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「薬」について

こんにちは、Nollです。
最近、感染者の数がまたまた増加傾向になってきて、それが子どもたちにも及んでいることが気がかりでならないです。もうそろそろ夏休みになって、1年生になった子たちにとっては初めての長期休暇で本当ならうきうきとしだす時期なのにと思います。

さて、今回は「薬」についてだらだら書いていこうと思います。まず、薬と訊くとなにを連想されるでしょうか。顆粒材、錠剤、塗布薬、目薬、火薬その他諸々。数ある中で私は、「草」を思い浮かべます。モノノ怪という作品で、薬売りさんがこのように申されたのでした。「打った丸薬が全く効かない。詐欺だなんだとの難癖をつけてきましてね。だいたい、薬で治そうっていう心根も気に食わねぇ。」というのです。御尤もで、最優秀の優勝賞を差し上げたいです。薬売りさんの静けさと力強さはいつでも変わらずお美しい、憧れです。

薬の力は症状を抑えることであって、根本からの修復ではないのです。一定の時期になるとアレルギー薬がとても重宝されます。けれども、それは悪化を一時的に緩和するものです。場合によっては命に関わるものもあるので、NGと申し上げているのではございません。ただ、生活習慣を見直すことでアレルギーがないようにまで状態を回復させることができるならそれは活用して、病気に強く美しい状態をキープできるというのはお得だと思っております。

私は、具合が悪くなって診療所に行かなくてはいけないとき、薬を出される際、ドラッグストアや調剤所にある廉価で単一成分がメインの顆粒薬、錠剤などの内服薬を選ぶより漢方をお願いします。通わずに済むのが一番ではあるのですが。内服薬は効き目が早いのはありますが、先ほど申し上げたように「症状を抑える」ため、その代わりには健康な部分を余計に働かせていることになります。漢方は効き目は逆に時間はかかり少しお高くなりますが、こちらは「悪い部分を全体的に体の調子のいいように整えていく手伝いをする」なので、こっちは根本解決を目標にしているものになります。こちらは内臓への負担が比較的軽いので、別の臓器を傷める心配は軽減されます。皆さんならどちらが理にかなっていると思われるでしょうか。

日本の四字熟語には、食を表したものがたくさんあります。その中で、薬に関連したものの代表するのは「医食同源」だと思います。逆に病気を表すのは「暴飲暴食」かと。このnote書くのに調べてみたらなんと少なくとも63語はあるようです。気になった方は、ぜひ「食 四字熟語」で検索してみてください。話を戻します。医食同源とは、字の通りなのですが「日ごろの食生活も医療に通じるということ。」です。その細かい内容が「一汁一菜または一汁三菜」と思います。日本のおかずや付け合わせ、汁物やお野菜、薬味、山菜もしくは薬草になるものは本当に豊富でどれも体にいいと感嘆してしまいます。食べすぎれば確かに毒にもなりえますがそこは節度があるのでおなか一杯になったら止めるというブレーキもちゃんと機能していると思います。

ところで、皆さんは好きな山菜料理みたいなのはありますか。
私は「七草粥」が大好きで、毎年正月が明けるくらいかもう正月中に既に食べています。好きすぎてか、なんなら毎週食べたいくらいと言ったら、身内になんでそんなにそれが好きなのかと引かれたことが幾度となくありました。でも、食べます。いつか自分で七草を育てるスペースを作って自分で育ててみたいと思っています。西洋ハーブは一度育てたことありますが、種類によっては少量でめちゃくちゃ育って他のをダメにするやつがあるのでよくよく気を付けないとと打ちのめされたことがあります。

昔、日本の薬草についての扱い方の本を旅行に行った際に見つけて、速攻で衝動買いをしてしまいました。まさか、お土産屋さんで見つけられるとも思ってもいませんでした。表紙も昔ながらの紐の冊子のようになっていてときめきを堪えきれませんでした。(時代劇なんかでよく背表紙にタコ糸が縫ってあるような形のものです)その前から、西洋のハーブについての勉強に興味があったので、内容は私には値段以上の価値がありました。どちらの薬草についての内容もしっかり身に着けて役立てられるようにしていきたいです。

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