【勝手に人生相談 No.396】私の人格否定した義母 ( 岐阜県・50代女性)
▼ご相談内容▼
義母ががんで3ヶ月の余命宣言を受けて入院しています。
同居して30年、夫の実家に恨みがあります。
なぜあんなにひどい嫁いびりをしたのか。休みなく家業を手伝っても給料はもらえず、食べていけないから離婚もできない。
夫が不倫しても、義母は私の人格を否定してきた。
この気持ちをどう収めれば良いのでしょうか。
▼やまのぼ回答▼
あなた自身は、すべて正しい生き方をしてきましたか。
いや、正しいか正しくないかの判断は、世間の常識に照らしてですが。その常識すら、これだ！と言える確固たる生き方などありません。
私の言いたいことは、あなたが自ら選んだ生き方なのですから、どのような結果でも、あなたは自ら全て受けとめなければないということです。
夫の実家に同居することや、その義母と暮らすことを、納得した上で結婚したのですから、まずそのことを改めて、思い出してみましょう。
さらに、その嫁ぎ先で、人格まで否定されるほど、酷い仕打ちを受けながらも、歯を食いしばって生きて来たのも、自ら選んだ生き方だったわけです。
いまさら、グズグズ言い始めても、過ぎ去りし日々は戻りません。
夫に不倫されても、給料をもらえなくても、食べていけないから離婚しない！という生き方を選んだのも、誰でもありません！あなたなのです！
あなたが、最善な選択だと自分自身が信じたから、今日まで耐えたのです。いわば、全てあなたが創り出した境遇なのです。
こんな家でやってられない！と飛び出して、生きてゆく道もあったのです。でも、しがみついて頑張れたご自分に、ご褒美をあげるということで、折り合いをつけることはできませんか。
この先、グズグズ恨んで生きて行くこともできますが、すっかり忘れて楽しく生きて行くこともできるのです。
それは、あなたの考え方次第です。過去は過去として昇華し、楽しい未来を創ることに専念すればいいと思います。
私なら、楽しく生きて行く方を選びます。
▼次回のご相談予告▼
次回の【勝手に人生相談 No.397】香川県・50代女性のご相談です。「思い出の品をためこむ夫」を、予定しております。
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