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解放のあとで

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今秋、同時発行の『前衛アンソロジー2 解体する文学』連動企画。 投稿者が毎週2人ずつ「α・β」に分かれ、「コロナ禍」下での近況とその都度の話題について意見を交わします。
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2020年6月の記事一覧

解放のあとで 四通目 α

2020年6月28日  近頃はますます夏に近づくようで、空はいつも昨日より高く、つい先日までや…

解放のあとで 三通目 α

2020年6月19日  古谷氏の書簡を読ませていただきました。思想やジャーナリズムの関係性につ…

えすてる
4年前
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解放のあとで 三通目 β

 2020年6月21日  ↑Bさんへ  本日は夏至です。かなり久しぶりに髪を切り、これまたかなり…

歌猫まり
4年前
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解放のあとで 二週目 α

2020年6月15日  先週分の燕氏の書簡はいい巻頭でした。いい発破でした。一週間が経ちます。…

大沢野櫻
4年前
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解放の後で 二通目 β

2020年6月15日  松原さんへ  お返事が遅れてしまい申し訳ありません。  「つぎの…

↑B
4年前
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解放のあとで 一通目 α

2020年6月8日  緊急事態宣言、検察庁法改正案、アメリカでの黒人差別への抗議デモ………

幸村燕
4年前
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解放のあとで 一通目 β

2020年6月4日  一巡目のテーマ「アフターコロナ」に際して、手はじめに別の話をしよう。それはこの企画の姉妹篇でもある「生存書簡第二期」でも語られたサミュエル・ベケットについてだ。私が読み終えたベケットの作品は限られている。「鎮静剤」「追い出された男」「終わり」『モロイ』『ゴドーを待ちながら』と「反古草紙」を読みさし。あとは高橋康也『サミュエル・ベケット』とジェイムズ&エリザベス・ノウルソン『サミュエル・ベケット証言録』を斜め読みしたくらい。そして『マロウンは死ぬ』『名づ