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世界を拓く本

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読んで感想を書きたくなった本たち
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#書評

『街とその不確かな壁』(村上春樹)を読んで

ここのところ、心揺さぶるような本や映画に出会えていない気がする。満を持して読んだ村上春樹…

Nomura Keisuke
9か月前
30

『ねじまき鳥クロニクル』(村上春樹)を読んで 〜言葉と背景に向き合う〜

愛読書とも言える『ねじまき鳥クロニクル』。 出会いは高校生の頃、通読できたのは大学生にな…

12

『自信と劣等感の心理学』(加藤諦三)を読んで

「自信がないんです」営業先で、仲の良い社長に、転職の現実をこぼした時にオススメ頂いた本。…

3

『ケーキの切れない非行少年たち』(宮口幸治)を読んで

非行少年は、障害を抱えていることがある。あるいは、障害を抱えているのにも関わらず、そのこ…

4

『自分の意見で生きていこう』 (ちきりん)を読んで

改めての気付きが多い本だった。しかも懇切丁寧に事例や図解を示して繰り返し伝えてくれるので…

8

『2000日の海外放浪の果てにたどり着いたのは山奥の集落の一番上だった』(坂本治郎)…

旅の紀行本を、そういえば、あまり読まない。高橋歩を少しばかりと深夜特急を一巻くらい。どこ…

5

『ドブネズミの詩』(ザ・ブルーハーツ)を読んで

人の家にお邪魔する際、その人の家の本棚を見るのが好きだ。宿となるとなおよく、ゲストハウスとなると、もはやそれすら目的の一つになり得る。行きつけのゲストハウスでは、一日中、その宿の本を読んで過ごすこともあるくらいだ。『ドブネズミの詩』はそんな物色の内に出会った本である。『theスナフキンズ』という宿だった。 オーナーもブルーハーツが好きとのことで、色々と教えてもらった。本書なんかは、プレミアがついているらしい。amazonでもメルカリでも3倍以上だった。手に取れたことが半ば奇

『三体1』(劉 慈欣)を読んで

絶賛、世界中で話題の本。もう遅いか? 気になってはいたが、「中国」や「SF」「超長編」とい…

4

『三体II上』(劉 慈欣)を読んで

なにせ内容が複雑だから、1から間を開けない方が良いだろうと思い、高速で読み進めた。 1と違…

4

『三体Ⅱ下』(劉 慈欣)を読んで

この感想文を書く途中で売れてしまった。ので、詳細わからぬままに書く。 上より200年後の世…

4

『三体Ⅲ上』(劉 慈欣)を読んで

もうお腹いっぱい。という感じ。 ワクワクとは程遠く。またどんな悲劇が起こるんだろう。と大…

4

『三体Ⅲ下』(劉 慈欣)を読んで

終末への持って行き方と終わらせ方には投げやり感を感じなくもない。Ⅲの上で感じた退屈さから…

10

『存在の耐えられない軽さ』(ミラン・クンデラ)を読んで

下に感想を綴るのに、印象に残った箇所をメモに残しています。 哲学書だと思っていたどこか忘…

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『存在の耐えられない軽さ』のメモ

印象的な文章が多かった。一部をメモとして残しておきたい。どんなふうに印象に残ったのかは、きっとその文章を目にする時の状況によって変わるだろうから割愛する。 感想はこちら メモ:p308-350 キッチュ-俗悪なもの-についての考察 難しくて理解できず