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「何がしたいのハラスメント」っていうものがあるらしいって話。

最近、お友達と話していて思ったことなんだけど。

私は病院に行く時っていうのは、まあなんらかの不調を感じているわけだ。だけど、当然ながら私は医療は素人なので、これが一体どういう症状で、どうしたらいいのかわからない。ましてや、手術したいのか、薬が飲みたいのか、なんてわかるわけがない。ただしんどいので、何が起きてるのか、どうしたらいいのか、教えて、としか言えない。それが患者ってもんである。

患者には不調の原因と対策がすぐにわからない。だから医者にかかる。しかし、それがすぐにはわからないというのは専門家であるお医者さんでも程度の差はあれ同じで、ある症状を見て、一発で原因と対策がわかるわけではない。段階的に可能性の高いものから潰していきながら、徐々に対策を固めていく。じゃないと誤診して、対策の過剰、過少が起きて不必要なしんどさを生み出しかねない。

で、この話、医療に関して言うと、そりゃそうだよね、と思われるかもしれないが、これがこと、就職とか転職とか、自分のプロジェクトの話になると、妙に話が違ってくる。誰かに相談するときっていうのは、大抵の場合「なんかモヤモヤしている」わけだけど、その不調の原因と対策は、病気と同じで、素人たる本人にはなかなかわからない。なのに、本人に答えを出すことを求めることが合法というか許容されてしまっている感がある。この差はなんだろうね。

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