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世界一周旅、バックパックのサイズどうするか問題の結論。
・世界一周旅のバックパックのサイズについて。
45リットルかそれ以上か問題について、ひたすら迷っている。
私自身が思い描く今後の自分の理想のバックパッカーのイメージとして、まずはサンドイッチ形式の常態化は何としても避けたい。
体格がいいどんくさい女なので人の迷惑になりかねないし。
サンドイッチ形式とは、今勝手に自分で名付けただけだが、後ろにバックパックを背負って、前にもその3分の2くらいの大きさのサブバッグ的なリュックをお腹の所に鎧のようにセットして体を挟み込むバックパッカースタイルのことである。
私も旅の帰りはサンドイッチ形式になることがよくある。
自分へのお土産を買い過ぎてメインのバッグパックが閉まらなくなり、サブバッグもパンパンにして体の前後で抱えて帰国したのだが、私の美意識的に、サンドイッチ形式はあまり好きなスタイルではない。
それに、すぐにトイレに行けないし、トイレに入っても荷物を引っかけたり置いたりするのに時間がかかるので頻尿40代女には障害が多すぎる。
となると、大きめのバックパックにして大は小を兼ねる作戦がいいのではないかとも思うのだが、腰痛持ち40代女にはそれも厳しい。
じゃあおとなしくコロコロ(スーツケース)で行けよと思われるかもしれないが、旅をする時にコロコロ程不便なものはないと私の場合は思っている。
まず両手が空かない。
すなわちこけたら骨折コース。(両手が空いていても骨折する時はするが。)
そして、私は不注意の塊なので、すぐその辺に置きっぱなしにしそう。
すなわち即座に置き引きに合うコース。
ヨーロッパの石畳の道、牛のうんこがあちこちにある汚い道、階段しかない駅や宿。
その場でゲームオーバーとなる。
だから重くても背負った方が絶対楽ちんなので、現在もれなく筋トレしまくりデイズなのだが、あまりに荷物が大きいとさすがに日々の疲労が蓄積して腰の爆弾が爆発することが予想される。
そういう訳で、大は小を兼ねる作戦は捨てて、必要最低限の最軽量で身軽に旅に出る方向で考えていきたい。
もともとそんなに荷物が多い方ではない。
これまでのいつもの旅はこんな感じだった。
・半年近くインドを旅した時
→35リットルのチャチャ。
暑いおかげで服が軽かった。途中、ダージリンでフリースやニット帽、ストール、手袋を買い足したがそれでも余裕だった。
・3週間ヨーロッパ観光などいつもよくやる旅
→35リットルのチャチャ。
国ごとにポーチとか色んなおしゃれな缶のお菓子とかボディーオイルとかチョコレートとか雑貨とかを買いまくって、帰りはサブバッグのリュックもパンパンの超ダサいサンドイッチ形式となりがち。
・3週間カミーノ旅
→35リットルのチャチャ。
ストックやトレッキングシューズが重いわりに、シャンプー類が減って色々捨てたりもして、帰りはだいぶ軽くなる。
・2週間メキシコ・キューバ旅
→35リットルのチャチャで余裕。
おしゃれポン子さんとの旅だったので、よそ行きのお洋服を少し持っていったが容量にはまだまだ余裕があった。しかし最終日に腕を骨折してしまい、片腕でバックパックに物をぎゅうぎゅうに詰めるということがどれほど至難の業かを思い知った。飛行機の座席上に持ち上げられなかったし。ただおしゃれストールが折れた腕を首から吊る布として使えることを学んだので、おしゃれも無駄ではなかったと思う。
・4~5日の台湾旅
→通勤で使っているリュックサックで余裕。
帰りはサブバッグのトートバッグにパンパンにお茶とパイナップルケーキが入った。お腹には小籠包が大量に入った。
・1泊や日帰り弾丸ソウル旅
→トートバッグ1つで最強身軽に行ったことあり。
帰りはコスメ買いまくり、シャンプー買いまくりで逆にトートバッグの中からリュックを引っ張り出して、そこに買い付け業者のように山ほど詰め込んで帰国。お腹には焼肉とサムギョプサルを詰めるだけ詰めた。
ミニマリストなんだか浪費家なんだか分からんスタイルではあるがそんな感じ。
ちなみに35リットルチャチャのサイズ感はこんな感じ。
168cmのいささか大柄な女がコンパクトに背負ってます。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/79235304/picture_pc_17313d17b0e891a9d9038968c6309fd1.png?width=800)
カミーノで毎日35リットルのバックパックに12㎏を背負って30km前後歩くというのを3週間ほど続ける旅を毎年していたため、次が1年程度の旅とはいえ、体が覚えているし馴染んでいるので、荷物もその辺りのボリュームを狙うのがベストだろうなあと思っている。
これを読んでいる長旅経験者の先輩方、バックパックのサイズはどんな感じですか。
