見出し画像

『ドブネズミの詩』(ザ・ブルーハーツ)を読んで

人の家にお邪魔する際、その人の家の本棚を見るのが好きだ。宿となるとなおよく、ゲストハウスとなると、もはやそれすら目的の一つになり得る。行きつけのゲストハウスでは、一日中、その宿の本を読んで過ごすこともあるくらいだ。『ドブネズミの詩』はそんな物色の内に出会った本である。『theスナフキンズ』という宿だった。

オーナーもブルーハーツが好きとのことで、色々と教えてもらった。本書なんかは、プレミアがついているらしい。amazonでもメルカリでも3倍以上だった。手に取れたことが半ば奇跡。ということで、素晴らしい環境で通読。

こだわりのある本たち
雰囲気のある本棚

歌詞と落書きのような自筆の言葉が散りばめられていた。短い文章しかないのだけど、言葉ってこんなに強い力を持つのか、と驚く。素直な想い。手元に一冊置いておき、事あるごとにパラパラとめくり返したい本。どんなに正直になろうとしても、どうしても格好つけてしまうぼくを嘲笑う。いや、それすらも抱擁する感じ。今も。

ブルーハーツ、apple musicで聞けないんです。以前i podで聞いていた時は、PCのapple music経由でダウンロードして聞いていたけど、今は逆にそれができなく、遠ざかっていた。カラオケで歌うにも周りの雰囲気を合わなくてやめていた。でもやっぱりブルーハーツだ。歌詞の熱量が段違いだ。

古本屋に行く楽しみができた。

最後まで読んでくださいましてありがとうございます! 一度きりの人生をともに楽しみましょう!