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英検1級の作文・スピーキングの英語文法力

英検1級の文法力について、英文法レベルはCefr C1レベルが必要かというとそこまで高いレベルは必要ではないと思います。但し、どこまでの英文法力が求められるかという明確な回答は難しいのですが、英検1級対策の参考書をやり込んで英語文法に疑問を抱く事が大切だと思います。

一次試験英作文対策として、
ジャパンタイムズ社 英検1級 英作文問題完全制覇はかなりおすすめの参考書です。
ここに書かれているレベルの英文法レベルで英検1級の英作文は問題ないので、日本語をみて英語に訳する訓練をすれば必然的に文法力がついてきます。
文法書を一から最後までやる必要はなく、自分の知識として抜けている箇所の英文法を文法書で確認する程度で良いと思います。

やり方として例えば、Lead to+名詞で、〜の結果をもたらすという意味ですがtoの後は動詞の原形ではなかった?かなという疑問に思い、エバーグリーン等の文法書で調べたりする事で理解して、ノートにまとめいきましょう。

僕自身も文頭にはBecauseは使えないんだと言うことも知り、自らの文法力を修正する事ができました。
余談ですが、英検の試験の性質上、2級以降英文法を問う問題はなくなり、文法について勉強する機会が減ってくると思いますが、TOEICのリーディングpart5対策で文法知識を補填する方法は有効だと思います。

関係副詞のin which, for which, whereの違いはなんだろうと文章に多く触れる中で疑問が湧いてくる事でしょう。
そういう疑問について文法書で解決する程度でよく。文法書は一から全部やり直しをする必要はないと思います。

2次試験のスピーキング対策
旺文社 14日でできる! 英検1級 二次試験・面接 完全予想問題 改訂版 はおすすめです。
倒置による強調や過去完了等が自由に使えるのが良いですが、そこまで難しい文法は要求されていないと思います。youtubeで英検2次試験の模擬試験をみて自分なら試験本番ではどんな風に試験になるかイメージしておくと良いと思います。おすすめyoutubeは英語系Youtuberの一ノ瀬アンさんとAtsueigoさんの英検1級2次試験は完璧すぎるくらいの英語スピーチでインスパイアされます。

他の文法でトリッキーな所でいうと、例えば、接続詞のAndを多用する事で英語のバリエーションが少ない印象になる事から、Thereforeを代わりに使いたくなりますが、実はThereforeは副詞なので接続詞のAndと同じように使えないという事を知り、英語の深さを知ることができます。

また、使役動詞の一例として、Help to 動詞の原形と学校で習いますが、help 動詞の原形をよく見る事があります。一見文法ミスに見えますが、れっきとした正しい表現です。 

こういう自分の中の文法概念と違う事は文法書で調べたり、文法書に的確な答えの記載がない場合は今の時代ChatGPTにhelp to verb vs help verbの違いを聞いたりして文法力向上に努めていきましょう。

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