よろしければ、教えてくださいませ。
注)サンドイッチ形式を批判はしていません。ただでさえ私のボディーがサンドイッチ形式なので、これ以上挟みたくないだけです。
3週間旅も半年旅も1年世界一周旅も、持ち物としてはそんなに変わらない気がする。
手洗いで洗濯をするから服だって2,3セットしか持って行かないし、コスメもご存知の通りUVカット以外に力を入れていない人間である。
液体類は行く先々のドラッグストア巡りをして買うのが楽しみの一つだから、日本からはそんなに持っていかない。
しかし今ふと思ったが、海外のドラッグストアでいい匂いのしそうな良さげなボディーソープとかを買っちゃうとして、ミニサイズじゃないよな。
大きいのを買う方が安いだろうし、1つが200ml~500mlくらいのボリュームになるから、割と重くはなりそう。
小さい容器に少量のシャンプー類を日本から持って行っても、買い足すのがビッグサイズなら、小さい容器に詰め替えても余るし、捨てる訳にもいかんし、長旅勢はどうしてるんだろうか。これについても伺いたいところ。
割高でも小さいサイズを買い足すのかな。
沈没型旅人は長居するから、ビッグサイズを買っても一つの都市で使い切れるのかな。
多くの長旅のバックパッカーさんたちは、やはりみな結局のところ、タッパーに入れた固形せっけんとリンスインシャンプーに行きつくのだろうか。
うーん。
いい匂いのする泡立ちの良いボディーソープやシャンプーとリンス、ヘアオイルを使って、いい匂いで1年行きたいし生きたい。
まあ、これはまた別の検討事項として置いておこう。
さて。
バックパックのサイズ問題に戻ろう。
これまでの旅と1年スパンの世界一周旅との違う点を強いて挙げると、「歩くだけ」もしくは「暑い国だけ」縛りの旅だったりしたのが、暑い国に行ったり寒い国に行ったり、都会に行ったり田舎に行ったり、もしかしたら泳いだり、もしかしたら登ったりする可能性を含む長旅だということがネックかも知れない。
水中メガネやニット帽は現地で買い足すとしても、それが積み重なると旅の後半はえらいことになりそうだ。水着に耳当てにトレッキングシューズに水中メガネのカオスパッキングとなる。
やはりたびたび色んなものを日本に送ったり日本から送ってもらったりという選択肢は必須となりそうである。
何回か前の3週間インド旅で、ラダックにまず行ってから、下界の暑いインドへ降りて旅を続けた時、フリースから何から全ての防寒具をインドの郵便局から日本へ送ったこともあるが、そんなに高くはなかった覚えがある。
日本へ送る送料を別枠で予算として確保してしまって、バックパックは45リットルで身軽に行くのがベストな気がしてきた。
多分大きいバックパックを選んでも日本に物は送るだろうし。
その時に必要なものだけを背負って旅する方がいい。
日本への郵送という汚い手は使わせてもらうが。
それに、もしチャチャパック45リットルを買ったとしても、チャチャの構造上だいぶ膨らませて入れることができる余力があるから、パンパンに入れたら60リットルくらいいくんじゃないかというポテンシャルを持ってる気がする。
サイズは45リットルでほぼ決めようと思う。
カメラなどの機材も少ないからいける気がする。
世界一周旅行をされた方々のブログを読んでいると、女性は50〜60リットルくらいのバックパックを使用している人が多くて、サンドイッチ形式で日焼けして笑顔いっぱいに笑っている若者が多い。眩しい。
私は、45リットルで、腰を曲げず、片腕を三角巾で吊らず、膝を擦りむかず、あまりシミを増やさずに、いい匂いをさせる大人の女のバックパッカーとして、旅をしたいところである。
余談だが、砂埃を浴びてドロドロのバックパックでも、宿の床に直に置くのを嫌う潔癖な所が私にはある。
チャチャと床とどっちが汚いのかさっぱり分からないレベルでも、必ずレインカバーやビニール袋を下に敷いて床に置くか、椅子の上に置くのがマイルール。
その椅子に座るのはセーフ。
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寝るベッドの上に無造作にバックパックを置くなんて無理。
ツインの時はかなり思い切って寝ない方のベッドに置いてしまう。そしてとても悪いことをしている気持ちになる。
だけどインドの夜行列車の場合、寝床にバックパックを置いて枕代わりにする度量はある。
インドの駅の地べたで寝るのは身体の下には敷物を敷けば抵抗はない。
虫の死骸だらけの宿に泊まるのは平気。
安宿のシャワーはビーチサンダルを履かないと浴びられない。
そういう部分的潔癖を抱えるやっかいな病み系バックパッカーの悩みは、今宵もまだまだ尽きない。
世界一周旅についてあれこれ構想中。
サポートしていただければ、世界多分一周の旅でいつもよりもちょっといいものを食べるのに使わせていただきます。そしてその日のことをここで綴って、世界のどこかからみなさんに向けて、少しの笑いを提供する予定です。