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徒然なるままに! ー人と関わる怖さを客観視してみる!ー

潜在的なものはあっても後天的に変容するのが性格性質です。ちなみに私に「情」の感性がかなり強い人間です。基本他人軸を重視していきますが、自分軸を作ることで人生はかなり楽になります。これは実感です。

生来的なもの3割&後天的なもの7割くらいでしょうか。確かに、私の中にも「人と深く関わるのが怖い」という不安があり、ときおり、その第1の感情が現れてくることがあります。

「愛おしいね、その感情」「大丈夫だよ、何も心配することはない」とその感情が出てきたときに、自分がやさしく声をかけ、第2の感情を意図的に発動して、その第1の感情を緩和軽減することができるようになってきました。これは、以前から考えるととても大きな成長です。

ここ数年振り返ってみて、「自己の強み弱みの認識」と「人生の意識ステージの確認」と「自分の真の個性(DNAに刻まれた生来のもの)」をある程度、メタ認知でき、真の個性を発揮するオリジナルな唯一無二の人生を生きることができるようになってきた実感があるからだと思います。

そもそも、その第1感情は私の責任ではありません。そして、親の責任でもありません。親は親なりの過去があり様々なものを受け継いで精一杯生きています。このようなことが認識できてないと自分否定や親否定へ、自分の思考と感情と行動の矛先が向かってしまうことになります。自分もそうでした。かなり親には迷惑をかけてしまいました。

私のようなケースの場合、よく「過去のトラウマの影響」とか「その感情を出来事から取り除く」とか「幼少期の母親との関係性」とか「人が怖いのは親密な相手(ネックは母親)を失うことの根本的な恐怖心に起因している」などと言われます。

しかし、自分の場合は、その感情を深掘りして取り除くというより、その感情自体は大切な感情なのでしっかり受け止めて、何かで包み込んで見えないようにして、その場にいったん置くイメージの方がかなりしっくりきます。

受け止める→感情を認める→いったん保留する。そして、その後に、第2の感情を間髪入れずに発動させて、少しでもポジティブで前向きな感情の状態にステートマネジメントします。そして、よい状態を整えた上でできるだけ前向き楽観的にサクサクと生きるということです。

もっとも注意すべきは、手当なしではぐっと奥まで沈んでしまうことです。いったん沈むと浮上には時間を要します。だから、感情の損切りをするわけです。感覚的なものですが、その人の年齢や経験、背景や環境により意識レベルも異なるので、このあたりの受け止め方は多様化するでしょう。

第2の感情の発動のやり方は人それぞれです。必ずその方法は存在します。その方法はいくらでもあります。いい気分になるものを書き上げてみてください。

例えば、私の場合で言えば・・・少しでも自分が良い気分になる安全基地を探します。そして、その場所・その人・その物・その感情にしばらく身を置くことを心がけています。読書・旅に出る・移動する・その場を離れる・瞑想・散歩・ヨガ・筋トレ・運動・神社参り・音楽・映画・寝る・コーヒーを飲む・息子と話す・ドライブに出かける・好きな食べ物を食べる・風呂に入る・水遊び・森林浴・独りの時間をつくる・好きなカフェに行く・笑顔になる・感謝する・掃除する・片付けをする・花を生ける・習字を書く・料理を作る・好きな人のに会う・お墓参り・好きな言葉を見つける・赤ちゃんに会う(赤ちゃん力は究極)等など。心のエネルギーが充電されてくる・・・・。

かなり脱線しましたが、恐れや不安の状態は、自分のやる気のアクセルが踏めない状態です。思考マインドと目標行き先と感情アクセルはセットなのです。ただ、人に対する怖さは誰にも責任はなく、自然なもとの自分の状態を取り戻す作業や努力を心がけることが自分に一番あった克服法です。

人と深く関わることに不安を感じる理由は様々ですが、幼少期の経験との関連性があることが多いのは確かでしょう。自己理解を深め、過去の出来事との関係を探ることも大切です。その上で、適切なサポートやコーチングを受けることで、より心のブロックを解放し、豊かな人間関係を築くことができるでしょう。