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七夕、物欲、結婚願望

おお、今日は七夕か。
カラフルな短冊を吊られた笹が、駅の広間に飾ってある。

近づいてこっそり誰かのお願い事を覗き見ると
こどもの字で「野球選手になりたい」とか
しっかりした字で「資格試験合格するぞ!」とか
達筆で「世界平和」なんてのも。
いいねぇ。
短冊の一つ一つに、この願いを書くに至った誰かの人生があるんだろうなって想像してしまう。皆の願いが実現するといいな。

そういえば私のお願い事って、なにかしら。

一番顕著なお願い事は「お金が欲しい」だ。あまりにも夢が無い。
今年は例年と比較しても、出費が多い。
3月、趣味のタロット占いをもうちょっと深めたいと思い、占い講座に申し込んだ。
6月、憧れていたブランドのバッグを、背伸びして購入した。さらにインスタで広告の出ていたダイエットインソールとナイトブラも購入。
2月、5月、6月。身近な人の結婚式に参列して結婚祝いとご祝儀をお渡しした。
8月には帰省する友人と会いたいから、交際費もいる。
9月には旅行の予定も入っている(宿泊費と飛行機代支払い済み)。案内してくれる友人がいるので、その御礼もしっかりしないと。

で、来週には医療脱毛を契約する予定。6桁の出費は確定。
欲はまだまだ終わらない。本当は他にも欲しいバッグがあるし、化粧品もより良いものを使いたいし、可能なら服だって一新したい…。
数えたらキリのない物欲。
今年は美容や身に着けるものにお金がかかっている傾向。

うーん、この根底は「綺麗になりたい」欲だな。
そして綺麗になって何をしたいかといえば、
「結婚相手を見つけたい」。

昨日、初めて婚活パーティーの予約を入れた。
予約した直後から、身震いしている。
武者震いさ…と言いたいところだけど、単純に怯えている。ひええ。
コミュニケーションも見た目もキャリアも生活力も、胸を張れるものではないもので。なにか痛い目にあってトラウマを植え付けられる想像を、勝手にしてしまう。
万が一マッチングしたとしても、その後どうすればいいんだろう。
20代前半の頃、自分に向けられた好意に応えられず、罪悪感を抱いたことがある。恋愛経験は、その頃からずっと止まったままだ。

ああそれと、以前から気になっていたあの人とも結局なんの進展も無しだ。ずっと先に会う予定が一回だけあるけれど、そこで進展があるのかどうか。何かと理由をつけて月1ペースで連絡してみるものの、あまり手ごたえはない。例えるなら「今日暑いですね」レベルの、世間話しかできていない。
彼とはこれ以上先に進めないのかもしれない。
そう確定してしまった時の保険をかけるために、今回の婚活パーティー参戦に踏み切ったとも言える。大変利己的な発想である。


恋愛や婚活に、こんなにお金がかかるなんて数年前は想像していなかった。
有難いことに実家暮らしなので、すぐに生活が立ち行かなくなることはない。しかし着実に、明らかに、大胆に、口座の預金残高は減っている。

脱毛の支払いは一括の予定なので、来月に支払うとしたら手取りを上回る出費になる。ローン組んだら総支払額が増えるので一括にせざるを得ないが、やばい。

今朝ついにネットバンクのアプリを開き、毎月の定額送金の設定をいじった。毎月〇万円、貯金用の口座に送金していたのを、停止したのだ。
NISAは細々と続けるから…と、自分に許しを請う。
来年までには元の設定に戻そう。婚活も仕事もどうなっているかさっぱり分からないけど。


そうだ、駅にあった笹の短冊は品切れで書けなかったので、代わりにここにお願い事を書いておこう。


来年の上半期までには
結婚前提の交際ができますように
そのお相手を探し出せますように

野乃



ふぁ~
一年後の自分が苦笑している未来が既に思い浮かぶ。
探しましょう。頑張りましょう。


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