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得意でもない料理を得意と言ってまで婚活するのか。


またもや独身アラサー女の戯言。
(必ずしも料理が得意じゃないと結婚できない、とか婚活に必須とか、そんなことを直接言われたわけでもないのですが。)

自炊中、大根を包丁で切っている時にふと思ったんです。

もし結婚というものをしたら、私は私以外のために料理を『作らなければ』いけないのだろうか…。

いやいや、共同生活ってそんなもんじゃん。結婚生活って、そんなもんじゃん。

自分一人で暮らすわけじゃないんだから、お互いに役割分担して生活するんだから。

すぐさま自分で自答する。

料理が不得意ってわけじゃないけど、じゃあ毎日作りたいです!って言うほど料理に対して熱量があるわけでもない。

食べることに対してはかなり熱量があるけど、作ることは正直普通…。

そこでまた、思う。

じゃあ料理が上手なパートナーがいいなぁ。そう考えてハッとした。
あれ、これって婚活市場で言うと料理上手な人が選ばれやすいって思考に重なるな、と。

女であれ、男であれ、相手に料理上手を求めてる思考を私はしてしまったことについて、恐ろしくなりました。

何を求めているんだ、と。

自分が得意じゃないものを求めるのは悪くはないと言うけれども、何だか都合の良いような探し方をしているようで違和感を感じた。

そして、私がそう考える(条件を求めてしまった)ように世の人達も同じように考える人が多いから料理上手とアピールすべし、なんてことが言われるんだろう、と。

「料理上手は高ポイントです!」という趣旨をネットで見ることが多い気がする。

私だって、家に帰ってきて美味しい手料理が待っていたら惚れるし、胃袋掴まれたらもう一生ついて行きたいなんて思ってしまうかもしれない

ただ、得意でもない料理を得意です、とアピールしてまで婚活はできないなと思いながら大根を切った今夜。

相手にも悪いし、そもそもそんな偽りを並べてまで相手を探す必要があるのか。(いや、まず偽りを述べる前に料理経験積むなり、料理教室通うなりしてレベルを上げるのが普通なのですが!)

アプリでも何でもとりあえず高ポイント項目書いとけ、みたいなのを見たりするとこんな歪な思考をしてしまい、そしてまた自問する。

こんなこと考えて「私には無理」なんて言ってちゃ、一生共同生活できないんじゃ…?
もしかして、私共同生活無理な人…?

仕事で疲れてレンチンしかできない時もあるし、朝も自分のご飯を用意するだけで精一杯な気がする。(この人なら毎日料理するのだって苦じゃないと思えるような人が現れる奇跡もあるのかもしれない)

お互いの長所を活かして短所をカバーしあえるようなパートナーを、という言葉をネットで見かけては私は白目を向きそうになる。

自分が婚活市場に出れば、圧倒的に不利な状況であることが分かる。   

そこまでして婚活したくない、というと反感を買うでしょう。したくないよりできない、否、動く勇気がないといったところ。

頭の中で考え込んでは自答して自己完結して…。

親指咥えて周りを見渡している状態に変わりないのです。

そう考えると料理って何気にすごいアドバンテージだな、と思いました。
料理上手な婚活女子はかなりの戦闘力があると思うので、全ての女子に幸あれ。

まとめ  今回の思考回路
料理作る→結婚子育てになると毎日作るのかな…→えっ、料理得意じゃないのに毎日は無理→料理上手な人と生活したい→なんて事を求めるんだ→婚活の需要と供給とは…→私は婚活戦闘力ゼロでは…?→もう無理だ…諦めの境地

以上、婚活した方が良いのか、このまま一人なのかとひたすらぼんやり考えながら一度も行動に移したことがない置き去りの独身アラサーの独り言でした。

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