ごあ(宇宙でひとりぼっち)

夢は世界平和。音楽と植物が好き。「宇宙でひとりぼっち」というブログをやってました。ht…

ごあ(宇宙でひとりぼっち)

夢は世界平和。音楽と植物が好き。「宇宙でひとりぼっち」というブログをやってました。https://noname420.seesaa.net/

マガジン

  • 日記

    雑感とか近況とかいったことをずらずらと書く場所。インドで暮らしていた時代に書いた日記も「インド日記」のタイトルで載せています。

  • ビートルズ

    ビートルズと各メンバーに関係する記事をまとめています。

  • 訳詞

    英語の歌詞をお題に自分なりの和訳を発表しています。好きな曲の訳しかやりません。

  • 全ジ連

    全世界ジョージ・ハリスン連盟、だったかなあ……?弾かないリード・ギタリスト、世界最強の第三の男、慈愛の輝きに満ちた庭師、ジョージへの思いをぶちまけます。

  • 音楽

    原則、好きな音楽についてだけ書きます。色々聴きますが基本はビートルズ好き。自分もギターを弾いたり作曲したりします。

最近の記事

初秋の朝散歩

今年の3月中頃に寒冷地にある新居に引っ越してきて半年が過ぎた。引っ越しが落ち着いたら治るだろうと思っていた鬱状態は、薬を飲むのをやめたらかえって酷くなってしまい、現在は抗うつ薬のおかげでまあまあ落ち着いている。メンタルのためにも、もともと日課であった散歩は現在もできる限り続けている。近年は散歩コースの途中で何かしら対象を決めて植物の定点写真を撮り、季節の移り変わりをじっくり定点観測していたのだけど、今年はそんなことをやっている心の余裕もなく春と夏が過ぎ去ってしまった。 今年

    • 訳詞:The Beatles「Within You, Without You」

      ビートルズの「Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Band」のアナログ盤ではB面の1曲目に入っているのが、このアルバム唯一のジョージ作、「Within You, Without You」である。レコードを実際に聴く人なら誰でも知っていることだが、外周から内周に向かって渦巻き状に溝が掘られ、一定の速度で回るレコードの構造上、最外周に位置するAB面の1曲目は音の記録に一番長い距離が取れるので、音質も一番良い。だからアーティストは、良い音で聴いてほしい

      • インド・プネ発の極上ソフトロック:Easy Wanderlings「Enemy」

        Spotifyを使っていた頃、というともう3年以上前になってしまうのだが、おすすめに上がってきて出会い、今も好きな音楽はいくつかある。そのひとつが今日のテーマであるEasy Wanderlingsというバンドのシングル曲「Enemy」である。特にどの国のバンドだか知らずに聴いて、とても気に入ったので調べてみたらインド人もびっくり、ではなくてインド人だったのでびっくりしたのである。マハーラシュトラ州プネ出身の8人組インディーバンド。彼らのホームページには「Soul pop an

        • 甲州街道はもう秋なのさ(まだ夏だけど)

          思えば国道20号、いわゆる甲州街道とは縁の深い人生である。実家は東京の甲州街道と環状7号線の交差点近くにある。首都高も高架で甲州街道と並行していて交通量が非常に多く、自分が知る限りでは空気汚染の濃度が日本一高いことで有名な交差点である(現在はどうなのか知らない)。真夜中に街が寝静まっても、「しゃーー」という圧縮された交通の音だけは甲州街道の方角から絶えることがなかった。それが普通の当たり前だったので、田舎で暮らしていると夜は本当に無音状態で静かだなあと思う。実家を出てからもし

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          5本
        • 音楽
          14本
        • 園芸
          3本

