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よいチームを作るのに、必要なものは・・・

チーム、事業部、会社、人々の集団には、ある達成すべき目標があります。利益拡大であったり、勝利であったり、さらなる発展であったり。

例えば、その集団構成を天才ぞろいのオールスターメンバーで固めたとしても、まとまりのない寄せ合わせのチームだとしたら、強さを発揮するすばらしいチームとなるのか。

アニメ「黒子のバスケ」に登場してくる天才ぞろいの「キセキの世代」で構成している帝光中学バスケットボールチームは、チームとしてはバラバラではあるが、圧倒的個人力の結集で、他校を圧倒し、全国大会三連覇を果たす。

そのようなチームが、本当に強いチームといえるのか。
確かに、1992年バルセロナオリンピックのバスケットボールアメリカチームを構成した「ドリームチーム」は、チームとしての統一感が今ひとつであったとしても、他を圧倒し、金メダルを獲得しましたが。

リーダーはチームの必要条件

では、集団において、不可欠なこと。まずリーダーの存在です。
特に、リーダーを担っている人の影響力は、チームにとって強いものがあります。

ある調査によると、世界の企業の経営者の90%は、その経営者自身の期待が、自分たちの仕事の成功と他の人たちの成功に、決定的な影響力をもっていると信じているそうです。

リーダーには、人々の能力を引き出すように、影響力を発揮しなければならない使命があります。

その使命の源となる要素が、「文化の形成」または「チームの構成員に浸透している価値観」にあります。

その「文化の形成」度または「価値観の浸透」度によって、そのチームで克服していかなければならない「階層」ないし「ステップ」があります。

例えば最下層ステージでは、他者から孤立した「わたしの人生は最悪」を信条とした人たちの集まり。
このステージ人たちが集団をつくると、敵意むき出しのギャング組織などとして、集団が形成されるようです。

次のちょい上の2ステージにいくと、何かが欠落した影響力をもった人たちに囲まれた環境、その人たちの口ぐせは「わたしの人生は最低。あなた(他の人)はどうやらうまくやっているみたい。」
この人たちが、一致団結すると「無気力な犠牲者」の集まりになるようです。

次の3ステージにいくと、「わたしはすばらしい。だけどあなた(他の人)は違う」信条の人たちの集まり。
個人レベルで、相手をおとしめようと、しのぎを削る。
自分の優越的立場をひたすら追求する傾向。

次の4ステージは、「わたしたちはすばらしい。だけど彼らは違う」集団。
ここまでいくと、自らの居場所に誇りが持てます。

次の5ステージは、「人生はすばらしい」。
こんな集団に帰属し、自分自身も心からそう思えるようになれば、
最高ですね。

通常の組織、グループ、チームなどは、2ステージ(25%程度)か、よくて3ステージ(49%)のカテゴリーに当てはまるそうです。

ということは、リーダーには、人々に対して、肯定的期待をもつことが必要。

肯定的確信をもったリーダーが、潜在能力を発揮し、価値ある貢献をすることを表明すると、積極的・肯定的な期待の雰囲気が生まるようです。

いわばよい「価値観が浸透」していて、よいリーダーに恵まれているということ。

周りを見渡すと、道のりは、険しいかな?

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