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良い水、良い食べ物に変える

体が化学物質や添加物等で
汚染されている場合、
良い食事に変えていくと良いそうです。

モンベルが出版した本に記載されていました。

完全に断つ、
一定期間、無農薬や有機の良質な
食べ物に変えていく。

そうすることで体内に蓄積された農薬等の
濃度が薄まっていくというのです。

実験では2週間ということですが、
短期間すればいいという話ではありません。

当たり前のようですが、
希望のある話です。

とはいっても、外国の麦を使っている、
国産ビールやスナック菓子、
間食なども完全に断つわけです。

人によっては難しいかもしれません。

外国産の原料のビールが大半なわけですし、
断つことのストレスが生じるかもしれません。

何か持病でもあるか、
関心があるなら、
取り組んでみるときっと
長い目でみれば良いのでは、と思います。

実験では、2週間食材を良くするだけで
有機リンから
ネオニコチノイド系といった、
体内の残留農薬の濃度が減っていった。

体内の残留農薬の数値が
下がっていくことが、
尿検査でわかったというのです。

体内に農薬が入っている、という内容自体
ショックなことですが、

今の現状では多少は入ってきていると
ようです。

それでも、有機野菜等による
デトックス効果が実験で
確認が取れたというのです。

(2019年7月1日付
朝日新聞夕刊に掲載されています。)

考えてみれば、当然かもしれませんが、
何か新しい、希望を感じました。

というのも、農薬散布の現状、除草剤が
あまりにも多くの場所で使用されているのを
見てきたからです。

さらに、あれだけ普段元気だった人、
毎日畑に来ていた
人を急に見かけなくなった、

どうやら入院したらしい、という話を
もう散々聞いて見てきたわけです。
( ここ最近の4、5年の間のことです。)

このようなことを
目の当たりにしていると、
何が原因だったのか、

やはり農薬かも、
と思って調べれば、
調べるほど絶望的でした。

知らなければ、気楽に生きれた、
というのが正直な感想です。

でも逆に知って、対処していくことが
もはや必須ではなかろうか。

そんな中で、モンベルが出版している
「日本から“農薬“が消える日」という本の存在をしり、手にしてみました。 

上記はほんの一部の話であり、他にも多々
興味深いことが書かれています。

要は農薬を使っていないものを
取り入れ続ける。

そうすれば、徐々に
悪いものは減っていく。

今の農薬は安全になっている、
と語るある農家の方の本も
これまで少し読みましたが、

このモンベルの本だけでも、
また現状をみるとそうではない、
と気がつきます。

単体の成分は実験しても、
長期、遺伝、また他の成分と複合については
十分な実験はされていません。

そもそも検査自体がゆるいとも聞きます。

現状は、よくわからないものが、
混ざりに混ざって
体に入っている。

体が汚染されて、
様々な症状が出ている。

それでも、浄化していけるのであれば、
明るい兆しはあります。

考えてみれば、バケツに入った汚れた
泥水があったとしても、
きれいな水を注ぎ続ければ、

そのうちにきれいな水で
満たされるわけです。

食べ物を変えれば、良い、と言いますが、
これまでは
何か漠然としていました。

食べ物変えることで、
体が浄化していく。

この事実をみると、
もうちょっと深く
取り組めそうですね。

たとえば、軽視されがちな水。
体は大半が水、
良い水で体もきれいに
できると考えられます。

口にするものを見直す。

良い音(心地よい音)、
きれいな空気、
良からぬ洗剤等も見直す。

( また後日書こうと思いますが、
私は、アレッポからの贈り物、
という数百円の
オリーブ石鹸をつかっています。 
頭から、顔、全身、顔剃り、
さらには食器洗いなどにも
応用がきいています。)

シリアやトルコではオリーブが豊富で、
オリーブオイルだけで贅沢な石鹸が
つくられています。 )

衣類、身につけるもの、
一つ一つ見直せば、
何か変わっていくと思います。

手作りできるもの、
また買わないと手に入らないものでも
良質で低価格なものは
色々あります。

見るもの、聞くもの、
触れるもの、一見関係なさそうな
ことでも良いものに変えていくのも
いいと思います。

正藍染の仕立て生地を切って
シーツにしていますが、
睡眠の質は確実に上がっています。

秋の虫の鳴き声だけで、
いい音を感じています。

良い音を聞きながら、
少し瞑想でもしてみる、

複雑な料理をしなくても、
新鮮で良い野菜を
取り入れれば、十分味わい深い。

良いお米や大豆、野菜等を長い間
とっていると
油っこいもの、ラーメンなどは
不思議と食べたい、
とも思わなくなってきたように
感じています。

要は、取り入れるものをきれいなものに
変えていくと良い、と私はとらえています。

無理のない範囲で、十分できそうです。

ただ、そうは言っても以前、
街に出た時に
少し思うことがありました。

それは、誘惑が多いことです。

たこ焼きやクレープの香りが漂っている。
至る所で、お菓子の香りがしていました。

煙をはじめ、香ばしさや甘さ、
油っぽいもの、
匂い見た目、
じゅわっという音、

つい引きつけられます。

暑さと甘い誘惑に負けてしまうのも、
無理はありません。

暑いから、つい冷房のきいた
施設に入ってしまう。

何か甘くて、休憩には良さそうな
甘いお菓子を買ってしまう。

原料はきっと海外の安い
小麦等で作られており、
国の安全基準をクリアしたもののはずです。

それでも、ある基準値を超えない程度のもの入っている可能性はあります。

その極々微量でも、
よろしくない物質が体に入って
入ってきて積み重なる。

そのような可能性は
あるだろうし、

少なくとも
「よくわからない、国が認めたものだから、
大丈夫だろう」と考えることすら、放棄してしまうかもしれない。


そうでなければ、体内から
ネオ二コチノイド系が
出てくるはずはありません。

このモンベルの本は2020年の話なので、
いわばごく最近の話です。

食べ物を変えて体の浄化が
確認できたの実験自体、最近だそうです。

モンベルの会員数は約95万人。

会員の方には少なくとも
農薬や農業の現状に関心を
持ってもらいたい、という考えもあって
制作された本だそうです。

山登り等にはあまり関心がないですが、
たまたま良いことを知れた、
確認できたと思います。



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