見出し画像

ひよこかパンケーキか、、、ひとつの食育のお話②

鶏は食べるより、飼いたい

孵卵器に入れてひよこにする卵とパンケーキとして食べる卵に分けた子どもたち。

孵卵器に入れた卵は、やがてひよこになり、大きくなったら、、、
メスは卵を産んでくれるから誰かが飼うんだけど、オスは食べることになるんだよ。

「食べるのいやだよ。どうしてもっていうなら食べるけどさ。ていうか飼いたい。」

と言う小2の息子。

いやいや…そんな簡単に飼えないよ? 

今までうちに迎えてきた
バッタとかイモリとかヘビとかクワガタとか魚とかサワガニみたいに
飼えなくなったらもとの場所に戻す、とかできないよ?

息子は生き物が好きで、草むら、田んぼや小さな池で生き物を捕まえて来て飼っている。

ただ、捕まえた生き物たちは、
あくまで息子の生き物たち。
お世話をするのは母ではなく息子。

何かの理由で飼えなくなったらもといた場所に戻せる生き物だけ
持って帰ってきて飼っても良い、という条件で飼っていた。

(でも結局、母に言われてやっと水換え、餌やりをするのが現状なのだけれども…)

こうやって捕まえてきた生き物たちは返しに行けるけど、鶏は戻しに行けない。

飼う責任は今までの生き物を飼うより重くなる。


どうしても、鶏を飼いたいから、親を説得する

「でも、鶏飼いたいよ!絶対飼いたい!」

飼いたい主張が激しい息子。

父が、そんなに飼いたいなら
鶏を飼うメリットとデメリットを説明しろ、と言い出して
鶏を飼うためのプレゼン準備をすることに。

近くの図書館で本を借りてきた。何やら真剣にいろいろ書いている。


楽しそうにプレゼン資料を作っているが…

年中の妹まで、お兄ちゃんが掃除できなかったらわたしがやる、
と味方になっている。

さて、プレゼンはうまくいくのかどうか…笑

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?