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結局、女は出産育児仕事の負荷から逃れられない


逃れられない、という決めつけではない。

そして逃れるとか逃れられないという問題でもない気がする。負荷という表現も好ましくないのだろう。負荷かどうかは個人差もある。

ただこのタイトルは旧ついったーで色々な女の出産育児をする年齢について述べられた様々な意見を眺めて心に浮かんできた思いだ。

リアルで、現実で、出産育児仕事の負荷から解放された人なんて見た事ない。むしろ解放されていたら何して生きてんだ、と思う。

産む負荷は女性だけにしかできないからそこの物理的ダメージ(子供への対面に対する多幸感と生命への感動もきっとあるだろう。身をもって経験すれば感じるのかもしれない(←未経験者の戯言))はあるにしろ、育児仕事は親になれば両方がやるものだとも思うが、

思うが、、、、!!

どーーーしても、母親が家事育児の割合が多い気がする。

どこかで稼ぎの割合がーとか聞こえてきそうだし、個々の家庭によって分担が違うんだから、と言う声も分かる。分かるが、

でもやっぱ母親の方が家事育児率、、父親と比べて高いですヨネ……?

私は自分の育った家庭を顧みると、母親が怒涛の如く家事育児仕事をしていたため、将来をすでに恐れ、慄いている。

恐怖だ。

その前に伴侶ができるかどうかさえも怪しいが、将来について想像することぐらいは許してくれ。

「そんな相手じゃなくて、ちゃんと家事育児やってくれる人と一緒になればいいのよ!」

とか

「全部やろうと思わなくていいのに〜」

とか声をいただく。すでに結婚した友達や、すでに2人、3人の子供を持つ後輩の子。

ソウダネ、、ソウダヨネ。相思相愛で家庭を持ったお方の声は強いヨ、ぐぬぬぬ。

そもそもの相手だよ、相手!そこがまず鬼門だ(ᴖ ̫ᴖ) 

すまないが、結婚とかそこまでの道のりがデッドレースのように思えて私は先の見えない階段を踏み外しそうなんだ。
いや、もうすでに踏み外して両手を上げて笑いながら宙を真っ逆さまに落ちているかもしれない。

歳を重ねるごとに独りである自分が、浮いているような気がする。

そう思うのも地方の田舎だからだろう。

周りはとにかく三十路過ぎたら結婚、婚活、子育て、なのだ。

30代で結婚してなければ親戚一同から色々言われるお姉様方を目で見てきた。

ああ、怖い。

私はそんな負荷に耐えられる気がしない。

出産も勇気はないし、家事育児も自信なんてない。

自信がある人の方が少ないだろう、誰しも親になる前には不安になるものだろうけど。

このご時世、親になる前から不安にさせられる世の中(将来性とか、経済的なこととか、)に成り果てているような気がする。

暗いことを書いてしまっただろうか。読んで、陰気臭いと思ったかもしれない。

これが行動もせず、よなよな不安を募らせてはため息を吐く「よなよなアラサー女」の戯言なのだ。

この先自分の人生をかけて子育てや家庭を築き上げていく自信はまだ持ち合わせてないのだ。

そんでもって、それなら今のままの方が楽でいいや〜と大の字になって自適に暮らしている。

いつの日か馬車に轢かれそうな気がする。大の字になった自分の上を躊躇無く、馬の蹄が食い込みそうで怖い。

「甘いことばっか考えてんじゃねーヨ!!」と言わんばかりにボロボロに引き摺られそうだ…。

こんな妄想をしている自分がなんと滑稽なこと。

だから今日は早朝に地元の観光地を訪れ、無人の時間帯に最高の景色を独り占めにして、人が来る前に退散した。そしてスーパーで肉を買って、頬張りながら映画を2本見た。(罪の声、護られなかった者たちへ)

私は思ったのだ。

あれ、最近仕事以外で人に会ってないな…
こりゃ、ますます何かが遠のいてる気がする…🤔

何かって、何だろうね。
分かるけど、言わずにそっと終わらせることにする。

(タイトルに対するオチはない)

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