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古びたキッチンをモロッコ風にした


なぜかまた、思い出したかのように、急にDIYブームがやってきた。

私の行動パターンはいつだって非常に単純で、冬に太った分を痩せようと重い腰を上げ、流行りのオートミールを米代わりに食べることを導入したら、オートミールを美味しく食べる色んなレシピに挑戦することに意欲が傾き、キッチンに立つ時間が増えて、ふとキッチンの壁紙を変えたい欲望に駆られて、早速それに取り掛かったという、ダイエットどこいった的経過。
まあ焦るな私。
とりあえずは今やりたいことをやろう。
そんな訳で、築43年の古ぼけたキッチンのBEFOREはこちら。

とは言ってもこれは完全なBEFOREではない。
上の戸棚は古ぼけた薄茶色だったのを、ここに住み始めた10年くらい前に黒のカッティングシートを切って貼った。
今だったら四十肩でやれる自信はない。
しかしそれも剥がれてきているので青に塗り替えようと計画しているところ。
タイルがまた古ぼけていて何色と呼んでいいか分からないが、流行りの言葉で言うところの「くすみカラー」である。

10年ほど前にくすみカラーの上から少しシースルーになっているグレーのモザイク風のシールを貼った。
10年くらいはキッチンはこの状態であった。

シールを貼る時に横着して「ガスを安全に使いましょう」ステッカーを剥がさないまま、上からシースルーのシールを貼ったから、浮かび上がっているの図。それにヨレヨレで雑な仕上がりである。
今更これだけをやり直すことはできなくて10年が経った。

この度、思い切ってシースルーのモザイクシールをひっぺがして、「ガスを安全に」ステッカーが出てきた。
まずはこれを丁寧に剥がすところから始める。
失敗の経験を次に活かせている私は無敵。

ついでに、というかついでじゃなくやれよなんだが、シンクを磨いた。
クエン酸とセスキとウタマロクリーナーを使いこなすことで美しく蘇った気がする。

そして、amazonで買ったオシャンティなタイル風の柄のシートを貼っていく。
こういう四角い柄はズレに気付きやすいし、柄を合わせて貼るのも割と簡単にいけるから良い。
我ながら、なかなか綺麗に貼れたと思う。

良いです。

スパイス棚を元に戻して置いてみる。
モロッコのグラスがいい感じ。
やばい。
相当オシャレ仕上がり。
にんにく旨塩とほりにしすらオシャレに感じる。



あまりに嬉しくなり、少し離れて写真を撮ってみた。

半年ほど前に付け替えたオシャレペンダントライト越しのキッチン。
ちょっと色合いが実物よりも青みがかかってしまったが、それもまた良い。
戸棚に貼った黒のカッティングシートが剥がれてきている部分が写ってしまったがそれは無視して、なんとなくぽやんと見つめると、なかなか雰囲気が良い。
あとは紐のちぎれた古ぼけた蛍光灯を変えようと思っているのだが、なかなかハードルが高そうだから昭和レトロなテイストは少し残しておくことにしよう。
あまりに満足しすぎてしまい、右端の壁際の換気扇周りまでは気力が続かず中断することにした。
なので右の壁は未だにくすみカラーのタイル丸出し状態ではある。
まずはその続きをしなければならないけど、満足感が半端ないので、暫くはこの状態に浸りたいところ。
DIYの楽しさが蘇ってきた。
いよいよ扉を青に塗れるかもしれない。
ダイエットどこいった状態も、もう暫くは続きそうだが、焦らずに一つずつ、楽しいことに打ち込むのが今の私には向いている。
それに、お菓子も食べずにシールを切ったり貼ったりしているから、意外と全てを手に入れる可能性もなくはない。


使用したのはこちら
45cm幅のものが10メートル分で2000円だから、かなりお買い得だった。シールになっているし、裏面には線が入っていてズレないように貼りやすい仕組みでした。
オススメ↓

追記:
このnoteは書いた時点から少しタイムラグがあり、現在、太ももと腹筋が絶賛筋肉痛であることで、私の現在の情熱がどこに向かっているか分かってもらえるかと思う。
この情熱こそは、続いてほしい。
燃やしたい、脂肪。

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