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英検1級合格体験記 2023年第2回合格

著者は学生の頃にオーストラリアの留学を経験し、その当時英検準1級も取りたいと思っていました。当時留学先にもパス単英検準1級(単語帳)を持っていて、眺めるようにしておりました。そこで、留学先の友人達に見せるとこれはあまり実用的な表現ではないという返事で衝撃を受けました。具体的には単語帳に記載されていた「be obsessed with~/~に夢中になる」は「be possessed by~/~に取りつかれたように夢中になる。」が良く使われる表現だという予想外の返事に、当時は衝撃的でした。
帰国後、社会人になりたての時に海外営業として仕事をするため、英検準1級ぐらいは取得しておきたいという気持ちから、合格するまで頑張りました。

その後、英検準1級に10年位前に受かってから、英検受験から遠ざかっていた日々が続いていた。
理由の一つに、日常的に当時は米国の企業とのやり取りがあり、ビジネスで使う英語という観点から、ここから多くのことを吸収することができるのではないかと考えました。
今考えると唯一、語彙力の高さに圧倒させられた経験は米国企業と守秘義務契約(NDA)を結ぶ時でした。当時は新入社員であり、守秘義務契約等は初めて目にするような理解不能な文章でした。一生懸命日本語に訳そうとしても、当時は法律の知識もなく、意味が理解できませんでした。いつかこの守秘義務契約を正しく理解し、カウンターオファーを出せるようになりたいとは思っていました。
しかし、社会人となりビジネス英語を磨く必要はあるとは思いつつ、10年近く目標を持たずに毎日を過ごしていました。

30代になり、しばらく資格勉強をしていない事に気づかされ、初めは1年間の期間と決めて英検1級を受けてみることにしました。単語帳から始めて単語を覚える事自体が非常に苦労しましたが、単語を覚えると同時にふとした瞬間にポッドキャストの英語ニュースの内容とリンクさせることができ、うれしい気持ちになりました。単語を覚えるほど、映画を観ている時にもこの場面で英検1級の単語が使われていることに気づくようになりました。それ(英検1級の単語)は実用的な単語なのだということに気づいたのです。

それから合格迄に非常に長く茨の道でしたが、私は海外営業をしていたため、英語力を向上が図れたのは良かったと思っています。

〈インデックス〉
1. 語彙対策
・英検の1次試験で難しいとされる語彙問題が重要。
・パス単を覚えるだけでは難しいので、過去問の未知の語彙も学ぶ。
・語彙の意味だけでなく、文脈での使用も理解する。例文を作りながら覚える。
・毎日の電車通勤時間を利用して、1日100語から始め、徐々にペースアップ。
・意味が定着していない単語にチェックを入れ、電車内で覚えるまでを繰り返す。
・発音の重要性に気づき、オンライン英会話で正確な発音を学ぶ。
2. リーディング対策
・パート2とパート3の問題に合わせて時間配分を調整。
・記事の内容が難しい単語で書かれていても、冷静に読むことが解決の鍵。
・過去問の問題は和訳で理解し、理解できない部分はChatGPTなどのAIを利用。
3. リスニング対策
・日常会話からアカデミックなテーマまで幅広いリスニング練習が必要。
・テーマごとにリスニングの難易度を把握し、重点的に練習する。
・試験中の静かな環境に慣れるため、普段からイヤホンを使わずに勉強する。
4. ライティング対策
・準備時間5分はイントロの作成に充てる。
・メリット・デメリットを3つ以上箇条書きし、身近な具体例を挙げる。
・ジャパンタイムズ社の「英作文完全制覇」や旺文社の「英検1級英作文問題」を利用。
5. スピーキング対策
・初期段階では鏡を使ってスピーキング練習。
・オンライン英会話や無料英会話コミュニティを活用して5題/日の練習。
・オンライン英会話の講師やアプリを利用し、様々なトピックで自分の意見を表現する。
6. 参考書やサイトの活用
・過去問や参考書は英検1級対策に必要。
・オンライン英会話の講師や無料英会話アプリで実践的な英会話のスキルを向上させる。
・リーディングやリスニングのトレーニングにはニュースサイトやポッドキャストを利用

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