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【心理学】プライミング効果

今日から使えるビジネス心理学 第27弾です!

今回お話しするのは「プライミング効果」です!

この心理効果は日常にもあふれていて、マーケティングに有効に使えるので是非覚えて使ってみてくださいね!

皆さんがスーパーに向かおうと住宅街を歩いていたとき、ふと、美味しそうなカレーの匂いがしました。その後スーパーで買い物をしていると知らぬうちにカレーのルーをてにしていたなんてことはありませんか?

これが日常にあるプライミング効果なんです!


プライミング効果とは

プライミング効果とはあらかじめ受けた刺激によって、無意識のうちに行動が影響を受けるという心理効果です!

先ほどのカレーの話でもお分かりの通り、本人の自覚なしでこういった行動に影響を与えるものです。

皆さんも小学校のころやりませんでしたか?「10回クイズ」ですよ。

「シャンデリアって10回言って」

「シャンデリア、シャンデリア…」

「毒リンゴを食べたのは?」

「シンデレラ」

「白雪姫でした!」

これも「シンデレラ」に似た音の「シャンデリア」という言葉が記憶に残り、その言葉につられて「白雪姫」ではなく「シンデレラ」という答えをだしてしまうのですね!

他にもこんな面白い実験がありました。

若い被験者に「忘れっぽい」「孤独」など高齢者を連想するキーワードを盛り込んだ人物描写を読んでもらいました。

結果、読んだ直後の歩行スピードが、同年代の人より明らかにゆっくりになったのです!

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プライミング効果をマーケティングに生かすには?

プライミング効果を応用すると、顧客に気づかれず、さりげないやり方で商品をアピールできるのです。

その方法は簡単です。それは「商品に関連するアンケートを取る」という手段があります。

しかし、町中でいきなりアンケートお願いしますと言われたら断りたくなりますよね。

そんなときは別の心理学をつかいましょう!

「コミットメントと一貫性の法則」や「フット・イン・ザ・ドア・テクニック」を使いましょう!

こちらを参考にしてみてください!


あなたが何かを売りたいとします。その場合、その何かに関する話をすることでその方向に顧客の目を向けさせることができます!

自動車を売りたいとき
→「半年以内に新車を買う予定はありますか?」
健康食品を売りたいとき
→「健康のために何か心がけていることはありますか?」
このような質問がプライマーとなり、「自動車を買う」「健康によい食品を買う」という行動に顧客を向かわせるのです。商品を直接アピールしていないので、顧客に抵抗を感じさせずPRできます。


まとめ

あらかじめ受けた刺激によって、無意識のうちに行動が影響を受けるプライミング効果、いかがでしたか?

これはぜひ使えるので覚えてください!

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