        記事

          夏に入ってから植えた朝顔が開き始めた

          自宅の庭で植物を育てるのが好きで、旧ブログでは春から秋にかけて盛んに園芸記事を投稿して栽培状況を報告していた。なのに今年の自分は、まったく園芸記事を書いていない。その一番大きな理由は、今年から住み始めた新居の庭に植物を育てられる場所がほとんどないことである。これは、家選びの最大の誤算だった。当初は、土の上に砕石が敷きつめられて駐車場になっているスペースに手を入れて、そこを畑にしようと考えていた。小石をどかせば、耕せる土が出てくるだろうと思っていたのだ。しかしその考えは甘かった

          夏に入ってから植えた朝顔が開き始めた

          セルジオ・メンデス、今世紀に入ってからもヒットを飛ばしていたのを覚えている。クラシック好きの父が持っていたレコードの中で数少ないポップスものの1つがこの4曲入りEP盤。いつの間にか自分が拝借してそのまま自宅にあるので、今かけている。RIP

          セルジオ・メンデス、今世紀に入ってからもヒットを飛ばしていたのを覚えている。クラシック好きの父が持っていたレコードの中で数少ないポップスものの1つがこの4曲入りEP盤。いつの間にか自分が拝借してそのまま自宅にあるので、今かけている。RIP

          訳詞:The Rolling Stones「Back Street Girl」

          レコードプレイヤーを買ってから、最近は夜な夜な寝る前にレコードを聴いている。すごく落ち着くのである。ある晩に聴いたのはローリング・ストーンズのアメリカ編集盤「Flowers」のB面だった。その前の晩にA面だけ聴いてそのままにしていた。レコードのいいところのひとつは、時間がなかったり集中力が続かなかったりするときには盤をひっくり返さずに片面だけ聴いて、続きはまた今度、という聴き方ができるところだ。自分が持っている「Flowers」は数年前のカリフォルニア出張の際に50セント(ド

          訳詞:The Rolling Stones「Back Street Girl」

          生きるの大変、でもそれだけではない

          去年をしのぐ異常な暑さの夏が続いていて、生きているのだけでも大変である。それでも、関東で過ごしていた昨年の夏のことを思い出すと、標高の高い寒冷地に移った今年はあれよりはまだ過ごしやすい。夜はエアコンを使わずに寝られている。去年の夏は猛暑で参っていただけでなく、心の状態もかなり危うかった。9月に入って自宅が水害に見舞われてストレスが一気に限界値を超えてしまったが、自分が旧ブログに書いてきた日記を思い返してみれば、2~3年前から自分のメンタルはかなり弱っていたことがわかる。真夜中

          生きるの大変、でもそれだけではない

          ビリー・プレストン参加の名曲:Fastball「You're An Ocean」

          旧ブログでやろうとしてあまりやれてなかったことの1つが、自分の好きだった90年代名曲について書き残しておくことだった。ぼんやりしているうちに、90年代はもう四半世紀以上前のことになってしまった。時間の流れは信じがたいほど早い。忘却の彼方に追いやられるには惜しい名曲を自分はたくさん覚えている。ニルヴァーナだとかレッチリだとかウィーザーあたりなら、いくらでも語られて確実に後世に残るだろうから、気にする必要はない。もっと、放っておいたら完全に忘れ去られるであろう、リアルタイムで出会

          ビリー・プレストン参加の名曲:Fastball「You're An Ocean」

          ジョージ74年北米ツアーの鮮明な映像が発掘される

          ビートルズと解散後のメンバーの動向をリアルタイムで追っていた評論家や音楽ファンによる文章を読んでいると、今でもかなりの頻度で見かけるのが、ビートルズ解散直後のジョージはジョンやポールをしのぐ神がかり的な活躍ぶりを見せていたものの、1974年の「Dark Horse」や北米ツアーの「失敗」によってすっかり勢いを失い、以後の活動はどんどん地味になっていく、という評価である。自分がビートルズの熱狂的ファンになったのは80年代前半からであり、当時のジョージはこれまた低評価の「Gone

