で終わったかなと思っている。人が仲良くなるために恋バナが必要不可欠ということではないなと改めて思った。仲良くなってから恋愛についてじっくり話すことはあるが、あくまでたくさんある話題の一つという位置づけ。
・私の英語が不完全なのにコミュニケーションをとれるということは?
・ブラジリアンとリナとはSNSで様子をみて時々イイネをする程度の交流。それ以外の人たちとはメッセージのやり取りを続けている。

・その全員に共通する点を見つけた。
全員、顔が長いこと。
私も含めて、ポン子さんしめちゃんももれなく面長の顔。
ここに何かある。

2020年5月

そこには何もないぞ、2020年の私よ。
考察が深まらず、顔の長さでまとめようとしてまとまるはずもなく途中で終わった浅い私。ロックダウンの世の中で、友達と会いたかったのでしょうね私。

⑤初インドのジャイプールでお腹を壊しながら屋上でヨガをしたこと 

ジャイプールの宿の玄関で倒れて1週間ほどオーナーの家で看病してもらった。
数日後回復し、下痢に効くからと言って、アーユルベーダだのヨガだの毎日教えてもらったが、ヨガが体が硬すぎてどれもできなくて呼吸法に切り替えたのに、鼻が詰まっていて鼻呼吸すら無理で、結局インド映画を一緒に見た話。

2020年6月

懐かしいな。後にも先にも、あんなにお腹の中が捻り潰されてるかのような痛みを感じたことはない。初インドの洗礼。

⑥つぶやき

BY Deepika Padukone

あるインド人俳優が自殺した。英語で「自殺する」は”commit suicide”。
それに対して、ボリウッド界スター女優のディーピカは、犯罪のように自殺を「犯す」のではなく、自殺によって「亡くなる」のであり、それは深い苦悩から生じるのだと綴っていた。
苦悩を知っている人の言葉だと思った。

2020年7月


インドの俳優スシャントが自殺したのもショックだったし、日本の俳優も自殺して影を落とした2020年の夏。
私の大好きなディーピカちゃんの言葉が沁みた。


⑦他にもあった、海外を旅することで得たものと失ったもの

日本でも平気で歩きながらおにぎりを食べる習性と、顔の左半分に集中しているシミ

2020年7月

これは、何が書きたかったのか、なぜやめたのかを明確に覚えている。
海外でテイクアウトしたものを外で食べたり、その辺の公園でサンドイッチを食べたりして旅してきたせいで、私は日本でも買い食いや食べ歩きを平気でしょっちゅうする人間になっており、マスク生活のせいでそんな振る舞いはそれまで以上に日本の町から浮くようになった。
歩きながら、からあげクンを食べているお行儀の悪い女の言い訳をしたかった。
そして、旅で得たものを他にもいくつか挙げていって、最後に、顔にたくさんのシミも得たけどねってオチにしようと思ったのに、意外と他に得たものが思いつかなくて書くのをやめた。オチだけ思いついたパターン。文章にそんな事あんのか。
ちなみに、東から西へ、常に東を向いて800kmスペインを歩いたせいで、顔の左の方にシミが多いというどうでもいい自慢もついでにしたかった模様。

⑧No Title

「お母さんが私の人生に現れると私は病気になる。」とある心の病を抱える女性がそう言っていた。分からない人には一生分からない気持ちだが私は分かる。自分の人生から家族を追い出すこと。

2020年7月

最後まで書いていたが、内容がしんどい内容だったので、書くだけで満足して終わった。このまま下書きに置いておく。

⑨ベルギーのゲントでベルギーの男と別れた話

ベルギーへは、モロッコのタンジェからスペインのマドリード経由でエアヨーロッパというLCCで飛んだ。
アラブの世界から、EUの中心地とも言われるベルギーのブリュッセルにやってきて少し戸惑う。ベルギーに来ると、いつも格好良くて戸惑う。
フランス語なのでさっぱり分からない。私の見るパリは落書きが多くてゴミも多く、人も多くて、花の都とは思えず、いつもパリは通り過ぎるだけにしている。だが、ベルギーに来るとなぜか「思い描くいいイメージのパリっぽい」と思ってしまうのだ。
いつもはパリからブリュッセルへとユーロスターに乗ってびゅーんとすぐに来るせいかもしれない。
パリにもベルギーにも失礼な話だが、ベルギーは洗練されていて、都会かつ歴史を感じる建物。おいしい食事。大好きな国だ。
しかし、この時はさらに、私の好きな人が生まれて育った場所という条件も加わり、そこでまた彼に再会するというシチュエーションのせいでさらにベルギーという国を特別に感じてしまう。
スタンの待つゲントという街は、ブリュッセル中央駅から、日本でいう特急列車のIC(インターシティー)に乗れば約30分くらい。
よく分からないまま、あれよあれよという間にゲントの中央駅であるシント・ピータース(St. Pieters)駅に到着。
〜長々と書いていたから以後省略〜

2020年7月

今読むと、旅行記として割とよく書けている出だしだったが、話がクライマックスの手前で終わっていた乙女心を、2022年に自分で汲み取ってあげた。
書けなかったのだね2年前の私。

⑩ダージリンティーの薄さ

・インドのダージリンで本場のダージリンティーを飲んだという私の驕り高ぶりが、ムンバイのタージホテルで無知をさらすこととなったこと。

2020年8月

すごくしょうもない話。
ダージリンティーって思った以上に色が薄いのが正解ですよということ。「ダージリンで飲んだことあるから知ってるけど(前置き要らない)、ここのダージリンティーの色、薄過ぎやしないか?」とウェイターに言ったら、これが本場なのだと言われて、後で調べたらその通りだったようで、恥をかいたことを書きたかったらしい。
しょうもなすぎる。
(見出しの写真が出されたダージリンティー。それにしても薄過ぎやしないか。ほぼお湯。)



35個あるうち、披露できるやつ10個をここで書き残したが、続きは、長くなったので2つに分けることにした。
そして後半はまた下書きに保存された。
こうやって下書きが減ったり増えたりしている。

今日投稿した①から⑩のうち、続きを書こうかなと思う下書きについては、またいつか続きを書いて完成させて投稿するかもしれない。
しかしそれは、私がリビングにあるごちゃごちゃしたものが山積みのテーブルの上を片付ける日と同じく、いつになるのかは分からないけど。

こんなnoteをまとめてないでテーブルを片付ければいいのに、って分かってるんだけど、どうしてもできないのです。
ということについても、またちょっとだけ書いて下書きに入れるかも知れないけど。



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