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【勝手に人生相談 No.303】夫が家庭で負のオーラ (神奈川県・50代女性)

▼ご相談内容▼

50代パート女性。

50代夫と大学生の息子と高専の息子の家族です。

5年ほど前から主人が、職場での異動などに伴い、仕事で成果を出せず、人間関係を築くのが難しく、家庭では負のオーラを出しており、大変きつい5年を過ごしています。

2人の息子の受験について私に任せきりで、息子が大切な時に人生を導いてくれる良いお手本を見せることが出来ず。

リモートとはいえ家にいるだけの夫を目のあたりにしていました。

休みの日もほぼ家におりテレビを見たりして過ごし、私は見たいテレビも見たい時間にも見れずお昼を出し洗濯をし、過ごしてきました。

もう限界です。

私は2年前に閉経し、気分の落ち込みが激しく受験期に何もしてくれなかった旦那に怒りを感じ死にたくなります。

過去の主人の浮気なども思い出して、暗闇の中をさまよっています。

神奈川県・50代女性

▼やまのぼ回答▼

 ご相談者の論法は、何もかもご主人が悪い!原因は夫の負のオーラだ!と固く信じていらっしゃるようですが、そこが大きな問題だし、そこを解決さえすれば、死んでしまおうなんて、バカな考えなど抱かないと思います。 

 そこで、あなたに質問です!

 あなたにも責任があると思ったり、疑ったりしたことがありますか?ご相談内容には、ひとつも触れられていませんが、一番欠けているのは、ご自分にも責任があのでは?と疑ってみることです。

 ご主人の家での負のオーラの原因を、職場での人間関係だとわかっていながら、あなたは何をご主人にしてさし上げましたか?

 ただ、ご子息への悪影響を懸念するだけで、ご主人の心の負担軽減に、妻として家族として、やれることは数多あったと思います。

 例えば、ご主人の愚痴を聞いてあげ、ストレスを少しでも軽減してあげるとか、仕事とは全く違う話で盛り上げるとか、あなたのきつい5年間は、ご主人にとっては、もっときつかったと思います。

 お互いの苦しみも悲しみも、そして喜びも、分かち合えるのが夫婦であって、家族なのだと思います。もちろん、ご子息お二人を加えたご家族だと思います。

 ご家族から腫れ物にでも触れるように、羽を休めるべく家庭でも扱われたご主人の辛い心中しんちゅうを察してあげたことなど、一度もなかったのではありませんか?

 ご主人に要求する前に、あなたがしてあげられることはたくさんあります。炊事洗濯は確かに重労働で大変ですが、ご主人も職場では人間関係で大変なのです。家族とは役割分担なのです。

 お互い様なのです。あなたにも責任があるということです!

 ご夫婦がお相手の気持ちをまず考え、労わる気持ちが芽生えた暁には、さまよっている暗闇で、一条の光を見つけることが、きっと!出来ると思います。家族同士なのですから。


▼次回のご相談予告▼

 次回の【勝手に人生相談 No.304】茨城県・30代女性のご相談です。「夫の実家が同居望む」を、予定しております。


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