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語学オタクのアラ還主婦の英語修行

こんにちは。Gerryです。
単語を覚えることが大事。たくさんの英文を読むことが大事。大事なことはまだまだありますよ。

文法を理解する


皆さんは文法の勉強はお好きですか?おそらく好きじゃないという人が大半なのでは?
たしかに第1文型とか第5文型とか、訳もわからず覚えさせられて、結局なんだったの?って人も多いと思います。現在完了ってネーミングも微妙。現在に何かが完了した?むむむ。
それから、高校で教わる「クジラの構文」。覚えてます?たしか、「ウマがサカナではないのと同様、クジラもサカナではない」という比較を習った時に出てきたやつです。そもそもこんな日本語使う時あるか???英文だとこうです。

A whale is no more a fish than a horse is. 

なんだかよくわからない文ですよね。
この辺りで文法はもういいやってなっちゃった人もいますよね?

私もそうでした。もやっとしながらも丸暗記してなんとかテストをしのぐって感じで、全然楽しくなかったですもの。でも、今こうして英会話の講師として働くようになり、英語の資格試験を受けるようになってようやく「文法ってめっちゃ大事じゃん!」って実感しましたから。(ちょっと遅すぎですよね…いやはや…)

かといって高校生の時に使っていたような文法の参考書で勉強をまたやりたいか、と聞かれたら速攻でNO!と言います。だって、全然楽しくなかったんですもの。今やってもきっと楽しめないですよ。あのクジラの構文なんて覚えたところで使いどころがわからないし!!

どうしましょ?

いい文法書があるんです。

一億人の英文法

東進ハイスクールの大西泰斗先生、ポール・マクベイ氏共著の「一億人の英文法」です。

レベルとしては中学校で習う文法はしっかり理解できている人向けです。英語を話すために必要な文法は何か、を噛み砕いて説明してくれています。ですが、堅苦しい文法書では分かりにくかった「クジラの構文」などをサラリと説明してくれています。ようやく使い方が分かって目からウロコでした。クジラではなくてロレックスを引き合いに出して説明してありましたね。断然わかりやすい!!話すための英文法の本ですが、読むために必要な知識もしっかり手に入れられます。今でも暇があれば目を通すようにしています。参考書というよりは読み物って感じになってます。

ネイティブはどうしてこの語順で書いたり話したりするのか、が分かると文章を読み解くのが楽になるし、自分で英文を書く時にもネイティブ目線になることができてとても参考になりました。それになんといっても例文が使えるんです。日常生活で言いそうな例文が沢山載っているので、それらを暗記するのもいいかもしれませんね。

文法書は英文を正確に読むためのトリセツあるいはナビゲーションシステムだと思います。だから確認したい時にすぐ取り出せるよう、身近に置いておくことをお勧めします。
ただし、ネットショッピングでポチっとするのはお勧めしません。必ず手に取って、中身を少し読んで、自分にあっているかどうかを確認してくださいね。書かれている文体が自分にあうかどうかはとても大事です。長くお付き合いするわけですから、お相手を選ぶのはくれぐれも慎重にお願いします。(買ったらやはり素敵なブックカバーをつけてあげてくださいね)
中には内容が今までの文法書と違いすぎてけしからん、っておっしゃる人もいます。この点は現物を見てご判断ください。

ここまで読んでいただいてありがとうございました。
英語の修行はまだまだ続きます。文法のお話をもう少しだけ続けます。

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