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待ちに待った寒露を五感で満喫



ゆったりと外の風を楽しめるようになった。
そんな風にして窓を開けたら風が少し寒いと感じた。

隣の家の木々は鮮やかに色付きはじめ、どこからか金木犀の甘い香りのやわらかな風が家の中まで入ってくるので窓を開けることが日課です。身に付けるものもだいすきな秋色の服に囲まれています🍂🐏‪



𖡼.𖤣𖥧𖡼.𖤣𖥧⚘


◎おいしいごはんが食べられますように - 高瀬隼子

ストレートな帯の謳い文句にとてつもなく惹かれた。
関係ないけれど、生まれた場所ではごはんのことをままといった。ふと祖母の優しい笑顔を思い出した。

ままならない微妙な人間関係を、「食べること」を通して描く。

帯コメント より

わたしは美味しいものを食べることが大好きだ。
けれど、おにぎりはきっちりとした三角以外は苦手だ。
食をテーマにした作品でこの様な切り口の作品との出逢いははじめてで、その視点が非常に面白く、すいと泳ぐように読んだ。

終始、不穏な空気感と気怠さに包まれている。わたしにとって浮気というものは不穏の象徴だったが、近頃よく耳にするようになった気がする。前よりも簡単に出逢い別れることを選択出来るようになったからなのか。読み終わったあとも何だか切ない空気感が後味に残っていた。


◎生を祝う - 李琴峰

出生前に胎児の意志を確認する「合意出生制度」のある近未来の日本。揺るがない筈だった完璧な制度の欠陥についてひっそりと考えるようになっていきます。

もし胎児が生まれることに同意してくれなかったら?
妊娠をする女性という立場から不安な気持ちを繊細に描かれています。

このような制度がもしあったのなら?と考えさせられながら読んでいました。今現在は育児への不安の方が勝ってしまって、中々思考することですら前に踏み出せずにいます。現実味を帯びつつある年齢となり、数年後に彼とこどもと一緒に家族として過ごせたらいいなとふんわり思うこの頃です。

読了後に李琴峰さんの作品をいくつか購入したので届くことが楽しみでなりません🕯



𖡼.𖤣𖥧𖡼.𖤣𖥧⚘


少し前まで茹だるような暑さだったのに。
あっという間に季節は変化していきますね。

そんな少し寒さを感じる日に作るレシピがあります。
何年も何年も作り続けているだいすきな料理のひとつ。

しめじといったきのこやおネギを入れてみたり。
こころもからだも温めてくれる煮込み料理です。


キャンプも挑戦出来て楽しい秋の始まりでした⛰
パン屋さんに朝から伺い外で珈琲を淹れてピクニック。
惜しげも無くバターを乗せたほくほくの焼き芋…
瑞々しいシャインマスカットもたくさん頂きました。

雪が降る前に後何度外に散歩に行けるでしょうか。



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