#6 旅に3つの物しか持って行けれないとしたら?アルゼンチン人のノマドカップルに聞いてみた
Nomad Universityへようこそ!
世界を旅するデジタルノマドのあきな(@beakinaself)です。
わたしは旅の途中で出会った世界中のデジタルノマドにインタビューして、彼らが旅の途中で遭遇した「とんでもない体験」や「おもしろい体験」などをお伺いしています。彼らの非日常体験はとってもおもしろいので、興味あるひとはぜひこの記事を読み進めてくださいね。
前回の記事では、東アジアを旅するデジタルノマドカップルのセバスチャンとセシリアに、ノマドワーカーにおすすめの国を3つ紹介してもらいました。また、ふたりが旅する場所を選定するときにWi-Fi環境を重視しているということは、デジタルノマドらしいですね。
ふたりのように世界を旅するとなると、あれやこれや必要かもと思って、ついつい荷物が増えてしまいがちですよね。しかし、決まった住居を持たず世界を点々とするデジタルノマドにとって、荷物の量を最小限に抑えることはとても重要なこと。アルゼンチンから遠く離れた東アジアを旅するふたりに旅に必要なアイテムは何か3つ選んでもらいました。また、荷物を厳選するポイントも紹介してもらいましょう!
本インタビュー記事では、7回の連載でお届けしています。
#1 東アジアを旅しようと思った理由
#2 ノマドカップルが考えるデジタルノマドに必要なスキル
#3 旅の途中で印象に残っている出来事
#4 ノマドカップルの出会いとカップルとしての旅の進め方
#5 東アジアを5年間旅するノマドカップルがおすすめする国3選
#6 旅に3つの物しか持って行けれないとしたら?ノマドカップルに聞いてみた(今この記事を読んでいます)
#7 平凡な会社員だったアルゼンチン人のカップルがデジタルノマドになろうと思ったきっかけ
この記事の見出しは以下の通り。
1. 旅に3つのものしか持って行けれないとしたら?
質問です!おふたりのバックパックに「3つのものしか入れられない」としたら、それは何でしょうか、そしてなぜでしょうか?
いい質問ですね。ノートパソコン、携帯とカメラもそうです。この3つは仕事の必需品です。YouTubeのチャンネルを持っているので、カメラとコンピューターは動画編集用で、携帯電話はSNS用に必要です。つまり、仕事に関するものですね。
2. 故郷ラテンアメリカを身近に感じる「マテ茶」
仕事道具以外ではマテ茶ですね。アルゼンチンの伝統的な飲み物で、健康茶です。ぼくたちはいつも飲んでいるので、日ごろから 1リットル分を毎日持ち歩いています。
日本でもマテ茶は人気で、スーパーでもよく売られています!
わたしたちも日本でいくつかのマテ茶を見ましたが、ラテンアメリカのとは少し違いますね。日本では、お茶として飲まれることがほとんどですが、ぼくたちラテンアメリカでは飲み方が違います。
伝統的なカップと金属製のストローを使って、水を注いでストローで飲むんです。だから、同じマテ茶でも、飲み方によってハーブの種類が違うから、探すのは少し大変です。
でも、ぼくたちはいつもなんとか見つけています!マテを毎日飲む習慣は、故郷のラテンアメリカをより身近に感じさせてくれることにもなるんです。
3. 旅に持っていく服を選ぶポイントは?
実用性という点では、どんな状況にも対応できるように中間的な色合いの服を揃えています。量はたくさん揃えずに、何にでも合うような服を選ぶようにしています。
わたしもトップスは白いものだけを買うようにしています。夏場は汗をかくので、白いシャツを着ると汗が目立ちませんしね。
どこに行くにも身の回りの荷物を持っていかなければならないから、荷物は少ない方がベストです。
例えば、自分は短くしたり長くしたりできるズボンのようなものを持っています。素敵な見た目ではないけど、実用的だったので購入しました。長ズボンと半ズボンの両方を兼ね備えているので、ひとつで2役もしてくれて荷物も少なく済みます。
わそうですよね、わたしもリバーシブルのスカートを持っています。片方が緑で、もう片方が茶色なんです。だから、見た目が全然違うんです。でも、これは1枚のスカートで2通りの着方ができます。物が少ない方が心は豊かになりますよね。
4. 荷物は少ない方がベスト
世界を旅する上で、荷物を最小限にすることは大切ですが、そのせいで心が窮屈になってしまうと残念ですよね。ノマドワーカーとして、コンピューターやカメラなどの機材は必須ですが、故郷との繋がりを感じれるマテ茶といったアイテムも心の拠り所として大切なのですね。
また、荷物の中で特に服は容量をとってしまいがちですが、量を抑えるための極意を教えてくれましたね。旅の準備をするときには、着回しが効くものを選ぶことを意識しながらパッキングをしてみるのがおすすめです。
連載最後となる次回では、ふたりがこれまでの生活からガラッと変わってデジタルノマドになろうとした経緯を教えてもらいましょう!
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