冷房の効いていない列車に激怒
今日は大阪に行っていた。帰りの阪急電車に乗っている今は、そこそこ元気である。しかし今この列車の中の冷房がイマイチ効いていない事には不快感を覚える。世の中はこの夏という季節を我慢で乗り切ろうとしているが、私はその姿勢に不賛同である。夏とは、戦いの季節である。冷房をガンガンに効かし、耐え難きを耐え、忍び難きを忍び、徹底して暑さには反抗しなければならない。暑さをかき消す冷房という装着は積極的に使わなくてはならない。近頃は地球温暖化がどうのとかなんとか言われるが、ちっぽけでどうしようもない人間如きの多少の乱暴で壊れてしまうなら、地球等壊れてしまえばいい。寧ろ、そんなちゃっちい存在なのであれば、地球等人間と同列に位置する存在である。人も凡夫、地球も凡夫である。互いに傷つけ合う様もまた、まさに凡夫と凡夫の縁を表している。結局、地球すら人間と同列であれば、いよいよ私は厭離穢土欣求浄土といったものに傾倒しなくてはならぬ。私は抗った。抗ったが、その結果が厭離穢土欣求浄土である。不完全というものに私は傷付けられた。そして、地球も私も含めたあらゆるものが不完全であるが故に、私は超越的な何か以外は何も信じられない。望んでいるだけのはずが、最早一向にそれを信じて地獄に落ちるならそれはそれで後悔すべからず候と言った調子である。如何せんそれ以外に助けてくれる存在は居ないのである。居たと思えど刹那であり、不完全であり、結局は居ない。そんなものは信ずるに値しない。何やら脱線してしまったが、要は私は夏が嫌いだと言う事を言いたいのである。そして、列車に冷房を効かさない阪急電車もJRも嫌いである。そしてそんな事でブツブツとこうやって落書きをする私の事も嫌いである。しかし常に考えている事は私の幸福であるのだから、愈々私がわからない。
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