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ゴボウ


ごぼうを食べるのは、日本人だけ、と
聞いたことがあります。

特に甘くてやみつきになるような
ものでもない。

特においしい訳でもないけど、
味わいがあるものです。

体に良い食べ物の多くは、
目立たない脇役のような野菜が
多いですね。

実は本を読んでいて、どうしても
ごぼうが気になりました。

カナダの先住民の秘薬の一つで
ゴボウが出てきました。

厳密に言えば、日本のゴボウではなく、
北アメリカ大陸で
自生しているゴボウの一種です。

そのごぼうをメインに、複数の野草を
配合し、ハーブティーを
調合していたというのです。

しかし、そのあと残念なことに、
科学的根拠がない、データがない、などの理由で業界から締め出されたようです。

今でもその団体は
ウィキペディアでは注意書と批判が
されています。

そのあと、〜に効く、と言ったことを
一切やめ、ハーブティーとして
名前や製造メーカーを変えて
販売することに方向性を切り替えた。

医療業界と戦っても
勝ち目はない。

ハーブティーとして販売していけば
良いではないか、
という考え方の切り替えは
とても感心しました。

優良な会社に生産を委託して
さらに多くの人に手に
入りやすいようにしました。

ハーブを活用し、体にたまる毒を出していく、
とされています。

薬草茶ですが、ガン、子宮内膜症、糖尿病などの効く、など一切表記されていません。

医薬品だと、あとあと叩き潰されるのは、
概ね想像がつきます。

科学的根拠がない、
データが不十分など、権力で簡単に消されそうです。

調べて知る人ぞ知る、
そんな形だと奪い合いも
価格競争もなく、良いかもしれません。

最近では、ビワの種が話題に上がっていたのを思い出します。

知る人だけ、実践されているかと思います。

話がそれましたが、
気になったのは、
ごぼうです。

秘薬として使われていたことです。

ごぼうが高く評価されていることの
証です。

縄文時代の遺跡でゴボウの
種子があったこと、

先の先住民が
薬草として活用していた、
という例があるものの、

海外では一般的にはゴボウを
食べないという。

まして日本では、一般的に食卓に
あがる野菜です。

食べておいしく、
和食によく出てきます。

おいしいからなのか、薬効があったから
広まったのか、わかりません。

どちらでもいいですが、
西洋人にはマズイ味だったようです。

先住民を迫害する中で、おそらくゴボウの存在は見たはずです。


しかし、戦中、木の根っこを食べさせられた、と日本が訴えられた話があります。

いおいしくないから広まらなかった、
と考えています。

ゴボウが変に判断されず、
日本で日常にあるのは
とてもいいですね。

素朴な味で、体調を整えてくれる。

大きさや太さ等にこだわらなければ、
栽培容易。

勝手に生えてくるくらい、
しかも香りがとてもいい。

野生化したようなゴボウも
あるくらいです。

外国で食用で作られることはないのか、
f1のタネもないそうです。

改めてゴボウについて、
興味が出てきます。

ゴボウ、汁物にも合います。海外の人にはおいしくない味なのでしょうか。





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