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Book end 2 絶望を報酬に変える方法

前回に引き続き本屋について書いていきます。

絶望感を共有するにはどうすればいいのだろう?という問いの答えについて話していきます。

一言でいえば、「誰かの絶望に寄りそうこと」です。

いやいや、自分が絶望しているのに、誰かの絶望に寄り添うなんて出来ないよと思う方もいらっしゃると思います。また、本屋でどうやって誰かの絶望に寄り添うの?って疑問に思う方もいると思います。一つづつ解決していきますのでご安心下さい。

私が思うに、人は皆誰かに自分の絶望を理解して欲しいと思っています。ちなみに前回説明しましたが、絶望感とはやり場ない思いです。つまり、捨てたり共有したりすることの叶わない自分だけに付き纏う呪いのようなものです。愚痴や不満とは違います。ですので、自分の絶望を直接誰かに話すことは共有することと同じなので出来ません。

ではどうすれば絶望を共有することが出来るのでしょう?それは誰かの絶望について深く考えることです。特定の誰かではなく、知らない誰かで構いません。

例えば、今の仕事と別にやりたい事があって、それにチャレンジしたいと思っている人がいます。でも家族を養っていかないといけないというジレンマでどうしようもない気持ちになっています。この人について、あなたはどう思いますか?

家族に相談すればいいじゃない?と思う方もいると思いますが、相談出来る部類のものは絶望ではありません。つまりは、行動に踏み切ることの出来ない何が存在することが自分自身で分かっているのです。それは、家族に辛い思いをさせてまで本当やりたい事なのか?という問いかけでもあり、でもやらなければこの先ずっとモヤモヤした気持ちは収まらずに後悔するだろう。と考えが行ったり来たりしている状態の事になります。

では一体どうすればいいでしょうか?その解決策について話していきたいと思います。

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