【勝手に人生相談 No.342】小学生 両親の不仲つらい (東京都・10代女性)
▼ご相談内容▼
10代の小学生。
不仲な父と母の離婚について相談です。
父は口数が少なく、「いただきます」や「ごちそうさま」「おはよう」などといった必要最低限の言葉しか話しません。
別世界にいるようです。
私は父が怒ると怖いと感じてしまい、反抗できず、今まで一度もけんかしたことがないので距離を感じます。
父はもう母のことを好きではないようです。
でも、生活のこともあって、私と姉が大人になるまでは、離婚はしないそうです。
毎日、友達や家族の前で笑顔を作るのがとてもつらいです。
大人になるまであと10年近く一緒にいることになるので、お互いに嫌な思いをするくらいなら別れてほしいです。
小学生の私にできることはあるのでしょうか。教えてください。
▼やまのぼ回答▼
小学生のあなたができることはあります。
いや！いや！やるべきことがあります。
それは、たったひとつしかありません。
しかし、それは一番重要なことです。
ご家族を集めて、あなたの忌憚のない、心のうちを全て話すべきです。
だからと言って、何ひとつ期待しないことです。
寡黙なくせに、一方的に怒る父親など、説得しようなんて思わないことです。あなたが言うように、しょせん、別世界の人なのですから。少なくとも今は。
さらに、欺瞞に満ちた自己犠牲を錦の御旗に、子どもたちが成人するまでと、子どもたちを、不毛な家族として巻き添えにしようとする、身勝手なご両親。
そんな、ご両親に何も期待しないことです。
まだ、幼いあなたが、どれほど胸を痛めているのか、淡々と話すことです。そして、あなたなりの将来の夢を話すことにしましょう！
多分、小学生のあなたが、幼い胸を痛めていることなど、少しも忖度できていないご両親は、青天霹靂の苦々しい思いを味わうことでしょう。
万が一、何ひとつ変わらなくても、ご両親があなたの苦しみに、気付いてくれることは確約できます。そのために、ぜひ、あなたの苦しい胸の内を全部吐露しましょう。
話せば判るという言葉があります。
でも、話してもわからない人はどこにでもいるものです。そんな人は、あなたの人間性をステップアップさせる、反面教師にすればいいと思います。
しかし、ご両親は選べないのだし、ご両親の改心を待ちながら、成人まで頑張るしかありません！その間に、あなた自身の世界を創造するように努めることです。
ご両親のことを客観視できるようになれば、また大人の階段をひとつ昇ったことになります！
▼次回のご相談予告▼
次回の【勝手に人生相談 No.343】奈良県・30代男性のご相談です。「実家の兄 自尊心だけ高く無職」を、予定しております。
▼【勝手に人生相談】のバックナンバーもお読みください▼
No.1～最新版まで併せてお読みいただける マガジンはコチラです👇
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか？