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【新商品開発】で徹底して考える重要なポイント

こんにちは、ノジーです。

昨今、良いものが低単価で売られています。
しかし、中には「これって何に使うのだろう?」「逆にやりづらくなってしまった」と言った評価を受けるモノがあるのも事実です。

では、お客様に喜ばれ、人づてに広がっていく商品はどのように開発すれば良いのでしょうか?

今回の投稿は、ヒット商品を作る上で徹底的に考える重要なポイントを記載しましたので、よければご覧ください!

重要ポイント3選

BtoC、いわゆる一般消費者向けの事業を行なっている企業が、新しい商品を作ろうと考えた時、これだけは外せない!と考えられる点を3つ挙げます。
それは、

・お客様が「スッキリ」するかどうかを考えているか
・競合商品との差別化ができているか
・どのタイミングで出すか

この3つです。

1つずつ解説していきます。

お客様が「スッキリ」するかどうか

我々はなぜ、商品を作るのでしょうか?
少し哲学的な話になってしまいますが、理由は、誰かの憂いや欲求を解消するためですよね。

絶景をいつでも見たいからカメラを作る。
濃い味でスルスル入るものが食べたいからラーメンを作る
※もちろん他にもありますが、今回はラーメンに致しました^^;

つまり、今から作る商品は「誰かの憂いや欲求を解消するもの」でなければなりません。
これを一般的にニーズ解消やニーズキャッチと言います。

では、どうすればニーズキャッチができるのでしょうか。
それは、ターゲットとする方が、どうすればそのコトを、憂いを感じずスッキリできるのかを、イメージしたり、聴いたり、実際に体験してみると良いと思います。

この「スッキリ」することはコトによってもターゲットによっても変わってくるので、その辺りの調査を入念にしてみてください。

競合商品との差別化ができているか

商品を作るからには、その商品が売れなければ継続して生産することもできず、せっかくの価値を届けることもできません。

では、どうすれば売れるのでしょうか。

モノが売れるためにはいくつもの手段、手法があります。
しかし、そのどれもが効かない場合があります。

それは、商品に差別化要素がないことです。
商品の差別化も様々な形態がありますが、基本的には3種類程度に分類できます。

・機能的差別化
・価格的差別化
・付加価値的差別化

一般的には、「付加価値的差別化(アフターサービスや手続きの省略など)」が強い差別化とされますが、その他2つも強力です。

では、新商品を差別化するにあたり、どう考えれば良いのでしょうか。
一番シンプルな方法は、競合商品を使い、足りないなと感じる部分を充足させることです。

そうすれば、既に売れていて需要がある商品が強化されるわけですので、差別化に繋がります。
もちろん差別化の方法はこれだけではありませんが、参考にしてみてください!

どのタイミングで出すか

最後にどのタイミングで出すのかということについてですが、これについては、どのタイミングで販売するか。だけではなく、どのタイミングで新商品を作るのか。という意味でも考えていただきたいことです。
★新商品を企画・開発するタイミングについてはこちらをご参照ください

では、販売において新商品はどのタイミングで出すことが良いのかということについてですが、早ければ早いほど良いわけではありません。

もちろん、競合が新技術を持って新市場を開拓したなどの大きな理由があれば、急ぎシェアを取ることも必要ですが、通常の場合、10周年記念や季節ごとのキャンペーンなど、企業にとってイベントがある時が良いと考えられます。

なぜなら、ブランディングの観点が含まれるためです。
「〇〇の商品なら株式会社△△ですね。」
「この(かわいい / おしゃれ / シンプルなど)の商品は△△のものだね。」など、新商品を出すことで企業の認知も高まり、ブランド力も向上する可能性があります。

ブランド力が向上すれば、他の商品購入率も高くなることが期待できますので、新商品を世の中に出すタイミングは重要になります。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

新商品を開発しようとする時、どうしても自分の作りたいもの、既存事業を踏襲したものになりがちです。

しかし、それだけではお客様には良さが伝わりません。
上記ポイントを把握し、対象者にあった新しい商品が生まれることをこころより願っています。

今回は以上です。

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