          ジョージ74年北米ツアーの鮮明な映像が発掘される

          自己紹介

          紹介するほどの自己でもないのですが、これを読んでくださってありがとうございます。1972年生まれの音楽好きです。10歳の頃にビートルズの音楽が好きであることを自覚して以来、飽きることなくずっと聴き続けています。一番好きなメンバーはジョージ。90年代はニルヴァーナを皮切りにリアルタイムの音楽に夢中でしたが、近年はもっぱら後追いです。ジャンル国籍問わず良い音楽なら何でも聴く、聴きたい、と思ってますが、見聞はたいして広くありません。ギター、ベース、ドラム、ピアノ(少々)の演奏ができ

          George Martin Instrumentally Salutes "The Beatle Girls"

          昨年9月の台風で床上浸水の被害に遭って、30年近く使ってきたレコードプレイヤーが水没。持っているレコードの大半は早めに2階に避難させていたので助かったけど、プレイヤーがなくて聴けない状況が先日まで続いていた。引っ越しと新居の立ち上げ、息子の高校進学と、物入りな状況が立て続けに発生した上に自分の仕事は不調で収入減と、経済的な不安が大きすぎて自分の楽しみのためにお金を使うことがとても考えられず、精神状態はネガティブの極致だった。それが先月になってようやく少し持ち直し、金で買える楽

          George Martin Instrumentally Salutes "The Beatle Girls"

          自分は小学生の頃から一貫して運動が苦手なので、運動で良い成績を挙げることが全国的に賞賛される期間というのがどうにも居心地が悪い。同じ国の選手が運動で世界一になったからといって「勇気がもらえる」というのも意味がわからない。運動選手に自分をまったく投影できないからである。

          自分は小学生の頃から一貫して運動が苦手なので、運動で良い成績を挙げることが全国的に賞賛される期間というのがどうにも居心地が悪い。同じ国の選手が運動で世界一になったからといって「勇気がもらえる」というのも意味がわからない。運動選手に自分をまったく投影できないからである。

          ブログをやっていた去年の今ごろまでは、少なくとも週に1本は記事を投稿することに決めていて、おおむね実行できていたんだけど、一度崩れるとなかなか戻せない。ここにある最新記事は2か月以上前のもの。これではいけない。つぶやきだけでも書き込もうか、と試しにつぶやいてみる。

          ブログをやっていた去年の今ごろまでは、少なくとも週に1本は記事を投稿することに決めていて、おおむね実行できていたんだけど、一度崩れるとなかなか戻せない。ここにある最新記事は2か月以上前のもの。これではいけない。つぶやきだけでも書き込もうか、と試しにつぶやいてみる。

          Juliana Hatfield Sings Olivia Newton-John

          自分が最近とてもはまっているカバーアルバムがある。「Juliana Hatfield Sings Olivia Newton-John」、その名の通り、ジュリアナ・ハットフィールドによるオリビア・ニュートン=ジョンのカバー集である。ジュリアナ・ハットフィールドといえば、前回記事で取り上げたレモンヘッズの「It's A Shame About Ray」にメンバーとして参加し、コーラスで存在感を発揮していて馴染みの深い名前ではあったけれど、ソロ作はこれまで聴いたことがなかった。オ

          Juliana Hatfield Sings Olivia Newton-John

          訳詞:Musical "Hair"/The Lemonheads「Frank Mills」

          レモンヘッズが1992年にリリースした「It's A Shame About Ray」は、自分にとっては永遠の名盤。リリース当時に出会って以来、未だに愛聴している大好きなアルバム。当時はニルヴァーナ狂いだったので、そういう文脈で知った作品だけど、ずっと飽きずに聴き続けてきた年月の中で、グランジだとかオルタナだとかいった時代の匂いはすっかり抜け落ちてしまい、みずみずしい音楽だけが自分の中に残っている。30年近く経ってあらためて聴けば、本質は普遍的なフォークロック以外の何ものでも

          訳詞:Musical "Hair"/The Lemonheads「Frank Mills」