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そもそも、教育実習って?

こんにちは。ノモちゃんです。今日も暑いですね。ニュースで外に出ないでくださいって言ってましたね。そんなニュースびっくりですね。

ここ2回のお話では、私個人の教育実習に対する考えをお伝えしてきました。

私が教職課程をとり始めてから、公教育はたくさんの法律や決まりに守られていることを学んできました。だから新しいムーブメントが起きにくく古典的な面もある公教育なわけですが、勉強してみると面白いところもたくさんありました。教員になるための教育実習も、実は法律に定められているものなんです。

そこで今日は、そもそも教育実習ってどういうものなのか、なぜ教育実習を受けなければならないのか、その仕組みについて考えていきます。

少し堅い話になりますが、「教育実習をしなければいけませんよ」と定められているのは、教員免許を取得するための法令上の要件のなかにあります。

教師になるためには、国が発行する”教員免許”を取得する必要がありまして、免許を取得するには基本的には大学で”教職課程”の単位を取得する必要があります(大学以外の一部教育機関でも取得することはできるみたいです)。大学では単位=授業なので大学によって単位の名前や種類が違うため、”教職課程の単位を取得する”という言い方をしておりますが、とにかく大学でこの教職課程を終えて国に申請すると免許がもらえるわけですね。

私も教職課程をとり始めるまでよく理解していなかったのでここに記しておきますが、教員免許を大学在学中にとろうとおもったら、自分の所属する学部が定める単位(=卒業するための単位ですね)+教職課程の単位を並行で取る必要があります。

教育実習は、この”教職課程”のなかにあります。なので、教育実習を受けないと教職免許は取得できないわけですね。

受け入れる側の学校としてはどういう位置づけなの?と思って少し調べてみましたが、教育実習は学校の厚意でやっていただいているとのことです。教育実習の受け入れ校との調整は、基本的に大学が行うようです。また学校によってはこの教育実習を研修とみなすため、新任の先生方が担任をもつケースもあるため負担が多すぎるのではないかという意見もあるみたいですね。

というわけで、教育実習ってなんなの?なんでやらなきゃいけないの?という質問にお答えしてみました。

それでは!